騙されてはいけない1534―今起こっている福島原発事故・「ＥＲＳＳ伝送計画について・・！？」

　東電の7月6日の記者会見配布資料に第61回特定原子力施設監視・評価検討会の8つの報告が載っています。

＜第61回特定原子力施設監視・評価検討会＞

　①福島第一原子力発電所の放出管理、モニタリングの状況

　②福島第一原子力発電所ＥＲＳＳ伝送計画について

　③福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋西側外壁の開口設置について

　④地震・津波対策の進捗状況

　⑤雨水流入対策の進捗状況

　⑥3号機燃料取扱設備クレーンの不具合原因調査状況

　⑦建屋滞留水等処理の進捗状況

　⑧東京電力福島第一原子力発電所中期的リスクの低減目標マップを踏まえた主な検討指示事項の対応状況について

　そのうち、「福島第一原子力発電所ＥＲＳＳ伝送計画について」と「建屋滞留水等処理の進捗状況」からです。

福島第一原子力発電所ＥＲＳＳ伝送計画について

　いつもの東電のやり方？　かも知れませんが、ＥＲＳＳやＳＰＤＳ－ＧＷ、プロコンと英文字の略語ばかり、かなりムカつく文言、説明です。

　なお、ＥＲＳＳはEmergency Response Support Systemで緊急時対策支援システムのこと、ＳＰＤＳはSafety parameter Display Systemで安全性パラメータ表示システムのようで、ＧＷはゲートウェイ（Gateway）かも知れません。

　“プロコン”はプロセス計算機のプロセス・コンピュータをプロコンとしているようです。

　話は別に、「建屋滞留水等処理の進捗状況」からですが、肝心の「】建屋滞留水処理の進め方」の図が最後の【参考】で出ているので紹介します。