私の世界・知らない世界―「ベネチアの運河、美しさ取り戻す・・・!?」
ネットのCNNのニュースから、新型コロナウイルスのお陰?で「イタリア全土で封鎖状態が続く今、ベネチアの運河を流れる水が澄んで見え、小さな魚が泳ぐ姿も見られるように・・」という話です。
ただし、ベネチア市長によると、「水が澄んで見えるのは水質が改善したためではなく、運河の交通量が減って、沈殿物がボートに巻き上げられなくなったため・・」だそうです。
ベネチアの運河の様子。地元住民は水の透明度に大きな違いが生まれたことに気付いた /Courtesy Marco Capovilla
新型コロナ対応で緊急事態下にあるベネチアの様子=15日/NurPhoto/NurPhoto/NurPhoto via Getty Images
ネットのナショナルジオグラフィック・ニュースには『ギャラリー:新型コロナ、非常事態ベネチアの厳しい現実』という写真集から、
「新型コロナウイルスの感染がイタリア全土に拡大する中で、かつて「ラ・セレニッシマ(最も落ち着いた場所)」と呼ばれたベネチアが今、激しく動揺している。」
とあります。
ベネチアは昔のペストでも大きな禍を経験していて、“ポヴェーリア島”という隔離収容施設があるのを知りました。
「ペストが流行した1523年にロレート二巡礼する人々を描いた絵」と「ペストに対応した医師たちは当時くちばしのように尖った仮面を付け、くchばしの中にハーブの香草を詰め、蝋引きのコートを着ていた」
20年2月25日にカーニバルが中止されるまでは、仮面をつけている人は「ペシト医師の行進に参加出来た。
今のベネチア
ベネチアは若い頃、30年以上も前に行ったことがあり、その華やかさ=クリスタルな・・、『ゴンドラで歌うおじさん』や『にぎやかなパブ』、『水つき(=海水)のサン・マルコ広場』などなどを経験しています。
『ベネチアの運河、美しさ取り戻す 観光客激減で予想外の影響
(2020.03.17 Tue posted at 13:00 JST)
(CNN) 世界が新型コロナウイルス対策に追われる中で、今回のパンデミック(世界的大流行)が予想外の影響をもたらしている。
例えばイタリアで筆頭級の観光地ベネチア。普段であれば年間を通して観光客が押し寄せる。
しかしイタリア全土で封鎖状態が続く今、運河を流れる水が澄んで見え、小さな魚が泳ぐ姿も見られるようになった。
地元住民などがこうした写真を撮影してフェイスブックに掲載している。
ユーザーからは、「自然が生命を吹き返した。なんて美しい」「魚までいて、それを見られる機会があるのは素晴らしい」などのコメントが書き込まれた。
「ベニスは何と素晴らしいんだろう。このウイルスが美しさをもたらしてくれた」という書き込みもあった。
ただしベネチア市長によると、水が澄んで見えるのは水質が改善したためではなく、運河の交通量が減って、沈殿物がボートに巻き上げられなくなったためだという。
一方、住民の移動が制限されて水上バスやボートの交通量が減った影響で、大気汚染は改善された。』
ポヴェーリア( Poveglia)
イタリア・ヴェネツィアの潟にある島。ヴェネツィア本島の南、リード島の内側にある。面積は17エーカー(0.07平方キロメートル)。ポヴェーリアは、水路によって2つの部分に分けられる。
・・・
1776年、島はヴェネツィア共和国の Magistrato alla Sanità(公衆衛生局)の管轄となり、船でヴェネツィアに出入りするすべての商品や人々のチェックポイントとなった。1793年、2隻の船に数名のペスト患者がいたことから、島は一時的に隔離収容施設(検疫所、ラッツァレット (it:Lazzaretto) )として使われた。ナポレオン統治下の1805年には、軍の病院として使われた。ナポレオンの時代には、島にあったサン・ヴィターレ教会が取り壊され、鐘楼は灯台に転用された。
