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2023年7月

2023年7月27日 (木)

私の世界・面白い話のネタ―ネコ物語・『ホワイトハウスの犬「コマンダー」とネコの「ウィロウ」・・のネコ!?』

 ネットのAFPの記事から「バイデン米大統領が、愛犬に手を焼いている・・」という話です。

・米首都ワシントンのホワイトハウスで、バルコニーから外を眺めるジョー・バイデン米大統領の愛犬「コマンダー」(20221121日撮影)。(c)SAUL LOEB / AFP

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 記事の最後に、「バイデン夫妻は現在、「ウィロー」という名前の猫も飼っている」ということなので、調べて見るとBBCの記事に『米ホワイトハウス、猫を迎える 名前は「ウィロウ」』(2022129日)というのがありました。

 以下は、公表したジル・バイデン大統領夫人のソーシャルメディアと記事の写真です。

・ホワイトハウスで暮らし始めた「ウィロウ」。ジル・バイデン大統領夫人が写真を公開した

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『バイデン氏愛犬、またも「かみつき事件」

2023726 13:02 発信地:ワシントンD.C./米国)

726 AFP】ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領が、またもや愛犬に手を焼いている。ジャーマンシェパードの「コマンダー」がホワイトハウス(White House)をはじめ、あちこちで「かみつき事件」を起こしている。一家の飼い犬で、職員をかんだのは2匹目。

 コマンダーは子犬だった2021年、ホワイトハウスに迎え入れられた。米メディアによれば、これまでに少なくとも10回は人にかみついており、再訓練を受ける必要がある。職員の1人は病院で治療を受けたという。

 米CNNは、保守派団体が情報自由法に基づいて公開請求した大統領警護隊(シークレットサービス)隊員の電子メールを引用。この中で同隊員は、コマンダーが飛び掛かって来た際にジル・バイデン(Jill Biden)大統領夫人は「制御できなかった」とし、「隊員や職員が襲われるか、かまれるのは時間の問題だ」と報告していた。

 ジル夫人の報道官はCNNに対し、慌ただしいホワイトハウスは「ペットにとってストレスの多い環境」だと説明した上で、大統領夫妻はシークレットサービスや職員と協力し、新たな訓練などに取り組んでいると述べた。

 バイデン夫妻が以前にホワイトハウスで飼っていたジャーマンシェパードの「メジャー」も職員にかみついていた。一時、デラウェア州にあるバイデン氏の自宅に送り返されて追加訓練を受けていたが、その後、一家の友人に引き取られた。

 バイデン夫妻は現在、「ウィロー」という名前の猫も飼っている。(c)AFP

 

『米ホワイトハウス、猫を迎える 名前は「ウィロウ」

2022129日)

ジョー・バイデン米大統領一家が、ホワイトハウスに猫を新しく迎え入れた。ジル・バイデン大統領夫人が28日、写真をソーシャルメディアで公表した。

バイデン一家に加わったのは、2歳になる雌の「ウィロウ」。ジルさんの報道官によると、猫が生まれたペンシルヴェニア州ウィロウ・グローヴにちなんで、「柳」を意味する「ウィロウ」の名前がつけられた。フィラデルフィア郊外のウィロウ・グローヴは、ジルさんが育った場所でもある。

ウィロウは灰色のしま猫で、目は緑。

ジルさんの報道官マイケル・ラローザ氏はAP通信に、「ウィロウはお気に入りのおもちゃやおやつに囲まれて、ホワイトハウスに落ち着きつつある。あちこちにおいをかいで探検して回る場所はたくさんあるので」と話した。

ジルさんがウィロウと初めて出会ったのは、2020年の大統領選の最中だった。バイデン氏の出身地ペンシルヴェニアで選挙集会を開いていたところ、ウィロウがいきなり「飛び入り」参加をして舞台に上がり、そこにいたジルさんと予定外の対面をしたのがきっかけだった。

「(ジルさんとウィロウが)ただちに仲良くなるのを見て、(ウィロウが生まれた)農場のオーナーは、彼女はバイデン博士のものだとすぐに理解した」のだと、ラローザ報道官は説明した。

現在のホワイトハウスには、先住のジャーマンシェパード犬「コマンダー」もいる。

バイデン夫妻がホワイトハウスに引っ越した当初、ジャーマンシェパードの「チャンプ」と「メイジャー」も一緒に来ていた。しかし、「チャンプ」は昨年6月に13歳で死亡した。3歳の「メイジャー」は、ホワイトハウスで何度か人をかむなど、人の出入りが多い環境に慣れられずにいたため、昨年12月にもっと静かな環境で穏やかに生活できるよう、デラウェア州に住むバイデン一家の友人家族に譲られた。

