私の世界・面白い話のネタ―「英国では、飼いネコをマイクロチップ化しないと500ポンドの罰金・・！？」

　ネットのメトロ（metro.co.uk）の「飼いネコをマイクロチップ化しないと500ポンド（約7万5千円：１ポンド＝約150円）の罰金を課せられる・・！？」：“Cat owners could now face £500 fine for not microchipping their pet”という記事から、「ウェールズに住むネコの飼い主は、飼いネコをマイクロチップ化（識別チップを皮下に埋め込む）しなければ、すぐに500ポンドの罰金を課せられる」という話しです。

　『ウェールズの環境担当大臣は「動物の福祉は私たちの優先事項である」と、「ネコの肩の皮膚下にマイクロチップを埋め込むことで動物を識別できるようにする」と発表・・』ということですが、愕いたことに、既に英国の法律で全ての犬は8週齢までにマイクロチップ化が義務化されており、ネコも！　ということです。

　動物を簡単に識別出来るのは、“便利”とは思います。例えば、お外で会ったネコに飼い主がいるか、野良か？　直ぐに分かり、逸れた子を飼い主の元に帰すことが出来ます。

話は別に：日本でこれをやると「次に、もう老人や子供にも！」ということになる、というか、もう携帯やスマホがその役目をして、徘徊や迷子・連れ去りを防ぐ意味で役立ち、便利な道具と思われています。

　老人や子供だけに終わらず、「普通に親子、夫婦、恋人、友人、職場で個人間の相互監視（何処で、何をしているか？）」が始まっていて、人々は他人の行動を知りたいという欲望を常に持ちます。

　一方、相当な規模と数の監視カメラの設置が行なわれており、人々は普通のこととし、むしろ「災害や犯罪防止に役立つ」と思っています。

　何が言いたいのか？　というと、「生まれた子や外来者には全てチップを埋め込み（マイナンバー：“国民背番号”とマイナンバー・カードはその先駆け）、全ての人々が監視下に置かれる、管理社会・・」が、直ぐ目の前に来ているということです。

　まず、国民が余り反対しない、外来者や犯罪者のチップ化（最初は携行義務化されたカードや腕輪などのウェアラブル端末？）から始まると思います