« 私の世界・面白い話のネタ―ネコ物語・「視覚障害のあるネコの飼い主のための注意点・・のネコ!?」 | トップページ | 騙されてはいけない1534―今起こっている福島原発事故・「ERSS伝送計画について・・!?」 »

2018年7月 5日 (木)

私の世界・面白い話のネタ―「エクラノプラン(地面効果翼機)は凄い・・!?」

 大きな河川の淀川や琵琶湖、瀬戸内海などでは地面効果翼機が利用できるのでは? と思うのです。

 もちろん、開発元のロシアは大河川、大きな湖、内海(カスピ海や黒海?)、凹凸の少ない草原や砂漠、氷上(北極海の凍った部分)が多く、本当に良いアイデア、もっと利用されてもいいはずです。

 ロシアで開発されたエクラノプランはかなり実用化が進んでいました。

ルン級エクラノプラン。冷戦中の西側諸国ではソ連が開発した大型のエクラノプランを「カスピ海の怪物」と呼んでいた

Aa


A-90 オルリョーノク

04

02

 設計によりますが、翼が小さくコンパクト(胴も空力的)で、低空なので安全性が高く、航空機より大重量を搭載出来、速度が航空機並みなのです。

コンパクトなエクラノプランも・・

01

 ロシアはよからぬ野望があるのか、黒海から中東地域にまで派遣出来そうな? エクラノプラン型の空を飛ぶ航空母艦を考えているようです。

03

地面効果翼機(Wing In Ground-effect vehicle,WIG)

地面効果を利用して地表ないし水面から数十センチ~数メートルほどの高度で航行する航空機もしくは船舶の一種である。水面効果翼船や表面効果翼船(wing-in-Surface-Effect-Ship, SES, Ground Effect Machine, GEM) と幾つか異なる名称があるが、いずれも基本原理は同一である。 外見は主翼の短い航空機に近く、その翼によって揚力を得て浮上する。ゆえに航空機に準じる速度で航行することができ、一方で地面効果によって大きな揚力を発揮し、通常の航空機では不可能なほどの大重量を搭載できる。それほど普及してはいないものの第二次世界大戦頃から現在まで研究・開発が行われており、民間用・軍用として少なくない数の機体が製造されている。実用例として有名なものにロシアで開発されたエクラノプランがある。

エクラノプラン

ソ連で開発された地面効果翼機 (WIG) の総称で、平滑な地表面ないし水面上を機体の幅と同程度の高度を保って飛行し、それによって得られる地面効果を利用することで高速性と大量輸送を両立することを可能とするものである。(=ウィキペディア)

話の続き:日本では、東北大学流体科学研究所の研究グループによって研究されているエアロトレインというものもあります。超伝導のリニアモーターカーよりかなり安く済みそうですが、欠点は騒音です。

エアロトレイン(画像は研究室のHPより)

05


プロペラを動力とし軌道内を超低空飛行する地面効果翼機である。翼を取り付けた車両の移動による地面効果によって揚力を得て超低空を飛行する。東北大学流体科学研究所教授小濱泰昭の研究グループによって研究されている。

|

« 私の世界・面白い話のネタ―ネコ物語・「視覚障害のあるネコの飼い主のための注意点・・のネコ!?」 | トップページ | 騙されてはいけない1534―今起こっている福島原発事故・「ERSS伝送計画について・・!?」 »

面白話・話のネタ」カテゴリの記事

システム科学」カテゴリの記事

知らない世界」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 私の世界・面白い話のネタ―「エクラノプラン(地面効果翼機)は凄い・・!?」:

« 私の世界・面白い話のネタ―ネコ物語・「視覚障害のあるネコの飼い主のための注意点・・のネコ!?」 | トップページ | 騙されてはいけない1534―今起こっている福島原発事故・「ERSS伝送計画について・・!?」 »