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2017年12月 7日 (木)

私の世界・知らない世界―「ロヒンギャ、ジェノサイド(大量虐殺)の可能性? と10万人を無人島移住計画・・!?」

 ネットのCNNから、「ロヒンギャ10万人を無人島へ、バングラが計画推進の決定・・!」というニュース(126日)とその中で「ザイド人権高等弁務官がジェノサイド(大量虐殺)の可能性を指摘」という話が出ていますが、それを載せているAFPの記事(125日)からです。

 まず、AFPの写真集から「ジェノサイド(大量虐殺)の可能性・・」が懸念されるロヒンギャ難民の人々の現況です。

バングラデシュの町コックスバザールに近いクトゥパロンの難民キャンプで、涙を流すロヒンギャの子ども(2017124日撮影)。(c)AFP/Ed JONES

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バングラデシュの町コックスバザールに近いクトゥパロンの難民キャンプで、支援物資を受け取るために並ぶロヒンギャの人々(2017124日撮影)。(c)AFP/Ed JONES

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バングラデシュの町コックスバザールに近いクトゥパロンの難民キャンプで、支援物資を受け取るために並ぶロヒンギャの子ども(2017124日撮影)。(c)AFP/Ed JONES

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バングラデシュの町コックスバザールに近いクトゥパロンの難民キャンプで、支援物資を受け取って運ぶロヒンギャの若者(2017124日撮影)。(c)AFP/Ed JONES

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バングラデシュの町コックスバザールに近いクトゥパロンの難民キャンプで、支援物資を受け取るために並ぶロヒンギャの子ども(2017124日撮影)。(c)AFP/Ed JONES

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バングラデシュの町コックスバザールに近いクトゥパロンの難民キャンプで、丘の上に立つロヒンギャの子ども(2017124日撮影)。(c)AFP/Ed JONES

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 AFPの写真集にあるバングラデシュの町コックスバザールに近いクトゥパロンの難民キャンプの場所ですが、取りあえずコックスバザールの位置です。

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 CNNの「本土から約60キロ離れたベンガル湾のテンガルチャール島」の場所ですが、ボイス・オブ・アメリカ(Voice of America, 略称:VOA)の「ロヒンギャ難民について懸念される、バングラデシュの移転計画」:“Rohingya Refugees Worried About Bangladesh's Relocation Plan”という記事に無人島の位置が示されています。

https://www.voanews.com/a/rohingya-worried-about-bangladesh-plan-to-move-them-to-isolated-island/3775502.html

ボイス・オブ・アメリカ(Voice of America, 略称:VOA

アメリカ合衆国政府が運営する国営放送である。国際的な放送でよく知られている放送局の一つである。日本語での呼称は「アメリカの声」である。本項では、原則として「ボイス・オブ・アメリカ」という呼称を用いる。

 真ん中の地図がそれですが、小さくてよく分からないのでマップや他の地図も添えておきます。

テンガルチャール島の場所

01

 マップで見ると拡大しても無いに等しい島です。

02

 ボイス・オブ・アメリカにのっている島野の写真でも、とんでもない所であることが想像されます。

03

『ロヒンギャ10万人を無人島へ、バングラが計画推進の決定

2017.12.06 Wed posted at 17:42 JST

(CNN) ミャンマーの少数派イスラム教徒ロヒンギャが隣国バングラデシュへ大量に避難している問題で、バングラデシュ政府は6日までに、ロヒンギャ難民約10万人を無人島へ移送する計画を進める決定を下した。これに対して人権団体から懸念の声が上がっている。

バングラデシュのカマル計画相が、2億7800万ドル(約310億円)規模となる計画の詳細を発表した。それによると、難民は2019年11月までに、本土から約60キロ離れたベンガル湾のテンガルチャール島へ移送される。

バングラデシュにはもともと約30万人のロヒンギャが避難していたが、今年8月以降、新たに推定62万6000人がミャンマー軍による暴力を訴えて流入した。

ミャンマー軍はロヒンギャ迫害を否定しているが、国連人権理事会が5日に開いた特別会合では、ザイド人権高等弁務官がジェノサイド(大量虐殺)の可能性を指摘した。

国際社会ではバングラデシュが難民を受け入れてきたことが高く評価されたものの、移送計画には批判が集中している。

島の面積は約3万ヘクタールだが、雨季にはその大半が冠水し、現在居住者はいない。

『ロヒンギャ問題に「ジェノサイドの要素」、国連人権高等弁務官が警鐘

2017125 22:30 発信地:ジュネーブ/スイス)

125 AFP】ミャンマーでイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)が暴力にさらされ、数か月のうちに約62万人が隣国バングラデシュに避難している問題について、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)のゼイド・ラアド・アル・フセイン(Zeid Ra'ad Al Hussein)氏は5日、「ジェノサイド(大量虐殺)の要素」をはらんでいる可能性があるとして警鐘を鳴らした。

 ゼイド高等弁務官は国連人権理事会(UN Human Rights Council)で、「無差別発砲による殺害、手投げ弾の使用、至近距離からの射撃、刺傷、殴殺、家族らが中にいる家屋の焼き打ち」など、ロヒンギャに向けられたとされる暴力行為の数々を並べ上げた。

 その上でゼイド氏は、「これら全てを考慮した上で、ジェノサイドの要素が存在する可能性を誰が排除できるだろうか」と問い掛けた。(C)AFP

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