ホワイトハウスに飼い猫が暮らすのは、ジョージ・W・ブッシュ政権以来。ブッシュ一家と20年近くを共にした黒いアメリカンショートヘアの「インディア」が2009年に死んで以来、ウィロウが初のホワイトハウス猫になった。

バラク・オバマ元大統領一家はホワイトハウスで、2匹のポーチュギーズ・ウォータードッグ「ボー」と「サニー」を飼っていた。ほかにも多くの大統領が愛犬と暮らしたほか、ビル・クリントン、ジミー・カーター、ジェラルド・フォードの歴代大統領一家は猫を飼っていた。ほかにも、ハムスターやラクーン、鳥と暮らす大統領たちもいた。

在任中に動物を飼わなかった大統領は、ジェイムズ・ポルク第11代大統領、アンドリュー・ジョンソン第17代大統領、ドナルド・トランプ前大統領の3人。

(英語記事 White House welcomes new cat named Willow

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2023年7月25日 (火)

騙されてはいけない1658―今起こっている福島原発事故・「港湾魚類対策の取り組み、東波除堤における魚類移動防止網本設化等、工事・・!?」

 東電のHPにあるニュースリリースの参考資料2023724日「福島第一原子力発電所 港湾魚類対策の取り組みについて(東波除堤における魚類移動防止網本設化等、工事の開始予定)」からです。

 以下の報告には、「参考資料」として2023626日公表の「福島第一原子力発電所 港湾魚類対策の取り組みについて」が添付されていますが、頁数が多くなり、当ブログの2023627日:『騙されてはいけない1655―今起こっている福島原発事故・「トリチウム希釈水の海への放出設備がほぼ完成・・で、港湾魚類の汚染!?」』に載せているので省きます。

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 東電の「港湾内のセシウム濃度の高い魚類が港湾外に移動することを防止」する「港湾魚類対策工事!」ですが、既に何年も魚類対策として取りまくって大した数もいないと思える、ネットで港湾外に出て行けなくしている魚に神経質なのが何か変?というか、他に別の目的があるような気がします。

 「1-4号機取水路開渠」は魚類汚染が問題なら埋め立てるか、閉止すれば良いと思うのですが、いまだにネットの魚類移動防止網です。

 「1-4号機取水路開渠」や「港湾」は大規模な除染装置?と言えなくもありません。

 港湾も閉止して、すぐ横に別の港を作れば良いのでは?

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2023年7月23日 (日)

私の世界・面白い話のネタ―ネコ物語・『「拾われて、治される子ネコ」と「えっ、赤ちゃん?」・・のネコ!?』

 いつものロシアの生活情報サイト“yaplakal”(“Яплакал”)から、“Найденному на улице котёнку с деформированными конечностями сняли гипс и он начал двигаться:「路上で見つけた手足が変形した子ネコに絆創膏を貼り(少し治って)、動き出した・・」と“Для чего дошёл прогресс”:「進歩は何のためにあるのか?」という投稿動画・写真を編集したものです。

 『Котёнка двух дней от роду нашла на улице собака волонтёра. Несмотря на «ворчливое» выражение мордочки, Наггетс оказался очень активным и проявил большую волю к жизни. Его лапки деформированы с рождения — передние оказались изогнуты на 90 градусов. Наложенные шины исправили это. Впереди малыша ожидают ещё несколько операций, призванных исправить остальные дефекты.』:「生れて2日目の子ネコがボランティア犬によって路上で発見されました。 ナゲッツと名付けられた子ネコは、いつも「不機嫌な」表情の割に非常に活発で、生きる強い意志を示しました。 彼の足は生まれながら変形しており、前足は90度曲がっていました。 厚めの絆創膏を貼って修正しあめてました。まだ、生まれながらの問題を矯正するためにさらに数回の手術を要します。」

・拾われて、治される子ネコ

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 『и не знал что такое бывает』:「そして何が起こっているのか?」

・「そんなうざいこと、止めてよ!」

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・「何かあるの?」

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・「えっ、赤ちゃん?・・」

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2023年7月19日 (水)

私の世界・面白い話のネタ―ネコ物語・『少しでも周りを囲われたい!隠れ願望を持つ・・のネコ!?』

 ロシアの生活情報サイト“yaplakal”(“Яплакал”)から、“Ловушки для котов:「ネコ用の罠」という投稿写真を編集したもので、ネコは「少しでも周りを囲われたい!」、隠れるという願望を持っています。

