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2023年5月19日 (金)

騙されてはいけない1651―今起こっている福島原発事故・「多核種除去設備等処理水放出、「放出停止」判断を700 ベクレル/㍑ に・・!?」

 東電のHPにあるニュースリリースの参考資料2023518日「福島第一原子力発電所 多核種除去設備等処理水放出に係る海域モニタリングにおける指標(異常値)等について」からです。

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 東電は「放出時のトリチウム濃度の上限値を1,500 ベクレル/㍑と定め、設備や測定の不確かさを考慮しても1,500 ベクレル/㍑を上回らない値として、放出時の運用上限値を約700ベクレル/㍑とし・・」と言っていますが、放流濃度も問題ですが、私的にはどの程度の放射性物質濃度のものを希釈して放流するのかその量の方が気になります。

 ちなみに、東電の資料ではBタンクエリアのD7タンクがトリチウム放射濃度実測値が最大で147万ベクレル/㍑ になり、これを700ベクレル/㍑以下にするには2000倍以上に希釈が必要です。

 現在の汚染水の貯蔵量が約132万トン、ALPS処理水がまだ3割程度で、将来的にはますます増加すると思われますが、132万トン×1000倍(平均を2分の1とした)でも大変な量で、10万トン/日で処理しても約36年も掛かります。

 何か計算ミスしてるんとちゃうやろか?という感じです。

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