私の世界・知らない世界―「イスラエル、シリアの化学兵器製造拠点を空爆か・・!?」
ネットのAFPの記事から、「シリア軍は7日、中部ハマ(Hama)近郊のマスヤフ(Masyaf)付近にある拠点の一つをイスラエル軍機が空爆し、2人が死亡したと発表・・」という話ですが、「イスラエルは攻撃への関与を認めてい・・」ということです。
イスラエル南部ネゲブ砂漠のハツェリム空軍基地で行われたイスラエル空軍パイロット養成学校の卒業式の航空ショーで離陸するF15戦闘機(2017年6月29日撮影、資料写真)。(c)AFP/JACK GUEZ
イスラエルが敵と考えるのはイスラム教シーア派原理主義でイラン・イラク(現在の政府はシーア派)・シリア(アサド政府)・レバノンのヒズボラで、イスラム国(ISIS=スンニ派)は敵の敵となり、「テヘラン(Tehran)からダマスカス(Damascus)に続くイスラム教シーア派の通路を是が非でも阻止・・」にはイスラム国(ISIS)の存在が必要です。
マスヤフ(Masyaf)の場所
ロシア海軍が使用するタルトゥース(Tartus)
話は別に;宇宙天気情報センターによると相当強い太陽フレアの影響が飛来するようです。
宇宙天気情報センターの予報
太陽面爆発と影響の強さ
ただ、X-classのフレアーと強力ですが、地球面に及ぼす範囲・影響はG1(マイナー)地磁気ストームだそうです。
<宇宙天気情報センターの今日の予報:00-24h>
Solar
Flares : Major flares expected (X-class flares
expected, probability>=50%)
Geomagnetic
Activity : Minor storm (K=5) expected
Solar
Protons : Proton event (>10 MeV) in progress
注)G1(マイナー)地磁気ストーム:Kp指数がKp = 5を測定する場合、G1(軽)地磁気嵐が有効である。
『イスラエル、シリアの化学兵器製造拠点を空爆か
(2017年9月8日 9:25 発信地:ダマスカス/シリア)
【9月8日 AFP】シリア軍は7日、中部ハマ(Hama)近郊のマスヤフ(Masyaf)付近にある拠点の一つをイスラエル軍機が空爆し、2人が死亡したと発表した。ある監視団によると、標的となったのは化学兵器の製造が疑われる施設だという。
イスラエルは攻撃への関与を認めていない。イスラエルは、シリアとイランなどそのイスラム教シーア派(Shiite)同盟勢力に対し、イスラエルは「テヘラン(Tehran)からダマスカス(Damascus)に続くイスラム教シーア派の通路」を是が非でも阻止すると間接的に警告していた。
空爆されたのは、中部ハマとロシア海軍が使用する港との間のマスヤフ近郊にある訓練所1か所と「科学研究センター(SSRC)」の支局。シリアの同盟国イランやレバノンのイスラム教シーア派原理主義組織ヒズボラ(Hezbollah)もこの施設を使用していたという。
米政府は、4月にシリア北西部イドリブ(Idlib)県のハンシャイフン(Khan Sheikhun)で起き多数の死者を出した化学兵器による攻撃で、SSRCが開発を支援したサリンガスが使われたと主張している。
ヒズボラは2006年、イスラエルと壊滅的な戦闘を繰り広げた。イスラエルは3月、ヒズボラ向けの武器を標的とした空爆を行っている。』(c)AFP
太陽フレア(Solar flare)
太陽で発生している爆発現象のことである。別称は太陽面爆発。
太陽系で最大の爆発現象で、小規模なものは1日3回程度起きている。多数の波長域の電磁波の増加によって観測される。特に大きな太陽フレアは白色光でも観測されることがあり、白色光フレアと呼ぶ。太陽の活動が活発なときに太陽黒点の付近で発生する事が多く、こうした領域を太陽活動領域と呼ぶ。太陽フレアの初めての観測は、1859年にイギリスの天文学者、リチャード・キャリントンによって行われた(1859年の太陽嵐)。・・・
X線強度による等級
現在最も広範に普及している太陽フレアの規模の指標である。 太陽全面から放射されるX線強度の最大値によって、低い方からA, B, C, M, Xの5つの等級に分類されており、Xが一番強い。10倍ごと(1桁上がるごと)に1つ上の等級となる。各等級はさらに1-10未満の数字で区分され、これらを組み合わせて「C3.2」というように表される。例えば、X2フレア (2 x 10−4 W/m2)は、X1フレア (10−4 W/m2) の2倍の強度、M5フレア (5 x 10−5 W/m2)の4倍の強度であることを示す。Xクラスの上はないため、Xクラスの数字は10を超えることがある。この値は、アメリカのGOES衛星が常時観測している大気圏外の波長100 - 800ピコメートルのX線の流束(単位:ワット毎平方メートル = W/m2)に基づく。
Hα等級
GOES衛星の打ち上げ以前、太陽フレアの観測初期から用いられている太陽フレアの等級である。Hα線(Hアルファ線、バルマー系列のうち656ナノメートルの電磁波)の観測画像から得られる。Hα線の強度と放射面の広さの2要素からなる。強度は(f)aint(淡い), (n)ormal(並), (b)rilliant(鮮やか)の3つの等級で表され、放射面の広さは観測できる半球の太陽表面積6.2 x 1012 km2に占める百万分率によりS, 1, 2, 3, 4の5つの等級で表される。例えば並の強度・広さSクラスであれば"Sn"(normal subflare, 並のサブフレア)と表される。
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