私の世界・面白い話のネタ―『ニューヨークの「昆虫の料理」・・!?』
ネットのCNNの写真特集・ニュースから、単に「昆虫の料理」の話です。
特に、その趣味のない人、見たり想像しただけで寒気がして鳥肌になったり、蕁麻疹の出る人は見ないほうが良いので、写真を文の後ろにしています。
今は何でも平気でしすが、子どもの頃は偏食に近いくらい食べれないものが沢山ありました、というか、家では親父の嗜好から鶏肉や豚肉は食卓に出ませんでした。(注:「食事は“魚と牛肉”だけ、“鶏肉や豚肉”はなし」は、京都の町では意外に普通で、お金持ちだからではありません。普通のサラリーマン家庭でした。)
米食中心、牛乳など乳製品やパンもほとんど飲んだり食べたりしたことがありません。パンは“お八つ”と思っていました。
従って、学校給食は本当に食べられずに困りました。特に、米国から貰っていたと云う、“脱脂粉乳に黄色い栄養剤を添加したもの”は人間の食べ物とは到底思えませんでした。
その割に家は親父が少し変で、昆虫食は「イナゴは佃煮にすると美味しい・・!」と言って、イナゴを沢山採って来て炒ったものに砂糖と醤油を絡め甘辛くしたものは食べました。意外に香ばしくて、美味しいものです。
【いなごの佃煮】(=ウィキペディア)
バッタの仲間の昆虫・イナゴを佃煮にした料理である。
この料理の食味は一般的な佃煮と同じく甘辛く、わずかに緑茶の茶葉のような爽やかな風味もある。歯ごたえは小エビに似る。
イナゴは長野県や群馬県、山形県と宮城県の一部など、海産物が少ない山間部を中心に多く食用とされる。佃煮にされるのは、体長3センチメートル前後のイナゴの成虫である。関東の一部では売られている地域もある。
長野県伊那谷地方などのように、蜂の子やざざむし、ゲンゴロウといったイナゴ以外の昆虫(またはその幼虫)を佃煮とする地方もある[1]。また、佃煮のほか、イナゴを炒めた「なご炒り」という料理もある(長野県大町地方など)。
<材料・調理法>
・主な材料・調理法は以下の通り。
秋に田んぼなどで大量に発生するイナゴを集める。また、イナゴ料理が盛んな地域では、食用としてイナゴの生体が市販されている場合もある。数日飼って糞出しを行ったのち、ギザギザのある後ろ脚や羽を必要に応じて取り除く。ざるにいれて水洗いし、焙烙(ほうろく。素焼きの土鍋)などで炒ったあと、大鍋で長時間熱湯で煮る。醤油や砂糖などの調味料を加え、さらに数時間煮続けることで佃煮となる。
『NYのシェフお薦めの昆虫食、コオロギのチャーハンやクモの天ぷらも
(2021.11.27 Sat posted at 17:00 JST)
(CNN) タランチュラの天ぷらやおにぎりのサソリのせ、バッタのキャラメルポップコーンはいかが――? 米ニューヨーク市を拠点とするシェフのジョセフ・ユンさんは4年前、芸術プロジェクトとして昆虫の料理を始めた。今は気味が悪い生き物という認識を変化させ、「おいしくて栄養豊富で持続可能な」食材として昆虫に目を向けてもらいたいと訴える。
「とにかく昆虫が大好き」というユンさんは、昆虫食を推進する団体「ブルックリン・バグズ」の代表。「昆虫は多様性に富み、種類が非常に多く、私たち自身の生態系や生物多様性も昆虫に大きく依存している」と力説する。
世界には食べられる昆虫が2100種類以上も存在していて、ナッツやシトラス、チーズ、ココナツなどさまざまな味付けができるとユンさんは言い、「食用昆虫の味付けや食感、調理法のアイデアが素晴らしく豊富なことを、みんなに知ってもらいたい」と話す。
国連食糧農業機関(FAO)の2013年の報告書によると、昆虫は推定20億人が常食としているが、欧米諸国では昆虫食に対して不快感を感じる人も多い。
世界の食料調達はますます困難になっている。土地は不足し、海洋では乱獲が進む。その一方で世界の人口は50年までに90億人に増えると予想され、食料生産はほぼ2倍に増やす必要がある。
食料生産は環境にも影響を及ぼしている。人間が発生させる温室効果ガスのうち、14~17%は家畜業界が排出しているとの研究もある。
FAOによると、コオロギは畜牛の6分の1、羊の4分の1、豚や養鶏の半分の飼料で同じ量のたんぱく質を生産できる。欧米諸国で昆虫をおいしいと感じてもらえれば、たんぱく質が豊富な昆虫は持続可能な解決策になり得る。
自分たちの食習慣が環境に及ぼす影響を抑えるために、「世界中で、特に私の住むアメリカで、昆虫食が普通になってほしい」とユンさんは考えている。
昆虫食を試したいと思ってもどうすればいいか分からないという人に対してユンさんが勧めているのは、自分の好きな料理に昆虫を取り入れることだという。「新しい材料を使った新しい料理を考える必要はない。もし私のようにチャーハンを作るのが好きな人なら、私はコオロギでチャーハンを作るのが大好きだし、マカロニチーズにコオロギを乗せるのも大好き。チーズソースにコオロギパウダーをかけてもいい」
欧米でも昆虫食に対する見方を変えさせようとする取り組みは始まっている。12年には米国人起業家のパトリック・クロウリーさんがコオロギ粉を使ったプロテインバーを米国で発売。カナダでは14年に食用昆虫農場がオープンした。
昆虫食推進団体によると、19年には欧州で約900万人が昆虫や昆虫派生製品を消費した。消費者は30年までに3億9000万人に増えると予想している。
「1匹の昆虫が変化を起こせるのか。1人の人間が変化を起こせるのか」とユンさんは問いかける。「私たち1人ひとりに責任がある。1週間に1回、昆虫食を取り入れれば、大きな変化を生み出せる」』
・紫芋のピューレをかけたタランチュラの天ぷら/Brooklyn Bugs
・ごまおにぎりの上にのったサソリ/Brooklyn Bugs
・イナゴとアスパラガスの料理/Brooklyn Bugs
・バッタのキャラメルポップコーン/Brooklyn Bugs
・コオロギが盛られた卵/Brooklyn Bugs
・セミと豆腐の料理/Brooklyn Bugs
・セミのヌードル/Brooklyn Bugs
・クロアリをまぶしたワカモレ/Brooklyn Bugs
・クモに似ているが、別種の節足動物に属するウデムシ/Brooklyn Bugs
・ユンさんの厨房にある各種昆虫食。粉末状にされた食材も/Brooklyn Bugs
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