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 百獣の王ライオンも同じネコ、囲われたい願望を持っています。

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2023年7月18日 (火)

騙されてはいけない1657―今起こっている福島原発事故・『「福島第一原発の処理水放出、恐怖と事実が対抗する地元・・」とBBC・・の炭素14!?』

 ネットのBBC・NEWS(JAPAN)の「福島第一原発の処理水放出、恐怖と事実が対抗する地元を取材」からです。

 東電は「濾過(ろか)によって処理水から60種類以上の放射性物質を取り除ける・・」としていますが、完全に放射性物質がなくなるわけではなく、水素と炭素の放射性同位体で、水から分離するのは困難なトリチウムと炭素14は残るのです。

 「トリチウムだけでなく“炭素14”も残る!」が初耳?は恥ずかしい限りですが、“炭素14”は放射性炭素年代測定に使う半減期(ある核種について存在量の半数が崩壊するのにかかる時間)が約5730年というものです。

・放射性炭素年代測定(radiocarbon dating

炭素の放射性同位体の一つである14Cの性質を利用して有機物を含む物体の年代測定を行う手法である。1940年代の後半にシカゴ大学のウィラード・リビーによって研究開発され、それによってリビーは1960年のノーベル化学賞を受賞した。日本語では炭素14法、炭素年代測定法、C14法、C14年代測定法とも言われる。

地球大気中に豊富に存在する窒素(14N)に宇宙線が作用することで14Cが恒常的に作られていることを利用した方法である。発生した14Cは大気中の酸素と結合して放射性二酸化炭素となり、光合成によって植物に取り込まれ、さらに植物を食べた動物に取り込まれる。個々の14Cはやがて放射性崩壊を起こして別の核種に変わるが、外部からの供給が続けば体内の14C量はある平衡値に落ち着くことになる。しかしそれらの動物や植物が死ぬと、環境との炭素交換が止まるため14Cは減る一方となる。すなわち、木切れや骨片など生体に由来する試料に含まれる14Cの量を測定すれば、元となった生物がいつ死んだかを知ることができる。14Cの半減期(ある核種について存在量の半数が崩壊するのにかかる時間)は約5730年であり、試料が古いほど検出すべき14Cの量は低下していくので、信頼性のある年代測定が行えるのは最大で約5万年前までに限られる。・・・(=ウィキペディア)

・放射能に汚染された水の安全性、福島原発の水槽で証明できるのか(BBC動画初期画面より)

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『福島第一原発の処理水放出、恐怖と事実が対抗する地元を取材

2023717日:シャイマ・ハリル、東京特派員)

・福島第一原子力発電所から車で約1時間のところにある研究室で、木村亜衣さんは白衣と手袋を着けて、サンプルの魚を切り刻んでいた。

認定NPO法人「いわき放射能市民測定室 たらちね」の理事を務める木村さんは1年に4回、ボランティアの人たちと共に、原発周辺の海から魚を採取してくる。「たらちね」は2011年、東日本大震災による壊滅的な津波が原子炉を襲い、メルトダウンが起きた数カ月後に設立された。それ以降、この作業は続いている。

木村さんを含め、「たらちね」を運営する女性の誰もが、科学者ではない。「たらちね」とは、日本の古い言葉で「母親」を指す。そして津波に見舞われた後、地元の住民は子供たちに食べさせられる安全なものを探すためにこの研究室を立ち上げたのだと、木村さんは話す。放射線のリスクに関する情報を入手するのが、困難だったからだ。そして、放射性物質の検査と検査結果の記録方法を専門家から教わり、資金を募り、独学を始めた。

それは、原発で事故が起こり得るなど、思ってもいなかった地域社会が、大惨事の挙句にたどりついた決断だった。あれから12年がたち、「たらちね」の人々は再び、日本政府を信用できるのか苦悩している。政府は今、同原発にたまる「処理水」を太平洋に放出しても安全だと主張している。

 

日本政府はすでに、原子炉の冷却に使われている処理水100万トン以上を今年中に放出する方針を示しており、今月初めにそのためのゴーサインを得た。貯蔵されている処理水の量は、オリンピック用の水泳プール500杯分に相当する。原発構内に保管されている処理水のタンクは、すでに1000基を超え、場所がなくなりつつある。そのため、処理水はどこかへ移さなくてはならないのだ。

日本の原子力規制委員会は今月7日、福島第1原子力発電所の処理水放出に関し、設備検査の合格を示す終了証を東京電力に交付した。処理水放出のための設備が整ったことを意味する。

