私の世界・知らない世界―「フランスの核実験・・の話しついでに、日本の核実験について・・!?」
「フランスが南太平洋で繰り返し行った核実験・・!?」を言うだけでは片手落ち? というか、日本の状況も言う必要があると思うので、以下は「日本の核実験」についての私的な考えを少し・・です。
ウィキの「日本の核武装論」には、「2011年島村英紀は自著の中で、岸信介は1983年に出版された回顧録の中で「原子力開発は将来の日本が核武装するという選択肢を増やすためだ」と書いたように、原子力発電は軍事ミサイルを飛ばすための技術を磨くための宇宙開発とともに重要な国策として推進された、と述べた。」とあるように、日本の原子力開発には核装備の可能性が必ず付いて回るのです。
ただ、日本が核兵器を持とうとするには“核実験”が必要で、その場所を探すには日本の国土は余りにも狭いのです。
変な話ですが、これまでに実験を行なってきた、国土が広く問題が少ないロシアや中国、アメリカ、北朝鮮などと仲良くし、「その国の実験場で核実験をさしてもらう!」(皆の了承が必要?)という以外に方法がありません。
そして、「核実験をさしてもらう! ほど仲の良い関係に核兵器は不要」というパラドックスが付きまといます。
それとは別に生物や自然への影響や地殻変動、外交問題等を無視し、国際社会の反対を押し切ってゴリ押しで行なうとすれば、フランスのように無人? の離島で行なうこととなります。
その候補が、沖の鳥島と南鳥島と考えられるのです。どちらも、公務の人しか住んでいませんが、特に沖の鳥島はその熱心さを見ると、EEZ(=排他的経済水域)を気にするだけではないのでは? という感じがするのです。
注)島の周りにはレアアースがあるという話もあります。
沖の鳥島
太平洋(フィリピン海)上に位置する小笠原諸島に属する孤立島。サンゴ礁からなる島であり、東京都小笠原村に属する。日本の領土として最も南に位置しており日本最南端の島である。東京都心部から1,740km、硫黄島から720km、フィリピン海プレートのほぼ中央、九州・パラオ海嶺上に位置する、太平洋の絶海に孤立して形成された南北約1.7km、東西約4.5km、周囲約11kmほどのコメ粒形をしたサンゴ礁の島である。北回帰線の南に位置するため熱帯に属する。干潮時には環礁の大部分が海面上に姿を現しているが、満潮時には礁池内の東小島(旧称・東露岩)と北小島(旧称・北露岩)を除いて海面下となる。日本は1988年から北小島及び東小島に鉄製消波ブロックの設置とコンクリート護岸工事を施し、東小島にはチタン製防護ネットを被せて保護している。・・・
南鳥島
小笠原諸島の島。本州から1,800 km離れた日本の最東端としても知られている。行政上は東京都小笠原村に属する。一辺が約2kmのほぼ正三角形の形をしている平坦な島であり、最高地点の標高は9 mしかない。島の周囲はサンゴ礁で浅くなっているが、潮流が速いので泳ぐのは危険である。この海域は北西太平洋海盆に含まれ、島の周囲は深い海に囲まれている。サンゴ礁の外側はすぐに水深1,000 mの断崖となる。日本の島としては唯一日本海溝の東側にあり、日本で唯一太平洋プレート上にある。日本最東端の電子基準点が存在し、この電子基準点は日本で唯一太平洋プレート上にあることからプレート運動の監視に重要な意義を持っている。一般市民の定住者はなく、飛行場施設を管理する海上自衛隊硫黄島航空基地隊の南鳥島航空派遣隊(約10名)や気象庁南鳥島気象観測所(約10名)、関東地方整備局南鳥島港湾保全管理所(3名)の職員が交代で常駐する。・・・
南鳥島の位置
日本の核武装論
日本が核武装するかどうかについての議論である。核武装論は、広義には核兵器を保有していない国家における安全保障政策上の核武装の是非や利得についての議論を指し、狭義には核武装賛成論を指す。核兵器保有国においては、既に保有する核兵器をどのように運用整備するかという核戦略が議論される。
・・・
2011年島村英紀は自著の中で、岸信介は1983年に出版された回顧録の中で「原子力開発は将来の日本が核武装するという選択肢を増やすためだ」と書いたように、原子力発電は軍事ミサイルを飛ばすための技術を磨くための宇宙開発とともに重要な国策として推進された、と述べた。
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<核実験場の確保>
核武装するためには核実験が必須である。シミュレーションは核実験の実験データがなければコンピューターがあっても出来ない。過去の事例を見ると、「単なるブラフではない」実効的な核抑止力を行使している全ての国は、核実験により実用的な核兵器の保有を証明してきている。核実験を行う場合、実験場は本土から離れた無人島ということになる。離島は国定公園に指定されている場合もあり、固有種や絶滅危惧種などの希少生物や自然への影響が懸念される。また日本国民の海産物を大量に消費する食生活からして、海洋の放射能汚染は国民に対して深刻な影響を与える可能性がある(第五福竜丸事件と水爆マグロ騒動)。蝋山道雄は「離れ小島で地下実験しようものならどんな地殻変動が起きるか予想もできない」と批評している。
離島は必ずしも無人ではなく、EEZ(=排他的経済水域)の根拠の場合もあり、爆発によるこの消滅の危機さえ孕む。沖ノ鳥島に対して中国が「岩礁であって国際法上の島ではない(ゆえにEEZを認めない)」と主張しており、大陸棚資源や漁業権などの子々孫々までの国益も絡む。(=ウィキペディア)
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