20世紀に入ると、再び検疫所として利用された。1922年に病院が開設され、1968年に閉鎖された。少なくとも最後の時期は、老人病院(老人ホーム)として使われたようである。病院閉鎖後、島の空き地は農地として貸し出されたが、放棄された。
2014年、イタリア政府は国有財産であるこの島を、99年間貸与するためのオークションにかけると発表した(これは財政難のイタリア政府による国有財産の売却・貸与の試みの一環で、ほかにも修道院跡や城跡など合計5物件がリストアップされた。政府は病院跡が高級ホテルとして改装されることを期待している。・・・(=ウィキペディア)
| 固定リンク
« 私の世界・面白い話のネタ―ネコ物語・「放し飼いの飼い猫は予想以上に野生生物への被害をもたらしているという研究・・のネコ!?」 | トップページ | 私の世界・知らない世界―「韓国では、検査の行われている割合がかなり高い・・、それでウイルスによる死亡率が低水準に・・!?」 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 私の世界・知らない世界―『サウジアラビアの超高層ビル、「ジッダ・タワー」の建設が約7年ぶりに再開・・!?』(2024.10.06)
- 私の世界・面白い話のネタ―ネコ物語・『“花祭り”でお出迎え!・・のネコ!?』(2023.11.24)
- 私の世界・面白い話のネタ―ネコ物語・『レニングラード動物園でマヌルネコの赤ちゃんが誕生・・のネコ!?』(2023.08.10)
- 私の世界・面白い話のネタ―『子ども4人、コロンビア密林で40日ぶりに無事発見・・の場所!?』(2023.06.13)
- 私の世界・面白い話のネタ―「スペインの村が丸ごと売りに出され、26万ユーロ(約3800万円)の値が・・!?」(2022.11.14)
「面白話・話のネタ」カテゴリの記事
- 私の世界・面白い話のネタ―ネコ物語・『ぬいぐるみのニャー?・・「えっ、助けてくれるの?」のネコ!?』(2024.11.06)
- 私の世界・知らない世界―『太陽の活動「極大期」にNASAなど発表・・かなりヤバイのでは!?』(2024.10.17)
- 私の世界・面白い話のネタ―ネコ物語・『“汚れ”ネコ・・のネコ!?』(2024.10.12)
- 私の世界・知らない世界―『サウジアラビアの超高層ビル、「ジッダ・タワー」の建設が約7年ぶりに再開・・!?』(2024.10.06)
- 私の世界・面白い話のネタ―ネコ物語・『気分に合わせてネコや犬のクールな顔は・・のネコ!?』(2024.09.20)
「知らない世界」カテゴリの記事
- 私の世界・知らない世界―『太陽の活動「極大期」にNASAなど発表・・かなりヤバイのでは!?』(2024.10.17)
- 私の世界・知らない世界―『サウジアラビアの超高層ビル、「ジッダ・タワー」の建設が約7年ぶりに再開・・!?』(2024.10.06)
- 私の世界・知らない世界―『インド首相のナレンドラ・モディの・・二股膏薬!?』(2024.08.24)
- 私の世界・知らない世界―『インドで急速に普及する電子決済システム・・で、日本では・・!?』(2024.05.20)
- 私の世界・知らない世界―『宇宙天気予報・・「非常に活発」レベルの太陽活動!?』(2024.05.11)
「終焉の始まり」カテゴリの記事
- 私の世界・知らない世界―『太陽の活動「極大期」にNASAなど発表・・かなりヤバイのでは!?』(2024.10.17)
- 私の世界・知らない世界―『インド首相のナレンドラ・モディの・・二股膏薬!?』(2024.08.24)
- 私の世界・面白い話のネタ―ネコ物語・『日本で劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)、過去最多・・お口直し、田舎のネコ!?』(2024.06.19)
- 私の世界・知らない世界―『宇宙天気予報・・「非常に活発」レベルの太陽活動!?』(2024.05.11)
- 私の世界・知らない世界―『砂地にクジラのような物体・・イランの弾道ミサイル!?』(2024.05.04)
コメント