国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長も、2年間にわたる調査の結果、処理水の放出が人や環境に与える影響は「無視できる程度」だと述べた。韓国も同様の評価を下したものの、原発の周辺地域でとれた日本の水産物の輸入禁止を堅持している。中国と香港も、同様の禁止措置を延長すると発表した。

しかし、福島やその周辺に住む人々は納得していない。

・「たらちね」のボランティアの女性たちが、福島第一原発近くの海岸でサンプルを採集している

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「その処理汚染水をどのぐらい処理してきてるかも、私達はまだ分からない」、「だから断固反対です」と、木村さんは言う。また、多くの地元の家庭が、処理水の放出を心配していると付け加えた。

東京電力は、濾過(ろか)によって処理水から60種類以上の放射性物質を取り除けるとしているが、完全に放射性物質がなくなるわけではない。水素と炭素の放射性同位体で、水から分離するのは困難なトリチウムと炭素14は残る。しかし専門家らは、トリチウムと炭素14から放出される放射線は弱く、大量に摂取しない限りは危険ではないとしている。残った放射性物質を減らすため、放出前に処理水を海水と混ぜて希釈するプロセスがあるのはそのためだ。

日本政府は、濾過と検査が終わった段階では、処理水は世界各地の原発から放出される水と変わらないものになるとしている。

・「見えない敵」

しかし、放射線という「見えない敵」について常に思い起こさせられる福島では、恐怖と事実がせめぎあっている。

原発事故の後、日本政府は第1原発から半径20km圏内に立ち入りを禁止する「警戒区域」を設定。さらに原発から30キロ以上離れた一部地域にも「計画的避難区域」が設定された。避難指示の対象は約15万人に上った(20118月時点)。

避難指示区域の範囲はその後、さまざまに変更された。しかし、人が住めない「帰還困難区域」は今なお残り、そこでは長いこと放置されたままの家の屋根や窓を緑が覆っている。

店先の看板は色あせてしまったが、人通りの少ない狭い通りには、金属製の障壁や立入禁止を示す黄色いテープが残っている。

「たらちね」の研究室でさえ、この地域社会がいかに「見えない敵」を恐れているかを証明している。

・木村亜衣さんは、「たらちね」の研究室でサンプルの調査を続けている

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メインラボでは、ボランティアの1人がガンマ線を調べるため、キャベツを刻んでいる。別のボランティアの人は、サンプルの検査の前に水を処理している。廊下には近くの住宅で使った掃除機から採取した土やチリを入れた袋が置いてある。ラボの奥では、放射線検査のために食品が乾燥されている。壁には原発や周辺の海を示した地図や図表がかけられており、どの程度の放射線が検知されたか、放射性物質がどれだけ遠くまで届いたか、さまざまな色で示されている。

「たらちね」の女性たちは、サンプルを採取するだけでなく、地元住民から送られてきたものの検査も行っている。

「秋になると、ドングリを持ってくる親子がいます。日本ではドングリに爪楊枝を刺してコマを作るんです。多分政府は(ドングリが)どれくらい汚染されているかと知る必要はないと思うんですけど。(中略)子供の遊ぶ公園の環境測定もしてほしいとお母さんたちに依頼されます」

この研究室では、さまざまなサンプルでストロンチウム90やトリチウム、セシウム134、セシウム137といった放射性物質を測定し、レベルの経年変化を追跡している。

「私たちはホームページに常にデータを公表して、誰でも見れるようにしています」と木村さんは言う。

木村さんは、「測定を通じて、少しずつ放射性物質が食物の中から減少していることを確認してきたんです」と話す。処理水が海洋放出されると、せっかくこの減少を支えてきた自然の力が無に帰してしまうのではないかと懸念している。

木村さんは、反対の多い放出計画は大きな後退だと考えている。2011年の震災以来「心に残っている傷」がまだあり、今回の決定でその傷口が開いてしまったと言う。

処理水の放出計画は、2年にわたって進められてきた。専門家は、この計画は、長期的でコストのかかる除染作業に必要な段階だと主張する。同原発を廃炉するには、メルトダウンした原子炉の中に残る放射性廃棄物を除去しなくてはならない。そのためにはまず、2011年に津波に襲われて以来、原子炉を冷やすために使われてきた水を放出する必要がある。

・処理された汚染水は1000基以上のタンクに保管されている

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東京電力廃炉推進カンパニーの小野明代表は今年3月、AP通信の取材に対し、原子炉内の被害を完全に理解し始めたばかりだと語った。

小野代表は、最も緊急の課題は、原発周辺をきれいにするための放水を安全に開始することだと説明。また、メルトダウンしたがれきを全体的に冷やす必要があるため、さらに水を入れるスペースを確保する必要があると語った。

