騙されてはいけない1607―今起こっている福島原発事故・「一時保管エリアP排水枡における全ベータ値の上昇、ノッチタンクの汚染水全ベータ79,000Bq/L・・!?」
東電のHPにあるニュースリリースの参考資料2021年7月8日「福島第一原子力発電所 一時保管エリアP排水枡における全ベータ値の一時的な上昇について(続報2)」と7月12日「福島第一原子力発電所 一時保管エリアP排水枡における全ベータ値の一時的な上昇について(続報4)<訂正版>」からですが続報と続報3は紙面の都合上省略します。
なお、(続報2)の写真は拡大加工・編集しています。
(続報2)
(続報4)<訂正版>
前回7月5日の報告の続報ですが4回も出していて、このような場合の東電は相当ヤバイ、というか大変なことが起こっているものです。
直近では、騙されてはいけない1598―今起こっている福島原発事故・『「高警報」の発生について(続報4)、エリアW2にゲル状の塊・・!?』がその例です。
案の定、続報4では海洋流出の原因であるノッチタンクの汚染水が全ベータ79,000Bq/Lなどというトンデモない数値です。
前回報告のP排水枡の位置がいい加減で、?をつけましたがPエリアのノッチタンクの場所をマップの航空写真(拡大図)で示します。
今回もそうですが、東電は航空写真で現場を見せたがらない伏しがあります。
野外の汚染水タンクやノッチタンク、固体廃棄物のコンテナやシート養生した廃棄物などと、汚染廃棄物の貯蔵管理システムが巨大化し過ぎて相当大変なことになっているのが想像出来ます。
なお、ノッチタンクは「軽量でコンパクト。移動が簡単で狭い現場にも最適・・」などと云うように工事現場などで一時的に排水を貯めるもので、高濃度放射能汚染水を貯めておくものではありません。
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