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2021年12月26日 (日)

私の世界・知らない世界―「ロシアはウクライナと戦争する準備・・のウクライナ国境“付近”!?」

 ネットのBBCのニュース解説から、「ロシアはウクライナで戦争をする準備を進めているのか?」という話です。

・ウクライナ国境付近のエリニャ(Yelnya)やポゴノヴォ(Pogonovo)、クリミアのノヴォオゼルノエ(Novoozernoye)でロシアが軍を増強していることが、今月撮影の衛星写真で見て取れる。白線で囲った部分が最近増やされた兵力(出典:マクサー・テクノロジーズ)

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・ウクライナ(UKRAINE)東部には、同国からの分離を主張する勢力が掌握している地域がある(青色部分)

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 ・・で。そのウクライナ国境“付近”というエリニャ(Yelnya)やポゴノヴォ(Pogonovo)、クリミアのノヴォオゼルノエ(Novoozernoye)の場所をマップで見たものですが、私の日本人的感覚で云うと、「そんなに、付近かなぁー?」という感じです、

 マサにロシアは広く、ロシア的感覚で云うとチョット先なのでしょう。

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『【解説】 ロシアはウクライナを侵攻するのか 現状について数々の疑問

20211224日)

ロシアはウクライナで戦争をする準備を進めているのか――。西側各国とウクライナの指導者はそれを懸念している。

ロシアがウクライナ南部の一部を併合し、同国東部の広い範囲で紛争を起こした「分離派」を支援したのは、つい7年前のことだ。

ロシアは現在、軍事行動をちらつかせている。これに対しアメリカは、ロシアが侵攻すれば、前例のない規模の制裁で報復すると言明している。

衝突が起こるリスクはどれくらい深刻なのか。

<ウクライナの地理>

ウクライナは欧州連合(EU)とロシアの両方と国境を接している。旧ソヴィエト連邦の一部だったことから、ロシアとは社会的、文化的につながりが深い。ロシア語も広い地域で使われている。

ウクライナは徐々にヨーロッパへと接近してきたが、ロシアは長年、これに反対してきた。

ウクライナでは2014年、親ロシアの大統領を国民が追放した。するとロシアは、ウクライナ南部クリミア半島を併合した。東部のドンバスと呼ばれる2地域では、ロシアの後ろ盾を受けた分離派が広い範囲を掌握した。

ロシア政府は現在、西側の集団防衛機構、北大西洋条約機構(NATO)に対して、ウクライナの加盟を認めないよう、保証を要求している。

<侵攻は現実的なのか>

ウクライナ東部における衝突は、2020年の停戦合意をよそに、今も続いている。

最も懸念されているのは、ウクライナ国境の外側にいるロシア軍だ。その規模は最大10万人に達すると、西側の情報当局はみている。

差し迫った脅威は感じられない。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が侵攻を決断したわけでもない。ただプーチン氏は、彼の言う「西側の攻撃的な姿勢」が続けば、「相応の報復的な軍事技術措置」を取ると表明している。

ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務次官は、緊張悪化によっては、1962年のキューバ・ミサイル危機のような状況に陥ると警告している。同危機では、アメリカとロシアが核戦争の手前まで行った。

西側やウクライナの情報当局は、来年の早い時期にも侵入や侵攻が起こり得るとみている。「情勢激化へロシア側の準備が整うのは、1月末の可能性が最も高い」と、ウクライナのオレクシイ・レズニコフ国防相は話す。

米中央情報局(CIA)のウィリアム・バーンズ長官は、プーチン大統領が「ロシアの軍と治安部隊を、一気に動ける場所に配置している」とみている。

こうしたロシアの動きは、自国の裏庭からNATO軍を追い払うための、ポーズに過ぎない可能性もある。

今年4月にも似たような状況があった。ロシア部隊の小規模な移動が確認されたが、ロシアは単なる訓練だと言い、その後に撤収した(ただ、部隊の一部しか撤収していないとみる専門家もいる)。目立った譲歩はなかった。

ロシアとアメリカは、話し合いを続けている。アメリカのジョー・バイデン大統領とプーチン氏は、127日にビデオ会談をし、緊張を和らげようとした。

NATOにロシアの安全の保証を要求し、その実現を重視するプーチン氏は、来年1月にスイス・ジュネーヴで予定されるアメリカとの協議に期待感を示している。

<ロシアの主張>

ロシアがクリミアと、ウクライナ東部からそう遠くない場所で、軍を増強していることを示す衛星写真がある。ロシアは当初、この写真について、騒ぎすぎだと反論した。ロシア軍のワレリー・ゲラシモフ参謀総長は、「ロシアのウクライナ侵攻が差し迫っているとするメディア情報は、うそだ」とさえ言った。

ところがプーチン大統領はその後、「敵対的な動きには、相応の軍事技術上の対応措置を取り、厳しく対処する」と警告している。

ロシアはウクライナについて、軍全体の半数に当たる125000人の兵士を東部に集結させていると非難。ロシアの支援を受ける分離派が支配する地域を、ウクライナが攻撃する予定だと主張している。一方のウクライナは、ロシアの言い分について、自分たちの計画を隠すための「プロパガンダのばかげた主張」だとしている。

ロシアはまた、NATOの国々がウクライナに武器を「大量供給」していると批判を重ねている。プーチン氏は、緊張をあおっているのはアメリカの方だと非難し、ロシアには「これ以上後退できる場所などない。我々がただ手をこまねいて座視するとでも(アメリカは)思っているのか」と述べた。

ロシアのこの言い分は、軍事行動の正当化にもなり得る。

ロシア上院の国際問題委員会のナンバー2、ウラジーミル・ジャバロフ氏は今月、ウクライナの反政府勢力が掌握する地域の住民約50万人に対し、ロシアのパスポートを発給したと明らかにした。そして、反政府勢力の指導者からロシアに支援の要請があれば、「もちろん、同胞を見捨てることはできない」と述べた。』

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