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2022年1月12日 (水)

私の世界・面白い話のネタ―「コロナ禍、市民の自由が大幅に制限・・!?」

 ネットのAFPの記事から、「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の結果、世界の中でも民主主義の歴史が古いとされる国々で市民の自由が大幅に制限され・・」という話ですが、対応の違いをいうだけ、どの国が良いというのではありません。

 ただ、AFPの載せている7枚の写真はドイツ(2枚)や特にイギリス(5枚)、みんな一応マスクしています、それで本元のフランスの写真がありません。

 忖度なのか?余りに酷いので載せられないのか、かなり変というか“おもろい”現象です。

注)写真はまとめています。

・ドイツ・ケルンの街角に掲げられた、マスク着用を求める看板(20211218日撮影)。(c) Ina FASSBENDER / AFP

・英ヒースロー空港のターミナル内に掲げられた入国者向けの掲示板。PCR検査と自己隔離を勧告する内容(20211130日撮影)。(c)Adrian DENNIS / AFP

・ドイツ・ミュンヘン近郊の村に掲げられた、FFP2マスクの着用を求める看板(20211118日撮影)。(c) Christof STACHE / AFP

・英ロンドンのホワイトホールを歩くマスク姿の人(202215日撮影)。(c)Tolga Akmen / AFP

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・新型コロナウイルスの検査会場を示す看板。英ロンドン北部ウォルサムストーで(20211230日撮影)。(c)Tolga Akmen / AFP

・英ロンドンのホワイトホールを歩くマスク姿の人(202215日撮影)。(c)Tolga Akmen / AFP

・英ロンドンのウェストミンスター駅に向かうマスク姿の人(202215日撮影)。(c)Tolga Akmen / AFP

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『自由は二の次? コロナで変わる欧州の民主主義国

2022112 8:00 発信地:パリ/フランス)

112 AFP】繰り返されるロックダウン(都市封鎖)、マスク着用の義務化、娯楽・スポーツ施設利用時のワクチンパス(接種証明書)提示──新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の結果、世界の中でも民主主義の歴史が古いとされる国々で市民の自由が大幅に制限されてきた。

 ウイルスとの闘いの名の下、中でも、いち早く基本的な自由を制限する方針を打ち出したのが欧州各国だ

 米国も強硬な対策を講じてきた。世界の大半の国からの入国を20か月にわたり禁止。連邦政府の全職員や大企業の社員のワクチン接種を義務化した。

 独ベルリンを拠点とする人権監視団体、「欧州自由人権協会(Civil Liberties Union for Europe)」は昨年の報告書で、ワクチン未接種者を標的とするような措置は「既存の不平等を拡大させる恐れがある」と警告。「さまざまな自由と権利を享受する市民と、排除される市民から成る2層社会が生まれかねない」と指摘した。

<■迫害か、保護か?>

 各国政府は、パンデミックの初期段階では徹底的なロックダウンや外出制限によって、感染拡大の抑え込みを図った。だが昨年は多くの国が戦略の見直しに取り掛かり、ワクチン接種完了を示すデジタルパスを発行し始めた。

 しかし今また変異株オミクロンの拡大を受けて、一律的な措置に戻す政府もある。

 オーストリア政府は昨年12月、部分的ロックダウンを解除した後も、ワクチン未接種者の自宅待機を継続した。2月には欧州で初めて、全国民にワクチン接種を基本義務化する。

 英国のボリス・ジョンソン(Boris Johnson)首相もワクチン接種の義務化「検討」の必要性について触れたことがある。

 一方、フランス政府はドイツに続き、ワクチン未接種者をレストラン、映画館、レジャー施設から締め出す方向だ。

 コロナ危機の当初は、行動制限に対する世論の支持は高かった。だが、パンデミック疲れによって、新たな制限に対する抵抗感が強まってきている。

 ワクチン未接種者は、差別を受けていると訴える。中には、第2次世界大戦(World War II)下の欧州でユダヤ人が受けた迫害に例える人もいる。

ー■最も厳しいフランスと東欧ー

 こうした不満をうまく利用しているのが、極右・極左政党だ。

 ドイツでは、企業寄りの自由民主党(Free DemocratsFDP)が厳格なロックダウンに反対し続けた結果、9月の総選挙で得票数を大きく伸ばした。

 4月に大統領選を控えるフランスでは、極右候補のマリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)氏とエリック・ゼムール(Eric Zemmour)氏が、マクロン大統領の提案するワクチンパスに真っ向から反対している。

 欧州はおおむね、公衆衛生を守る必要性と市民的自由の擁護とのバランスを取りながら、社会的に大混乱が起きる事態は免れてきた。

 フランスの政治学者ラウル・マーニベルトン(Raul Magni-Berton)氏は、欧州の約40か国で課されたコロナ関連の制限を精査し、フランスと東欧諸国が最も厳しい措置を取っていると指摘した。

 この調査によると、個人の自由を最大限尊重しているのは、英国やスイスなど最古参の民主主義国だ。また制限が比較的緩やかな国は、オランダのような連立政権の国、あるいはドイツのように中央政府と地方政府が権限を分担している国とされた。』(c)AFP/Julien DURY

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