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2019年8月 8日 (木)

私の世界・面白い話のネタ―「月に送られたクマムシ・・!?」

 ネットのCNNのニュースから、「今年4月、月面に墜落したイスラエルの探査機「ベレシート」には数千匹の「クマムシ」が乗せられていた・・」という話です。

探査機で月面に送られた微小生物「クマムシ」。過酷な環境を生き延びいずれ復活する?/Shutterstock

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 CNNの掲載画像は作り物?のような感じがしてピントこなくて、ウィキで調べると、意外に可愛い? というか1ミリ程度の虫なのに雌雄別で子供を作り健気に生きる生物なので応援したくなりました。

 何しろ、「熱帯から極地方、超深海底から高山、温泉の中まで、海洋・陸水・陸上のほとんどありとあらゆる環境に生息」と、干からびていても少しの水で息を吹き返すしぶとい奴です。

ウィキのクマムシの画像

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『探査機に乗せたクマムシ、月面で生息も 月に託した人類再生計画

2019.08.08 Thu posted at 09:30 JST

(CNN) 今年4月、月面に墜落したイスラエルの探査機「ベレシート」に乗せられていた数千匹の「クマムシ」は、月で生き延びていずれ息を吹き返すかもしれない――。プロジェクト関係者がそんな見通しを明らかにした。

クマムシは緩歩動物と呼ばれる微小生物で、体長は1ミリに満たず、超低温などの過酷な環境に耐えられる驚異的な生命力をもつ。非営利組織のアーチミッション財団は、脱水状態にさせたクマムシ数千匹をベレシートに乗せて宇宙へ送り出していた。

これは月に「ノアの箱舟」を送り込む試みの一環だった。ベレシートにはクマムシのほかにも、地球に関する3000万ページ分の情報を記録したディスクや、人間のDNAサンプルなどが搭載されていた。

アーチミッション財団の共同創業者ノバ・スピバック氏は、「クマムシは我々が知る限り最強の生命体だ。惑星の大変動を生き延びることができ、宇宙の真空状態や放射線にも耐えられる」と解説する。

脱水状態にさせたクマムシは、水を与えると息を吹き返す。もしも月面墜落を生き延びた場合、何年もたってから水を得て動き出す可能性もあるという。

クマムシと一緒に送り込んだ情報も墜落に耐え、遠い未来に人類を再生させる目的で使われることを願うとスピバック氏は言う。

「うまくいけば、ライブラリは無傷のまま月面に着地して、何十億年も存在し続けるかもしれない。遠い未来に、我々の子孫、または人類が滅びた後に進化した未来形の知的生命体が回収してくれる可能性もある」

「我々が送り込んだDNAと細胞を使えば、クローンを作成して人類や動植物をよみがえらせることもできるかもしれない」とスピバック氏は話している。

・緩歩動物(=通称:クマムシ(熊虫))

緩歩動物門に属する動物の総称である。4対8脚のずんぐりとした脚でゆっくり歩く姿から緩歩動物、また形がクマに似ていることからクマムシ(熊虫)と呼ばれている。また、以下に述べるように非常に強い耐久性を持つことからチョウメイムシ(長命虫)と言われたこともある。

体長は50マイクロメートルから1.7ミリメートル。熱帯から極地方、超深海底から高山、温泉の中まで、海洋・陸水・陸上のほとんどありとあらゆる環境に生息する。堆積物中の有機物に富む液体や、動物や植物の体液(細胞液)を吸入して食物としている。およそ1000種以上(うち海産のものは170種あまり)が知られている。

<外部形態>

体節制は不明確。基本的には頭部1環節と胴体4環節からなり、キチン質の厚いクチクラで覆われている。真クマムシ目のものは外面がほぼなめらかだが、異クマムシ目のものは装甲板や棘、毛などを持ち、変化に富んだ外見をしている。

胴体部の各節から出る4対の脚を持つ。歩脚は丸く突き出て関節がなく、先端には基本的に4-10本の爪、または粘着性の円盤状組織が備わっている。

頭部に眼点を持つものがあるが、持たないものもある。口の近くに口縁乳頭などの小突起を持つ例もあるが、外部に出た触角や口器などはない。

<内部形態>

体腔は生殖腺のまわりに限られる。口から胃、直腸からなる消化器系を持つ。排出物は顆粒状に蓄積され、脱皮の際にクチクラと一緒に捨てられる。

呼吸器系、循環器系はない。酸素、二酸化炭素の交換は、透過性のクチクラを通じて体表から直接行う。神経系ははしご状。通常、1対の眼点と、脳、2本の縦走神経によって結合された5個の腹側神経節を持つ。

<生殖と発生>

多くの種では雌雄異体だが、圧倒的に雌が多い。雌雄同体や単為発生も知られる。腸の背側に不対の卵巣又は精巣がある。産卵は単に産み落とす例もあるが、脱皮の際に脱皮殻の中に産み落とす例が知られ、脱皮殻内受精と呼ばれる。

幼生期はなく、直接発生して脱皮を繰り返して成長する。その際、体細胞の数が増加せず、個々の細胞の大きさが増すことで成長することが知られる。・・・(=ウィキペディア)

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