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2022年1月 2日 (日)

私の世界・面白い話のネタ―ネコ物語・『また、エルミタージュ美術館のネコ・・のネコ!?』

 ネットのCNNの記事から、「ロシアのサンクトペテルブルクにある国立エルミタージュ美術に飼われているネコ」の話ですが、エルミタージュ美術館のネコは以前に私の世界・面白い話のネタ―ネコ物語・「遺産を残してもらった、エルミタージュ美術館・・のネコ!?」や私の世界・面白い話のネタ―ネコ物語・「ロシアのサンクトペテルブルク、エルミタージュ美術館・・のネコ!?」(その①)と(その②)で紹介、かなり有名な話です。

・ロシア・エルミタージュ美術館を訪れる(CNNの動画より)

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・エルミタージュ美術館の「大玉座の間」/Kev Broad/CNN

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・ネズミを探して美術館の地下を歩く猫/Kev Broad/CNN

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『今も実在する「貴族猫」、エルミタージュ美術館に受け継がれる伝統 ロシア

2021.12.31 Fri posted at 17:19 JST

(CNN) ロシアのサンクトペテルブルクにある国立エルミタージュ美術館。大広間を歩くと、足元の配管からかすかな鳴き声が聞こえてくるかもしれない。

かつてロシア皇帝の宮殿だった「冬宮」の地下に広がる空間では、50匹ほどの猫たちが、まるで王族のような待遇を受けている。「猫の家」と呼ばれるメインルームでエルミタージュの職員に食事などの世話をしてもらい、必要な時は獣医師が駆け付ける。

宮殿には、仲間の猫たちとの触れ合いを好まない非社交的な猫たちのための特別な部屋もある。地下の広間を散歩したり、大きなパイプの上に寝そべったり、宮殿の隅々まで自由に駆け回ったりする猫もいる。

エルミタージュには猫専用の報道官、マリア・ハルトゥネンさんもいる。猫たちは展示室には入れないため、一般客の目に触れることはほとんどない。それでも人気の高さは変わらないとハルトゥネンさんは言う。

「多分、とても温厚だからかもしれないし、巨大な美術館と可愛い猫という変わった組み合わせのせいかもしれない」。ちなみにハルトゥネンさんには猫アレルギーがあるという。

<美術館の守護者>

現代のエルミタージュ美術館は5つの建物が一般に公開されており、その中心にあるのが冬宮だ。300年ほど前に建造された宮殿には、最初から猫がいた。女帝エリザベータが布告を出し、宮殿の地下のネズミを退治させるため、サンクトペテルブルクの南東にあるカザンの町から約1200キロをはるばる旅して猫を連れて来るよう命令した。

猫たちは今も同美術館の地下にすみついている。美術館の面積は23万3000平方メートルと世界最大級。レンブラントやマティスの作品、古代ギリシャの壺(つぼ)など300万点以上の美術品や工芸品を所蔵する。

館内の散策は、ロシア皇帝の足跡をたどるに等しい。「紋章の間」から「戦争の間」へと抜け、「大玉座の間」に入ると、その名の通り、ロマノフ王朝時代の玉座の前に立つことができる。

女帝エリザベータはこの宮殿のバロック様式を承認し、晩年の1750年代~60年代にかけて宮殿が建造された。その父のピョートル1世は、サンクトペテルブルクの創建者でもあり、国家の西洋化を推し進めて最先端のイタリア建築の建物を建設した。

エルミタージュのコレクションは、芸術作品を収集した女帝エカテリーナ2世の治世に生まれた。美術館の猫たちの伝説も受け継がれ、エカテリーナ2世は猫たちを「美術館の守護者」と呼んだと伝えられる。

冬宮の隣には「小エルミタージュ」が建設されて美術館となったが、冬宮は私設美術館のままだった。冬宮が一般に公開されたのは1852年、ニコライ1世の治世だった。

<館長の目を通してみる美術館>

現在館長を務めるミハイル・ピオトロフスキー氏は宮殿の隅々まで知り尽くしている。父は40年近くも館長を務め、ピオトロフスキー氏は広間を歩き回りながら育った。

同美術館の芸術作品はどれも必見だとピオトロフスキー館長は主張する。だが中でも注目すべきは、女帝エカテリーナ2世が収集したあの有名な孔雀(くじゃく)の時計だ。庭園を見晴らす止まり木の上にとまった金箔(きんぱく)の時計は、機械仕掛けで動く実物大の3羽の鳥で構成される。

「孔雀は天国の鳥であり、庭園はある意味で天国を象徴している。いってみれば、美術館の中に小さな天国がある」(ピオトロフスキー館長)

<ソ連の崩壊と猫たちの復興>

ピオトロフスキー館長が1990年代初めに就任した当時、国は混乱のさなかにあった。ソ連が91年に崩壊した後、経済危機に直面し、窮状に陥った市民はペットを捨てるほかなくなった。

美術館は、当時地下に残っていた数匹に加え、そうした野良猫の一部を受け入れることを決めた。

その理由についてピオトロフスキー館長は「人間性の象徴、動物に対する人間の愛情の象徴」を示しかったと振り返る。ただし「誰もが好んだわけではない。みんなが猫のにおいを好きだったわけではない」と言い添えた。

長年の間、美術館の職員たちは勤務時間外に猫に餌をやったり面倒を見たりしてきたが、今は寄付にも支えられている。毎年開かれる「猫の日」には子どもたちがやって来て、猫について学んだり猫の絵を描いたりする。

今も宮殿の猫たちは、ネズミ捕りの任務を忠実にこなす。最年長の22歳の猫でさえも。

「ネズミが猫の近くを通れば捕まえる。みんなとてもいい仕事をしている」とハルツネンさんは目を細める。

地下の猫たちと地上の芸術作品に引き寄せられて、同美術館には世界中から観覧者が訪れる。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まった当初、エルミタージュの芸術作品はオンラインでしか鑑賞できなった。しかしピオトロフスキー館長は、この壮麗さの中で作品と対面することの大切さが認識されるようになったと語る。

「偉大な象徴的美術館だと思う」と館長は言い、同美術館は何世紀もの間、幾多の戦争や政治的混乱を切り抜けてきたと指摘、「エルミタージュのような歴史を持つ美術館はほかに存在しない」と強調した。』

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