分子病理学の専門家で、日本の科学者と共に放射線を研究し、福島第一原発の報告書についてIAEAに助言したジェリー・トーマスさんは、「本当の問題は、放射線による実際の物理的な影響ではなく、我々の恐怖心です」と話す。

トーマスさんは、科学的な見地は震災後間もなく、対立する原子力活動家の間で失われたと指摘。日本政府は衝撃と恐怖に怯える国民を安心させるために、必要な予防措置を講じていることを示すために多大な労力を費やしたと話した。

「政治家たちは、自分たちが用心深く、人々を気遣っていると証明しようとしています。しかし実際に人々が受け取るメッセージは、これは本当に、本当に危険なものに違いない、というものです」

・恐怖の影響力

こうした恐怖や信頼の欠如は簡単にぬぐいさることができない。そのことが今や、明らかになってきている。

さらに悪いことに、この問題は生計にも影響を及ぼす。漁業関係者らは、処理水の放出によって獲った魚の評判に傷がつき、値上がりにつながり、すでに困難な仕事がさらに悪化すると話す。この地域の漁業は原発事故から完全には立ち直っておらず、現在も政府の補助金に頼っている状態だという。

原発の敷地内では、東京電力の山中和夫さんが、2つの水槽を指さしている。片方には普通の海水が、もう片方には海に放出される予定の汚染水と同じ放射能レベルに調整した海水が入っており、その中をヒラメが泳いでいる。海洋生物飼育試験の責任者である山中さんは、水槽の魚は注意深く観察されていると話す。魚の体内のトリチウム濃度は、最初に上がり、停滞する。その後、標準的な海水に戻されると、魚はそれを体外に排出する。

「私は放射線の専門家なので、トリチウムによる人体や生物への影響が非常に少ないのはわかっています」と、山中さんは語る。

「ですが、どうしても同じ放射能というくくりになって、不安だけが先行してしまいます」

「こういうデータと映像が少しでも安心につながればいいと思っています」

一方、3世代にわたって漁業に携わってきた高橋通さんの気持ちは、安心からは程遠い。

「絶対反対です。もう今、風評は出てるんです。福島県産は買いませんという業者が出てきています」

・この地域で漁業を営む高橋通さん(左)は、すでに仕事に影響が出ていると話す

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高橋さんにとって、この問題は自分自身に直接かかわるものだ。福島県機船底曳網漁業組合連合会の会長として、見守るべき人々がいるからだ。それだけに、家業をやめるという選択肢はない。

現在のビジネスは、2011年の震災前に比べればほんのわずかだと、高橋さんは話す。「今は小型船も含めてまだ30億円ですが、震災前はこの地区船で70億円は上がっていたんです」。

高橋さんは、処理水が放出されれば事態はさらに悪くなると危惧(きぐ)している。中国と韓国はすでに、輸入禁止措置を取っている。

科学的な証拠がこうした懸念を払拭するのに十分かという質問に、東京電力の山中さんは、「風評だけは、我々がどんなにきれい事を言っても直るものではない」と認めた。

「地道にこういう一つ一つの努力が積み重なって、収まっていくものだと思います」

失った信頼の回復には時間がかかる。原発関係者はBBCの取材にこう話した。

(英語記事 Facts are up against fear in Fukushima

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2023年7月17日 (月)

私の世界・面白い話のネタ―ネコ物語・『テイラー・スウィフトが飼っている資産1億ドル・・のネコ!?』

 ネットの“Mail Online”(dailymail.co.uk)の「テイラー・スウィフトが飼っている資産1億ドルのネコやヘンリー・カヴィルの忠実な犬まで、飼っているペット(=毛皮で覆われた仲間)たちと陽気な類似点を持つスター・・」:“From Taylor Swift's $100m feline to Henry Cavill's loyal pooch - stars who bear a hilarious resemblance to their furry companions”からです。

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 テイラー・スウィフトさんを知らなかったので、ウィキでみると「米国のシンガーソングライターでグラミー賞を11回受賞(41回ノミネート)という凄い33歳の女性で、「20214月時点のスウィフトの総資産は36,000万ドル(3888,000万円/108円換算)、このうち不動産ポートフォリオは8,100万ドル(874,800万円/108円換算)と推定される。世界の最も裕福な歌手の6位。」なのだそうです。

 なので、飼いネコも資産1億ドル(最初写真の子)です。

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・ヘンリー・カヴィルの忠実な犬

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・ニコール・キッドマンのネコ

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 ネコの紹介写真は、テイラー・スウィフトとニコール・キッドマンのネコだけでした。

 飼い主が貧乏だと、安いカリカリのキャット・フードばかり、うちのネコたちを不憫?な感じに思うのですが、「チビとハナ」は意外に元気に喜んで、食べてくれてるようなので・・これでいいのかも?

