2023年10月
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2023年10月14日 (土)
私の世界・知らない世界―『ガザに闇が落ちる時・・!?』
ネットのCNNニュースの『ガザに闇が落ちる時、世界が私たちにも目を向けてくれることを願う』からです。
「オマール・グレイブ氏はガザ地区を拠点とする作家、人道活動家、ジャーナリスト。Xのアカウントは@Omar_Gaza。記事の内容は同氏個人の見解です。」とありますが、「よくこんな反イスラエル的記事を載せたなあ!」と感心します。
イスラエルはガザ市民に24時間以内の退去を命じていますが、110万人もの人に何処へ行けと言うのでしょうか?土台無理・難題なのです。
もしイスラエル軍の侵攻が始まれば大変なことになります。
・オマール・グレイブ氏/Courtesy of Omar Ghraieb
『ガザに闇が落ちる時、世界が私たちにも目を向けてくれることを願う
(2023.10.13 Fri posted at 22:40 JST)
パレスチナ自治区ガザ(CNN) 爆発の衝撃で自宅が揺れ、ノートパソコンが吹き飛んで、粉々に割れたガラスや破片の上に落下した。点滅する画面に目をやって私はため息をつき、また1台のコンピューターに、そしてこの原稿に、死を宣告することも覚悟した。私はパソコンを床からそっと拾い上げると、何とか命を吹き返させた。そして執筆を続けている。
ガザにいる私たちはこの5日間、誰もがニュースにくぎ付けになり、攻撃と反撃が交わされ、境界の両側で死者が増えていく様子を信じられない思いで見守っている。暴力は毎回、違う始まり方をする。だがここでの終わり方はいつも同じだ。パレスチナ人が重い代償を負う。私たちは永久に悲劇的な結末を予期しながら生きている。
今、私は原稿を書いている。なぜなら執筆は生命線であり、この数日の間に底知れぬ闇が深まっていく現実からの、つかの間の逃避でもあるからだ。
電気は止まり、水は不足し、家の外の空気は濃い煙と火薬の刺激臭に満ちている。のどと目がヒリヒリする。パンを求めて外出するのはあまりに危険だが、内なる平穏、あるいは少なくとも一時的な気晴らしにはなるかもしれない冷たいソルトキャラメルマキアートという罪深い快楽が頭をよぎる。15年を超えた息詰まる封鎖の下、世界最大の天井のない監獄とも呼ばれるこの沿岸部の貧しい飛び地に暮らすガザのミレミアル世代にとって、それ以上、何が期待できるのか。
私は原稿を書く。そして世界は、暴力、流血、闇が私たちを包み込む様子を見つめている。私たちは前例のない、恐ろしい時の中にいる。だが私にとって、そして多くのガザ住民にとっては、何十年にもわたって平和と安全、尊厳を求めながら停滞していた闘いが、また再燃しただけのようにも感じられる。私が西側メディアの報道に見る光景――イスラエルの占領も、封鎖も、私たちの苦しみもかき消した光景――は、私の自宅の窓から見える光景とは、似ても似つかない。
ガザの人たちは不確実な未来を思い、外の空気は張り詰めた予感と不安に満ちている。私たちはこの展開の末にどれほどの未来があるのか予想しようと試みる。食糧と水を断つという命令に加え、イスラエルが私たちに振るう集団暴力から避難するための備えとして、コツコツと備えておいた非常用品の中身を比べ合う。
私たちはこれまであまりに多くの衝突をくぐり抜けてきたので、常に余分な缶詰やナッツ類を非常用に購入する。水が不足し、断たれる中で、鍋やフライパン、瓶など液体が入るものには何でも水をたくわえ、底を突かないようにと願う。
近隣の住民は必需品について話し合い、余った物があれば何でも交換する。予備のおむつを見つけた家族もあれば、たくさんのパンを見つけた家族もある。多くを語る沈黙のやり取りの中で、彼らは全て口には出さない共感の言葉を通じて、商談と同じくらい大切に思える取引を演出し、互いに助け合った。彼らは最も効率良く避難できる計画と避難場所について戦略を練る。現実には、逃げる場所も避難する場所もどこにもないと、強く感じながらも。ガザ地区には、イスラエルの爆撃から私たちが逃れられるシェルターも防空施設も存在しない。
私は、これまでもそうしてきたように、おとなしくし続けるべきかどうか迷っている。私の人生を通じ、そしてその何十年も前から連鎖してきた内と外からの抑圧の層の下に、恐怖と不安を鎮めるのがこれまでの条件だった。世界は私たちの窮状を見て見ぬふりをし、私たちの人間性を否定し、私たちに対する抑圧を私たち自身の責任と非難する。私は自分が異次元に閉じ込められ、自分の正気や自分の魂を失うことなく周囲の状況に対応しようともがいているように感じる。
西側政府の偏見や選択的憤りは、今に始まったことではない。私たちが何年も、何十年も、イスラエルの占領と暴力と差別に苦しむ中で、彼らは私たちに目を向けたことも、気にかけたこともなかった。
問題は、私たちがここからどこへ向かうかだ。
自己検閲と外部の抑圧という地雷源の中を進みながら、私はパレスチナ人が暴力を非難し、ただ平和を希求することの価値を考えている。私たちの叫びを無視する世界の中で、私は自分の言葉が届くかどうかを問いかける。もし届かなければ、それは多分、自分がパレスチナ人だからだろうとは十分に分かっている。
