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2019年5月14日 (火)

騙されてはいけない1554―今起こっている福島原発事故・「クレーンの高さ足りず排気筒の解体作業延期・・!?」

 ネットの“NHK NEWS WEB”の514日の記事から、「福島第一原発 排気筒の解体作業延期 クレーンの高さ足りず」とついでに510日の「放射性物質の広がり ドローンで撮影できるシステム開発」という話です。

 前者は、前回の「福島第一原発の原子炉建屋 開けられる鍵が9000本以上」と全く同じに、杜撰な計画管理を通り越し、メチャクチャな驚くべきこと、クレーンの高さ能力はテストせずとも分かっているはずで、余裕を持たせていない計画が問題です。

現場をマップの航空写真で

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1号機側の福島第一原子力発電所ライブカメラ映像」より

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 というか、本当はもっと他に問題があって延期したような感じに思ってしまいます。

 そして後者の「放射性物質の広がをドローンで撮影・・」も何を今頃という感じ、余りにも悠長で遅すぎです。

 放射能汚染を調べるのにドローンを使うのは福島第一の現場でも以前からやっているのです。

ドローンで撮影(NHKより)

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『福島第一原発 排気筒の解体作業延期 クレーンの高さ足りず

2019514 458分福島第一)

東京電力福島第一原子力発電所の高さ120メートルの排気筒の解体について今月20日に始める予定でしたが、模擬の装置で確認したところ、クレーンの高さが足りないことがわかり、作業は延期となりました。作業開始の時期は未定だということです。

福島第一原発の1号機と2号機の建屋の隣には、事故で内部に高い濃度の放射性物質が付着している高さ120メートルの排気筒があり、地元の協力企業が今月20日から解体作業を始める予定でした。

しかし11日、模擬の解体装置をクレーンでつるして確認したところ、クレーンが必要な高さよりも1.6メートルほど足りないことがわかったということです。

東京電力は余裕をもって設計していたとしていますが、実際にはクレーンのアームの角度に誤差が生じ、想定よりも高さが足りなかったということです。

このため今月20日の解体作業は延期となりましたが、作業開始の時期は未定だということです。

『放射性物質の広がり ドローンで撮影できるシステム開発

2019510 440分福島第一)

福島第一原子力発電所の事故による汚染の状況を効率よく把握しようと、日本原子力研究開発機構などが、特殊なカメラを小型の無人機、ドローンに搭載し、空中から放射性物質の広がりを撮影できるシステムを開発しました。

福島県内の帰還困難区域では、原発事故で放射性物質がどのように広がっているのか、人が歩いたり、航空機を使ったりして測定していますが、時間やコストがかかることが課題です。

このため、日本原子力研究開発機構などは、汚染の状況を効率よく把握しようと、特殊な小型カメラをドローンに搭載し、放射性物質の広がりを撮影できるシステムを開発しました。

原子力機構の実証試験では、およそ7000平方メートルの敷地で放射線を測定した結果、人が歩いて測定すると半日以上かかった作業が、新たなシステムでは30分未満でできたということです。

測定されたデータは、航空写真をもとにした立体的な地図の上に放射性物質の分布量に応じて色分けして表示されます。

システムの実用化は今年度中を目指していて、原子力機構は、福島第一原発の廃炉作業でも活用が期待できるとしています。

原子力機構福島研究開発部門の鳥居建男さんは「このシステムを使えば、森林など人が入りにくいところでも、どこの放射線量が高いかいち早く知ることができる」と話していました。

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