・「もっとくれないの・・」のチビ!

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2023年7月15日 (土)

騙されてはいけない1656―今起こっている福島原発事故・「1/2号機SGTS配管撤去(その1)の進捗 ⑦と⑧の部分は残っているのに撤去完了?・・!?」

 東電のHPにあるニュースリリースの参考資料2023714日「福島第一原子力発電所 1/2号機SGTS配管撤去(その1)の進捗について」からです。

 東電は「714日までに1号機燃料取り出し用大型カバーの設置工事に干渉する8本(下記図①~⑧)のSGTS配管の撤去が完了・・」としているのですが、現在の状況(2023714日撮影)の説明写真を見ると⑦と⑧の部分がまだ存在します。

 どういうことなのか意味不明ですが、SGTS配管の「撤去が完了」ではなく、「切断が完了」しか言えません。

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2023年7月12日 (水)

私の世界・面白い話のネタ―ネコ物語・『「ヴヌーコヴォ空港で逃げたネコ」などと「最近のチビとハナ」・・のネコ!?』

 ロシアの生活情報サイト“yaplakal”(“Яплакал”)から、“Эпопея со сбежавшим в А/П "Внуково" котом закончилась:「ヴヌーコヴォ空港で逃げたネコとの“お騒がせ!”は終わる」と“Очень люблю Моего Хозяина”:「私は主人をとても愛しています」という投稿写真を編集したものです。

 “В продолжение В аэропорту Внуково третий день разыскивают сбежавшего из переноски Котика

「ヴヌーコボ空港(А/П "Внуково")で3日前、ネコが運送業者から逃げ、夜には捕まり保護施設に移送されました。」

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 ・・で、参考にヴヌーコボ空港(А/П "Внуково")の場所です。

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 “Котовторник, спим”:「火曜日のネコ、寝てね・・!」

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話は別に:久し振りに「最近のチビとハナ」です。携帯の画像ファイル接続が不具合で休んでいたのですが、久しぶりに接続したら上手くいきました。何か?ラッキーな感じです。

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2023年7月11日 (火)

私の世界・知らない世界―『クラスター弾使用のウクライナ・・!?』

 ネットのBBC(bbc.com/japanese/)のニュースから、「クラスター弾とは何か、なぜアメリカはウクライナへ供与するのか・・」とAFPの記事の「カンボジア首相、ウクライナにクラスター弾使用しないよう要請・・」という話です。

 侵攻したロシアだけではなく、ウクライナも自国内で「クラスター弾を既に使用している!」というのには驚きます。

 ウクライナは「大事なもの(=国土)を取り返すため、(住民に)取り返しのつかないことをしている・・!」と感じるのです。

・ウクライナ北東部ハルキウの児童遊園の近くで、砲撃を浴びた乗用車にクラスター弾に特徴的な弾痕が残っていた(BBCジョエル・グンター撮影)

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『クラスター弾とは何か、なぜアメリカはウクライナへ供与するのか

202378日:フランク・ガードナー、BBC安全保障担当編集委員)

・アメリカ政府は7日、ロシアの侵攻と戦うウクライナを支援するため、クラスター弾を供与すると発表した。

クラスター弾の使用について批判は多く、100カ国以上がその使用などを禁止している。今後さまざまな人権団体から激しい批判が予想される。

・クラスター弾とは

クラスター弾は、1つのロケット砲やミサイルや砲弾が飛行中、多数の小型爆弾が広範囲に飛び散る仕組みの兵器。

飛び散った小型爆弾は着弾と共に爆発する設計だが、相当数は不発で終わる。特に、濡れた地面や柔らかい地面に着弾した場合、不発となることがある。

不発として残った小型爆弾は後日、誰かに拾われたり踏まれたりした際、その人を死傷させる危険がある。

軍事的には、地中に穴を掘った塹壕(ざんごう)や要塞(ようさい)化した位置を拠点としている兵に対して、恐ろしいほど攻撃の効果が高い。クラスター弾がいったん落下すると、その一帯から不発弾を徹底的に撤去しない限り、その範囲内での移動は危険すぎるという結果をもたらす。

