私の世界―ネコ物語・『ストリート・キャットの「ボブ」が15日に・・のネコ!?』
ネットのBBC(bbc.com)とCNNの記事からストリート・キャットの「ボブ」が15日に死亡したということです。
ジェイムズ・ボウエンさんと相棒の「ボブ」(BBC)
自ら出演した映画のプレミアに、著者ボウエンさんと出席したボブ(BBC)
互いの交流がベストセラーを生んだジェームズ・ボウエンさんと猫のボブ/John Keeble/Getty Images(CNN)
飼いネコのチップ(2年前に9才で亡くなった雄ネコ)もジンジャー・キャットです。
チップが開け:「何か?悪いことした・・?」
「ボブ」は、調べると4回も紹介しています。本当に気に入ったネコです。
・私の世界・"ストリート猫のボブ:路上で男と猫は希望を持っている。"という話
http://masaki-knz.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-5367.html
・私の世界・面白い話のネタ―「赤猫ボブとジェームズ・ボーエンの感動的な物語」(再掲
http://masaki-knz.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-adc3.html
・私の世界・面白い話のネタ―「ボブという名前の野良猫が大道芸人を救った方法」
http://masaki-knz.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-f013.html
・私の世界・面白い話のネタ―ネコ物語・「ストリート・キャットのボブ!?」(再度)
http://masaki-knz.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-a903.html
『「ボブという名の猫」のボブが死亡 「少なくとも14歳」
(2020年06月17日)
「ボブという名のストリート・キャット」という本で世界的に有名になり、映画にも出演したロンドンのオス猫「ボブ」が15日に死亡した。飼い主で作家のジェイムズ・ボウエンさんと出版社が16日、フェイスブックの公式ページで発表した。ボブは「少なくとも14歳」だったという。
ボウエンさんは2007年、ロンドンで薬物依存症と格闘中に、野良状態でけがをしていた茶トラの雄猫と出会い、面倒を見始めた。「ボブ」と名づけたその猫は、ジェイムズさんに「毎朝起き上がる理由」を与えてくれたという。
ボブの死去が発表されると、ツイッターではイギリス発でハッシュタグ「#RIPBob(ボブ安らかに)」が多く使われ、トレンド入りした。
ホームレス支援雑誌「ビッグ・イシュー」を道端で売ったり、ロンドン中心部のコヴェント・ガーデンなどでギターの弾き語りをしたりして生活していたボウエンさんは、どこにでもボブを連れて行くようになり、1人と1匹のコンビは人気者になった。
ボウエンさんは自分とボブの経験について、2012年に「A Street Cat Named Bob: And How He Saved My Life」(ボブという名のストリートキャット 彼がどうやって僕の命を助けてくれたか)を発表。さらに続編など5作を出版した。「ボブ」のシリーズは40以上の言葉に翻訳されて、世界中で愛されている。
2016年に映画「ボブという名の猫」にもなり、ボブとしてボブ自身が出演した。
第2作「A Gift from Bob」(邦題「ボブがくれた世界」)も映画化され、今年後半に公開予定。これにもボブ自身が出演している。
ボウエンさんはフェイスブックで、ボブが自分の回復を助けてくれたと感謝する。
「端的に言えばそういうことです。相棒でいてくれた以上に、はるかにたくさんのものを僕にくれた。ボブがそばにいてくれたおかげで、自分が見失っていた方向性や目的を再発見できた」とボウエンさんは書いた。
ボブは本当に大勢の人に会って、何百万人もの人生にかかわった。ボブみたいな猫は今までいなかったし、これからもいない。自分の人生の光が消えてしまったみたいだ。ボブのことは決して忘れない」』
(英語記事 A Street Cat Named Bob: Stray who inspired series of books dies)
『ロンドンの迷い猫「ボブ」死ぬ、ホームレス男性との交流が書籍や映画に
(2020.06.18 Thu posted at 15:45 JST)
ロンドン(CNN) ホームレスの男性に薬物依存症から立ち直るきっかけを与えたエピソードが書籍や映画となって話題を集めた英ロンドンの迷い猫「ボブ」が、このほど息を引き取った。14歳前後だった。
ジェームズ・ボウエンさんが初めてボブに出会ったのは2007年。当時薬物依存症の克服を目指していたボウエンさんは、捨てられてけがをしている茶トラのボブを見つけ、世話をすることにした。
ボウエンさんはボブと並んでロンドンの路上に立ち、ギターの弾き語りをしながらホームレス支援の一環で制作される雑誌「ビッグイシュー」を販売した。
ボブとの間に思わぬ形で友情が生まれたことに触発されたボウエンさんは、1人と1匹の物語を本にまとめ、「ボブという名のストリート・キャット」のタイトルで出版。続編も発表した。
出版社によればこのシリーズは800万部を売り上げ、販売額は合計818万ポンド(約11億円)に達している。
2016年にはボブとの物語をもとにした映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」も公開された。この作品には、ボブが自らの役で出演している。
出版社が発表した声明の中でボウエンさんは「ボブは私の命を救ってくれた。端的に言えばそういうことだ。ただの仲の良さにとどまらない、あまりに多くのものをくれた。ボブがそばにいたおかげで、見失っていた人生の指針や目的を見つけることができた」と語った。ボブの年齢については「少なくとも14歳」と確認した。
また「奇跡的だった」と振り返る書籍や映画の成功を通じて「ボブはたくさんの人々に出会い、本当に数多くの人の心を動かした。これまでボブのような猫はいなかったし、再び現れることもないだろう」と付け加えた。
ビッグイシューの編集に携わるスティーブン・マッケンジーさんも、同誌のウェブサイト上でボブについて「素晴らしい猫だった」と、追悼の言葉を寄せた。』
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