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2019年4月24日 (水)

私の世界・知らない世界―「社会での宗教の役割拡大、賛成は米51% 日本は15%で最低・・!?」

 ネットのAFPの記事から、「米調査機関ピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center)は22日、宗教が社会でより大きな役割を果たすのが望ましいと考える米国人は51%に上ったとする調査結果を発表・・」という話です。

米首都ワシントンで、メラニア・トランプ夫人が持つ聖書に手を置いて大統領就任の宣誓をするドナルド・トランプ大統領(2017120日撮影、資料写真)。(c)Mark RALSTON / AFP

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In God We Trust(われらは神を信じる)」と印刷されている米50ドル札(2010127日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Paul J. RICHARDS

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 私の個人的な意見ですが、先進国については宗教が社会でより大きな役割を果たすのは望ましくないと思います。従って、「宗教が社会でより大きな役割を果たすのが望ましいと考える人の割合が最も低かったのは日本(15%)」は良いことだと思いますがまだ15%もあります。

 六師外道のプーラナ・カッサパほどではありませんが慈善事業や宗教的な社会行事も余り好みではありません・・というか、やっているのは人間なので何か怪しいところを感じることがあります。

 ただし、神様への信仰心が無いことはなく、仏教など既成の宗教者ではありませんが「観音大慈」を聞くと胸が熱くなる自分がいますし、オルダス・ハックスリー(Aldous Huxley)の「永遠の哲学」は入院中に読み直し、凄いと思い直しました。

「観音大慈」

寂光無為の都より 苦海の我等を助けんと

五濁悪世に示現して 慈愛の御手を伸べたもう

衆生の願いそのままに この世未来の二世かけて

救わせたもうぞ ありがたや 施無畏の御手にすがるべし

南無大慈観世音

<六師外道>

ゴータマ・シッダッタ(釈迦)とおよそ同時代のマガダ地方あたりで活躍した、釈迦に先行する6人の在野の思想家(サマナ)たちを、仏教の側から見て異端だと見なし、まとめて指すための呼称。古代インドには様々な思想家、諸教派が存在したが、その中でも有数の教派を、仏教側から見て、まとめて指すための呼称、総称である。 仏教の視点であるので、仏教以外の宗派の教説を異端だと見なし「外道」と呼んでおり、仏教を「内道」と呼んでいる。・・・

・プーラナ・カッサパ(Purana Kassapa 不蘭那(不蘭)迦葉))

無道徳論、道徳否定論:殺人や盗み、虚言などの悪行も悪をなしたことにはならず、祭祀、布施、修養、真実を語ること、感官の制御(ヨーガ)、自制などのいかなる善行を積んでも善をなしたことにならず、善悪いずれの報いも存在しないとした。釈迦と同時代人で、奴隷の子であったという。

・オルダス・レナード・ハクスリー

Aldous Leonard Huxley, 1894726日~19631122日)

イギリスの著作家。後にアメリカ合衆国に移住した。ヨーロッパにおいて著名な科学者を多数輩出したハクスリー家の一員で、祖父のトマス・ヘンリー・ハクスリーはダーウィンの進化論を支持した有名な生物学者、父のレナード・ハクスリーは文芸雑誌を担当する文人であった。長兄のジュリアン・ハクスリーもまた進化論で有名な生物学者で評論家、1946年から1948年までユネスコ事務局長を務めている。異母弟のアンドリュー・フィールディング・ハクスリーはノーベル生理学・医学賞受賞者。息子のマシュー・ハクスリー(英語版)も疫学者・人類学者として知られている。オルダス・ハクスリーは小説、エッセイ、詩、旅行記など多数発表したが、小説によってその名を広く知られている。・・・

1944年の著書『永遠の哲学』では古今東西の神秘主義者の思想を引用抜粋し、神的な実在を認識した人間の思想を研究した。特にインドの哲人ジッドゥ・クリシュナムルティとは長年家族ぐるみで親しく交流し、深い影響を受けた。・・・(=ウィキペディア)

「社会での宗教の役割拡大、賛成は米51% 日本は15%で最低 27か国調査

2019423 17:05 発信地:ニューヨーク/米国)

423 AFP】米調査機関ピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center)は22日、宗教が社会でより大きな役割を果たすのが望ましいと考える米国人は51%に上ったとする調査結果を発表した。一方で、望ましくないと考える米国人は18%だった。

 この調査は2018年に27か国で、それぞれの宗教を区別せず、各国で少なくとも1000人を対象に実施した。

 米国では教会と政治が分離されているにもかかわらず、大統領は就任宣誓の際に聖書を用いるのが慣例となっており、紙幣には「われらは神を信じる」と印刷されているなど、宗教は米国人の生活で重要な部分を占めている。

 米国とは対照的に、スウェーデン、フランス、オランダではそれぞれ51%、47%、45%の国民が、宗教が社会でより大きな役割を果たすのは望ましくないと考えていることが分かった。

 宗教が社会でより大きな役割を果たすのが望ましいと考える人の割合が最も高かったのはインドネシア(85%)で、ケニア(74%)、ナイジェリア(74%)、チュニジア(69%)が続いた。

 宗教が社会でより大きな役割を果たすのが望ましいと考える人の割合が最も低かったのは日本(15%)で、次いでスウェーデン(20%)、スペイン(23%)、フランス(24%)が低かった。

 米国では年齢層によって回答の傾向に違いがあり、宗教が社会でより大きな役割を果たすのが望ましいという人は、50歳以上では61%だったのに対し、1829歳では39%だった。(c)AFP

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