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・なぜ禁止されているのか

クラスター弾は殺傷力が高く、不発として残った一部が無差別に民間人に危害を及ぼす危険がある。2008年に採択された「クラスター弾に関する条約」は、クラスター弾の使用、開発、生産、取得、貯蔵、保有及び移譲並びにこれらの活動を行うことについて援助、奨励及び勧誘を行わないことを約束するもの。これまでに日本やイギリス、フランス、ドイツなど100カ国以上が署名している。

着弾して住宅地や農地に不発のまま放置された小型爆弾は、小さいおもちゃにも見えるため、好奇心からそれに触れたり拾ったりする子供が、被害を受ける危険がとりわけ高い。

複数の人権団体はクラスター弾を「おぞましい」兵器と非難し、その使用は戦争犯罪にさえ相当するとしている。

・誰が今も使っているのか

2022年2月にロシアのウクライナ侵攻が本格的に始まって以来、ロシアもウクライナも、お互いにクラスター弾を使用してきた。

どちらの国もクラスター弾条約に参加していない。アメリカも同条約に参加していないが、ロシアが頻繁に使用することをアメリカは過去には批判してきた。

ロシア製クラスター弾の不発率は40%だとされている。つまり、多くの小型爆弾が危険な状態で地面に放置される。それに対して平均的な不発率は20%近くだという。

米国防総省は、アメリカ製のクラスター弾の不発率は3%未満だと推計している。

・なぜウクライナはクラスター弾を要求しているのか

ウクライナの砲弾不足が深刻化している。ロシア軍と同様、ウクライナ軍も非常に速いペースで砲弾を消費しており、西側の同盟諸国による補充が間に合わないからだ。

ウクライナ南部や東部の戦場では、両軍ともほとんど前進することなく膠着(こうちゃく)状態が続いている。そこでは、砲弾が最も重要な武器なのだ。

ロシア軍は全長1000キロに及ぶ前線のいたるところに塹壕や拠点を掘り、徹底的に守りを固めている。ウクライナ軍は現在、そこからロシア勢を追い出さなくてはならないという、大変な作業に取り組んでいる。

それにもかかわらず砲弾が足りていないという状況で、ウクライナはアメリカに、クラスター弾の補充を要求した。 前線の随所に掘られた塹壕で守備にあたるロシアの歩兵を狙い撃ちにするため。

・大事なものを取り返すため、取り返しのつかない喪失……反撃するウクライナ軍にBBC同行取材(同記事中の動画より)

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アメリカ政府にとって、これは決して簡単な決定ではなかった。与党・民主党内からも、多くの人権活動家からも、厳しく非難されている。クラスター弾の供与をめぐる議論は少なくとも半年前から続いていたものだ。

・アメリカの決定の影響は

ウクライナでの戦争についてアメリカ政府はこれまで、道義的な正当性は自分たちにあるという姿勢を堅持してきた。今回の決定の直接的な影響として、アメリカのその姿勢が大きく揺らぐことになる。

 

ロシアが数々の戦争犯罪を重ねてきたとされる内容は、数多く記録されている。しかし今回の動きは、アメリカの偽善を表すものだと批判されるだろう。

クラスター弾はおぞましく残酷な無差別兵器だ。世界の大半で禁止されているのは、それなりの理由があってのことだ。

今回の決定でアメリカの歩調は、他の西側諸国と多少ずれてしまうはずだ。そして、西側の同盟関係に多少なりともひびが入ったという、そういう見た目こそ、まさにロシアのウラジーミル・プーチン大統領が求め、必要としていることだ。

2022年と2017年に米軍がアメリカ国内で実施したクラスター弾の実験映像(アメリカ国防総省画像配信システム)

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(英語記事 What are cluster bombs and why is US sending them to Ukraine?

 

『カンボジア首相、ウクライナにクラスター弾使用しないよう要請

2023710 14:13 発信地:プノンペン/カンボジア)

710 AFP】カンボジアのフン・セン(Hun Sen)首相は9日、米国がウクライナにクラスター弾供与を決めたことを受け、ウクライナに対しクラスター弾を使用しないよう求めた。カンボジアにはベトナム戦争(Vietnam War)や内戦時の不発弾や地雷が今も残っている。

 フン・セン首相はツイッター(Twitter)に、ウクライナ軍が「ロシアに占領されている地域でクラスター弾を使えば、長年あるいは長ければ100年にわたりウクライナの人々を重大な危険にさらすことになる」と投稿した。

カンボジアでは1970年代に米国が投下したクラスター弾で数万人が死傷するという「つらい経験」をしたことを引き合いに出し、「半世紀以上も前の出来事だが、いまもすべてを除去する手段がない」と続けた。

