私の世界・面白い話のネタ―ネコ物語・「イヌだけでなく、危険なカプノサイトファーガ・カニモルサスを持つ・・のネコ!?」
ネットのCNNのニュースから、「オハイオ州に住む女性が、犬になめられたことが原因で感染症にかかり、地元病院で両手両脚を切断する手術を受け・・」という話ですが、ウィキによると感染症の原因菌の「カプノサイトファーガ・カニモルサス」はイヌだけでなく、ネコの常在菌(=健康なネコの歯肉の細菌叢の構成細菌)でもあり、ネコを注意する必要があるのはトキソプラズマだけではないのです。
米国の女性が飼い犬になめられたことで感染症にかかり、両手両脚を切断した/Gina Premier
特に、「免疫機能の低下がある人、アルコール中毒や糖尿病などの慢性疾患、免疫異常疾患、悪性腫瘍にかかっている、高齢者などが重症化に繋がりやすい」ということで、何か自分も相当ヤバそうなのに、手首引っ掻かれたり指を齧られたりして、「リストカットしてん・・!」などと人に見せびらかして喜んでいました。
潰瘍の塗り薬として使っているユーパスタコーワ軟膏だけが頼り、これを塗ると痛みは直ぐに消えます。ただし、「カプノサイトファーガ・カニモルサス」に特別効くということではありません・・多分!?
カプノサイトファーガ・カニモルサス(Capnocytophaga canimorsus)
通性嫌気性グラム陰性の桿菌で、人獣共通感染症の病原体である。イヌやネコの健康な歯肉の細菌叢の構成細菌である。・・・
主にイヌやネコなどによる咬傷・掻傷から感染し、発熱、倦怠感、腹痛、吐き気、頭痛などの症状を伴う。重症例では劇症の敗血症や髄膜炎を引き起こし、播種性血管内凝固症候群(DIC)や、敗血性ショック、多臓器不全に進行して死に至る事がある。脾臓摘出者がかかり易く、免疫機能の低下(アルコール中毒、糖尿病などの慢性疾患、免疫異常疾患、悪性腫瘍にかかっている方、高齢者など)が重症化に繋がりやすい。
<予防法>
動物との過度のふれあいは避け、動物と触れあった後は手洗いなどを確実に実行することが、厚生労働省により推奨されている。・・・(=ウィキペディア)
『飼い犬になめられ感染症発症、両手両脚を切断 米女性
(2019.08.05 Mon posted at 17:00 JST)
(CNN) 米オハイオ州に住む女性が、犬になめられたことが原因で感染症にかかり、地元病院で両手両脚を切断する手術を受けた。
マリー・トレイナーさんはドミニカ共和国プンタカナでの休暇から戻ってきた数日後、背中の痛みや吐き気を覚えて職場に休みの連絡を入れた。体温が乱高下したことを受け、5月11日未明にスターク郡の集中治療室に搬送された。
7日後、重い感染症にかかっていることが判明。原因は当初疑われた熱帯病ではなく、飼い犬のジャーマンシェパードによるキスだった。
飼い犬はトレイナーさんの開いた傷をなめたことがあり、恐らくこの時に細菌「カプノサイトファーガ・カニモルサス」に感染したとみられる。
地元病院の感染症責任者によると、集中治療室に入ってきたトレイナーさんは「せん妄」の症状を呈していた。直後に意識を失い、皮膚が急速に赤紫色に変化して壊疽(えそ)に至ったほか、血栓もできた。
その後、感染は鼻や耳、両脚、顔に広がっていった。
家族は手脚の切断を避けようとセカンドオピニオンを求めたが、医師たちの判断では既に手遅れだった。血液検査と培養検査の結果、カプノサイトファーガ感染症との診断が確定した。
トレイナーさんはこれまでに8回の手術を受け、現在は義肢の装着に向けて医師たちと取り組んでいる。
米疾病対策センター(CDC)によると、カプノサイトファーガは犬や猫にかまれたり、引っかかれたりすることで感染する。
ただ、大半の人は犬や猫と接触しても発病せず、カプノサイトファーガが人間に病気を引き起こすケースはまれ。最もリスクが高いのは、がん患者や脾臓(ひぞう)摘出者など免疫系が弱っている人だという。』
話は別に:「最近のチビ」ですが、昼間は私の寝床を占領して、いろいろな場所と フォームで寝ます。
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