騙されてはいけない1567―今起こっている福島原発事故・『「Ｋ排水路放射能濃度高高警報」発生、3,000Bq/L・・！？』

　東電のＨＰにあるニュースリリースの参考資料、8月22日『福島第一原子力発電所　「Ｋ排水路放射能濃度高高警報」発生について』からです。

　Ｋ排水路PSFモニタにおいて放射能濃度高高警報（3,000Bq/L）が発生したことから、「Ｋ排水路分析結果」を報告していますが、3,000Bq/Lとはいかないまでもかなりの数値になっています。

　参考に、東電の示す基準値とそれまでＫ排水路分析結果の最高値を以下に載せておきます。

　そして、8月22日までの「Ｋ排水路分析結果」は二桁程度も低いレベルのものでした。

　東電はＫ排水路の図を載せていますが、分かり難いので別に排水路の図面と拡大したもの、それとマップの航空写真で大体の場所を紹介します。

　Ｋ排水路は各原子炉やプロセス主建屋など施設の前の道路の地下を通り、合流後に海岸縁の排水口近くの枡で汲み上げられパイプで原子炉取水口のある開渠部に排水されます。