 「米大統領とウクライナ大統領に対し、ウクライナの人々のため、この戦争でクラスター弾を使用しないよう求める。真の犠牲者となるのはウクライナの国民だ」と訴えた。

 米国はベトナム戦争の最中、カンボジアとラオスにある共産主義者の拠点を攻撃するため両国にも空爆した。

 カンボジアでの地雷や不発弾による死者は過去40年で2万人に上っている。(c)AFP

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2023年7月10日 (月)

私の世界・面白い話のネタ―『世界の大食い国、毎日4,000 kcalを消費・・!?』

 ネットの“Mail Online”(dailymail.co.uk)の「世界の大食い国が明らかに: デイリーメールの比較マップでは、1人あたり1日の平均消費カロリーについて184カ国をランク付けしました。(さて、毎日4,000 kcalを消費しているのは国でしょうか?)」“World's biggest eaters REVEALED: DailyMail.com's interactive map ranks 184 countries based on average calories consumed per person each day (so, can you guess which nation wolfs down 4,000 kcals daily?)”から、「オックスフォード大学の研究者がカロリー消費量で184か国をランク付け、米国は全体で2位、英国は26位にランクされた・・」という話です。

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 日本の消費カロリーは社会実情データ図録(honkawa2.sakura.ne.jp)によると2000kcalを下回っています。

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2023年7月 8日 (土)

私の世界・面白い話のネタ―『「ダライ・ラマ、88歳に」・・と、アラン・ドロンもまだ元気?87歳!?』

 ネットのAFPから、「ダライ・ラマ、88歳に・・」と「アラン・ドロンさんにモラハラか 同居の女性は否定・・」という記事ですが、アラン・ドロンも87歳ということです。

 何か?年が行くと人のことが気になるのですが、ダライ・ラマやアラン・ドロンが元気にしているので驚きました。

 ただし、AFPのアラン・ドロンの写真はよく見るとコロナ前、現在のものではありません。

 ・・で、88歳のダライ・ラマが祝賀行事に参加したインド北部ダラムサラ(Dharamsala)の場所です。

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・インド北部ダラムサラで、自身の誕生日の祝賀行事に出席するチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(中央、202376日撮影)。(c)Sanjay BAID / AFP

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・フランス・パリで執り行われた俳優ジャン=ポール・ベルモンドさんの葬儀に参列したアラン・ドロンさん(右)、息子のアントニーさん(左)、ヒロミ・ロランさん(中央、2021910日撮影、資料写真)。(c)Thomas COEX / AFP

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・仏俳優アラン・ドロンさん。カンヌで(2019519日撮影、資料写真)。(c)CHRISTOPHE SIMON / AFP

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『ダライ・ラマ、88歳に

202377 11:54

77 AFP】チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama14世は6日、88歳の誕生日を迎えた。ダライ・ラマは、インド北部ダラムサラ(Dharamsala)で行われた祝賀行事に参加し、子どもたちの踊りなどを見学した。また亡命チベット人が多く住むネパールの首都カトマンズでも、誕生日を祝う人の姿が見られた。(c)AFP

 

『アラン・ドロンさんにモラハラか 同居の女性は否定

202377 22:15 発信地:オルレアン/フランス)

77 AFP】フランスの名優アラン・ドロン(Alain Delon)さん(87)の子どもたちが今週、ドロンさんと同居している女性からモラルハラスメントがあったなどとして検察に告訴した。これを受けて女性は7日、弁護士を通じ、疑惑について否定した。

女性はヒロミ・ロラン(Hiromi Rollin)さん。ドロンさんが以前「日本人の伴侶」だと紹介したことがある。

弁護士はAFPへの声明で、ロランさんが訴えを受けた「あらゆる事項について異議を唱えている」と述べた。(c)AFP

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2023年7月 1日 (土)

私の世界・面白い話のネタ―ネコ物語・『「人は働らかなあかんよ・・!」と「昔懐かしいパッカードの車」・・のネコ!?』

 ロシアの生活情報サイト“yaplakal”(“Яплакал”)から、“У меня в семье пополнение:「お家に新しい家族が増えました」と” У нас время релакса... А ты работай, бесхвостый!”:「僕らはゆっくり休める時間があるけど、尻尾のないあんたら(=人)は働らかなあかんよ・・!」いう投稿写真を編集したものです。

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 サイト・メニューの“Зверье”(=動物)にネコなどの動物写真や動画投稿があり、左隣には“Авто/Мото”(=自動車・バイク)があり“Паккард "Myth", 1934 год”と昔懐かしいパッカードの車が載っていました。

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(注:三枚目の写真、斜め上からの見たものはhttps://gamerwall.pro/51107-retro-avto.htmlからです。)

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