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2019年7月11日 (木)

私の世界・面白い話のネタ―「アフリカ外で最古のヒト化石発見 人類移動の歴史塗り替え・・!?」

 ネットのAFPのニュースから、「ギリシャの洞窟で発見された頭蓋骨の化石を分析した結果、アフリカ以外で見つかった中では最古となる21万年前の現生人類(ヒト)の骨であることが分かった・・」という話ですが、ウィキによれば「ホモ・サピエンスは7万前にアフリカから外へ移住し始め(出アフリカ)、そのルートはアフリカ東部の突端であるいわゆるアフリカの角からラビア半島を経由したもの・・」というのが通説、相当違った話になります。

ハプログループAの移動(ウィキの「人の移動の歴史」より少し加工・編集)

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出アフリカと世界への拡散

現生人類の最も古い化石は、エチオピアのオモ遺跡から発見されたおよそ195,000年前のものとされてきたが、2004年にモロッコのJebel Irhoudの地層で発見された、頭蓋骨及びその同年代のもの思われる複数の石器がおよそ30万年前のものであると結論づけられた。アフリカ人の遺伝的多様性に関する広範な研究から、南西アフリカのナミビアとアンゴラの沿岸境界近くが現生人類の移動の起点だとされている。父系最古の遺伝子であるハプログループA (Y染色体)の分布もそれを示唆している。

現在広範に支持されているのはアフリカ単一起源説である。ホモ・サピエンスは7万前にアフリカから外へ移住し始め(出アフリカ)、そのルートはアフリカ東部の突端であるいわゆるアフリカの角からアラビア半島を経由したものだと考えられている。

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アフリカを出た現生人類はアラビア半島沿岸部を伝って現在のイラン付近に至り、そこを起点に、インドから東南アジア、オセアニア方面にむかう「南ルート」、中央アジアを経由してアルタイ山脈、東アジア、北アジア方面に向かう「北ルート」、中東、ヨーロッパに向かう「西ルート」の3方向に分かれた拡散した。人類のY染色体ハプログループ、ミトコンドリアDNAハプログループ、ピロリ菌および形質人類学的特徴もこの流れに対応しており、南ルートをとった集団がオーストラロイド、北ルートがモンゴロイド、西ルートがコーカソイド、非出アフリカがネグロイドということになる。・・・(=ウィキペディア)

  ・・で、ギリシャの洞窟の場所です。

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話は別に:最近、ネットのAFPやCNN、BBCのサイトがどんどん重くなって見づらくなて来ました。(リニューアルされたイングリッシュ・ロシア:“englishrussia.com”も! あまり見ていませんが・・)なるべく軽いサイトということで選んだつもりですが困った現象です。もちろん、私のパソコンの性能の問題もあるのでしょうが、スマホを主な対象としていて記事も動画付き!が多くなっているのです。

動画はものによるのですが、見るのに時間が掛かり嫌いで、これだという報道写真1枚が良いのです。後は場所さえきちんと書いてくれればいろいろ見に行って楽しめます。

それとマップも最近、何か?遅いというか固まることがありムカつきます。

スマホは便利なようですが、好きになれません。携帯で十分!です。

便利な道具やシステムは必ず人に仕返しします。特に電子マネーやポイント、マイナンバーなんて・・!?

『アフリカ外で最古のヒト化石発見 人類移動の歴史塗り替え

2019711 5:02 発信地:パリ/フランス)

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711AFP】ギリシャの洞窟で発見された頭蓋骨の化石を分析した結果、アフリカ以外で見つかった中では最古となる21万年前の現生人類(ヒト)の骨であることが分かったとの研究結果が10日、英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。これまで考えられていた人類の欧州到達時期を15万年以上さかのぼることとなる。

 ヒトのユーラシア大陸進出についての通説を覆すこの驚くべき発見はまた、現生人類ホモ・サピエンスが数万年かけてアフリカ外への移住を何度も試み、時には成功しないこともあったとの説を裏付けるものだ。

 欧州の南東部は長い間、現生人類がアフリカから移動した際の主要経路となったと考えられてきたが、これまでユーラシア大陸で見つかったヒトの最古の痕跡は約5万年前のものだった。ただ、初期人類のネアンデルタール(Neanderthal)人が太古の昔からユーラシア大陸全土に存在していたことを示す発見は複数あった。

 ギリシャの洞窟では1970年代、損傷のひどい頭蓋骨の化石2つが発見され、いずれも当時はネアンデルタール人のものと特定された。国際研究チームは今回、これらの頭蓋骨を最先端のコンピューターモデリングとウラン年代測法を用いて再調査した。

 2つの頭蓋骨うち、発見場所となった洞窟の名前にちなんで「Apidima 2」と名付けられたものは、17万年前のネアンデルタール人のものと特定された。しかし驚くべきことに、もう一つの「Apidima 1」は「Apidima 2」よりも最大で4万年ほど前のホモ・サピエンスと特定されたという。(c)AFP/Patrick GALEY

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