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2019年12月24日 (火)

私の世界・面白い話のネタ―「カロリー消費に必要な運動量・・!?」

 ネットのBBCニュースから、。『「肥満にならないための健康的な食習慣を促進する・・」為に、「ピザ1枚分のカロリーを消費するには4時間のウォーキングが必要です」と食品のラベル表示の載せるべきだ・・』と「イギリスの調査チームが訴えている」という話ですが、記事にある“カロリー消費に必要な運動量(=平均)”が面白いので載せておきます。

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 注意する必要があるのはイギリスの話、日本の私のような老人とは代謝量が違い、足の悪い私にはウォーキングは無意味です。

 それとシリアルをボウル1杯など、食べようとも思わないし、「甘いソフトドリンク」など、聞いただけで身の毛がよだちます。(糖尿病の後遺症に悩む身にはとても怖くて・・)イギリス人の肥満とは関係ないことですが・・。

 今の日本の若い人(特に女性)は“痩せている”=“美しい”と勘違いして痩せ過ぎの風潮があるのも、“摂食障害へ”とまでは言いませんが気になることです。

 ただ最近、病院通いで気が付いたことですが、今までは日本人には見たことのないようなもの凄い肥満体を何人も(=日本人で)見かけるようになったのも事実で、テレビの食関連のグルメや大食い番組の多さも気になります。

 他人の飽食を羨んでいるだけなのかも・・!?

『「ピザのカロリー、消費にはウォーキング4時間」 ラベル記載すれば効果=英研究

食品のラベル表示に、その食品のカロリーを消費するにはどれだけの運動が必要か記載するべきだと、イギリスの調査チームが訴えている。

例えば、ピザ1枚分のカロリーを消費するには4時間のウォーキングが、チョコレートバー1本には22分間のランニングが必要となる。

英ラフバラ大学の研究チームは、こうしたエネルギーコストを記載することで、肥満にならないための健康的な食習慣を促進し、飽食を緩和することができると指摘した。

学術誌「Journal of Epidemiology and Community Health」に掲載された研究では、14の先行研究を基にした。

エネルギー消費をラベルに記載することで、1日当たりの摂取カロリーを200kcal減らすことができるという。

カロリーとは

・食べ物や飲み物に含まれるエネルギーは、カロリーで計算される。単位はkcal(キロカロリー)

・呼吸からランニングまで、1日に必要とされるエネルギー量は、成人男性は約2500kcal、女性は約2000kcalとされる

・消費カロリーより摂取カロリーが多い場合、エネルギーは脂肪として蓄積されるため、肥満になる恐れがある

・1日に食べすぎた量はわずかでも、それが毎日のことだとちりも積もって山となる+

食べ物のカロリー、運動で消費するには

ランニングは時速58キロ、ウォーキングは時速35キロから58キロを基準とした。

・シリアル(ボウル1杯、172kcal):ランニング16分、またはウォーキング21

・チョコレートバー(229kcal):ランニング22分、またはウォーキング42

・甘いソフトドリンク(138kcal):ランニング13分、またはウォーキング26

・ブルーベリー・マフィン(265kcal):ランニング25分、またはウォーキング48

・ポテトチップス(小袋、171kcal):ランニング16分、またはウォーキング31

・チキンとベーコンのサンドイッチ(445kcal):ランニング42分、またはウォーキング1時間22

それぞれの運動量はそれほど大きくないように感じられるが、研究チームは、この表示がイギリスの肥満問題に大きな影響を与えるとしている。

イギリスでは現在、成人の3分の2以上が過体重か肥満だとされている。

研究を主導したアマンダ・デイリー教授は、「食べ物について良い選択を促し、これまでより活発に運動するように促すため、色々な方法に注目している」と説明する。

そうした方法のひとつとして、食品に「必要な運動量」を記載することで、自分が何を口にしているのか分かりやすくなり、健康的な選択ができるようになるという。

デイリー教授は、間食やお菓子に含まれるカロリーを消費するのにどれだけの運動が必要かを知れば、多くの人がショックを受けるだろうと述べた。

「ほとんどの人が、食品に含まれるカロリーの量を少なく見積もっている。500キロカロリーのチョコレートマフィンを買えば、それは50分のランニングに相当する」とデイリー教授は指摘する。

「これは決してダイエットについての話ではない。食べ物の摂取にはエネルギーコストがかかるということを公衆に教育している。そうすれば、『カロリー消費に2時間もかかるチョコレートケーキを自分は本当に食べたいのか? 本当にその価値がある?』と、自問自答できる」

リスクの「引き金」になる可能性も

イギリスの王立公衆衛生協会は、できるだけ早くこのラベル表示を導入したい方針だ。多くの消費者にも歓迎されるだろうとみている。

声明で同協会は、「この種のラベル表示は、個人のカロリー摂取をエネルギー消費の文脈に落とし込むとともに、イギリスが直面する記録的な肥満を説明する一助になるだろう」と説明した。

「カロリー摂取では、小さな変化が大きな違いを生み、体重増加につながる」

デイリー教授は、大手食品メーカーやスーパーなどがこのラベル表示を試験導入することで、「実生活」での臨床試験を行えればと話している。

一方で、こうした食品表示によるリスクを指摘する声もある。

摂食障害の慈善団体「Beat」のトム・クィン氏は、「肥満を減らすことの重要性は理解しているが、こうした食品ラベルは、摂食障害の引き金となるリスクがある」と述べた。

「摂食障害を患う人の多くが、運動のし過ぎに悩まされている。食品に含まれるカロリーの燃焼にどれだけの運動が必要か記載されると、こうした症状を悪化させる危険がある」

(英語記事 Exercise calorie labels 'make food less tempting'

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