暴力がエスカレートするたび、米国のメディアはイスラエル寄りの偏見をあらわにし、パレスチナ人の声の大部分をはかりから差し引く。ニュースで伝えられる人命の損失は恐ろしい。だがイスラエルが集団暴力を行使し、パレスチナ人が死傷する事態が過去何十年にもわたって繰り返されても、西側のジャーナリストや政治家が示す懸念ははるかに小さい。
世界が私たちにも目を向けてくれることを私は願う。私たちの声を聞き、私たちの人間性と、ほかの全ての人たちと同じように自由で安全に暮らす権利を認めてほしい。力の力学や政治的勝利が論議される中、ありのままの人間性や心の痛みに向けられる余地はまだあるだろうか。もしあったとすれば、私たちはとうに自由になっていたはずだ。
容赦なく残忍なイスラエル軍の攻撃も、境界が封鎖された抑圧的な状況も、私の正気をくじくことはできなかった。この数十年の間にイスラエル軍の占領が私たちの存在のあらゆる側面をゆがめ、私たちの土地と人々を打ち砕いたことは、忘れることも、無視することもできない。
私たちの刃を鈍らせ、最も明るい光を暗くしようとする世界の中で、夢見ること、痛みを感じることは、どれほど限られていようと、私たちの多くにとって最大の力になっている。今も私は声を上げ、読み続け、書き続け、そして希望を持ち続ける。』
2023年10月 9日 (月)
私の世界・知らない世界―『パレスチナ武装勢力とイスラエルが武力衝突・・!?』
ネットのBBCニュースの『【写真で見る】 「戦争状態」、パレスチナ武装勢力とイスラエルが武力衝突・・』からです。
写真が多いので、記事の文も含めて3分割して加工・編集し載せています。
内容を読むと、「パレスチナ側のハマス戦闘員が侵攻して人質まで取る!」というのは初めてではないかと思うのです。
人質は当然ハマスの重要拠点に置かれるので、イスラエルはそれ以外のパレスチナ市民を爆撃することになります。
・パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスは7日、ガザ地区から数千発のロケット弾を発射し、イスラエルへの奇襲攻撃を開始した。
・複数のロケット弾がイスラエル南部アシュケロンを襲った。少なくとも40人のイスラエル人が死亡した。
・イスラエルの首都テルアヴィヴの集合住宅も被害を受けた。
・空襲警報のサイレンが鳴り響く中、イスラエル市民は屋内に避難している。
・しかし中には、屋外で、塀の陰にしゃがみ込んでロケット弾から身を守る羽目になった人もいる。
・ガザ地区から攻撃があった7日は、ユダヤ教の祭日シムハット・トーラーにあたる。
・ガザ地区からのロケット弾攻撃に加えて、ハマス戦闘員がイスラエルに侵入した。
・イスラエルが設置した分離フェンスを、ブルドーザーで突破した者もいた。
・パレスチナ側の戦闘員はイスラエル軍の戦車を奪い、破壊した。
・武装勢力はイスラエル軍の車両も奪い、ガザ地区へ運んだ。
・イスラエル側のトラクターも武装勢力の手に渡った。
・イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、ハマスと「戦争状態にある」としている。
・イスラエル軍はガザ地区への空爆を実施。パレスチナ当局は、イスラエル軍の報復攻撃で約230人が死亡したとしている。
・パレスチナ側の犠牲者には、武装勢力のメンバーも含まれる。
・イスラエルの報復を恐れる一部のガザ地区の住民は、イスラエルとの境界付近の自宅から逃れている。
すべての写真の著作権は著作権者に帰属します。英語記事 Today's attacks in pictures)
2023年10月 5日 (木)
騙されてはいけない1667―今起こっている福島原発事故・「2023年度第2回放出 初期の放出(第1段階)のサンプル水の分析結果・・少しだけ高い!?」
東電のHPにあるニュースリリースの参考資料2023年10月4日「福島第一原子力発電所 2023年度第2回放出 初期の放出(第1段階)の放水立坑(上流水槽)水の分析結果について」からです。
東電は2023年度の第2回放出について、その準備段階として「希釈したALPS 処理を貯留した放水立坑(上流水槽)のサンプル水の分析結果」を報告していますが、その参考として、初回放出分析結果を後ろに載せていますが、よく見ると分析値が初回43〜63 (Bq/L)だったものが2回目は63〜87 (Bq/L)と、少し高くなっています。
「基準の1,500ベクレル/㍑を下回っていれば良い・・!」と、少しずつ高くするつもりではないことを祈りたい感じです。
2023年10月 1日 (日)
私の世界・面白い話のネタ―ネコ物語・『フィリピンのワールドワイドコーポレートセンターの警備員・・のネコ!?』
ネットのAFPの記事から、「フィリピンのワールドワイドコーポレートセンター(Worldwide Corporate Center)の警備チームにネコがいる・・」という話ですが、その写真集を適当に選択・編集しました。ネコの名前は“コナン”だそうです。
十月になると暑さは和らぎますが、マイナンバーカードやインボイス、NISA、酒税改悪などなど、そのやり口にムカつき熱くなり、熱中症になりそうです。
・・で、可愛いネコで少しは気をお静め!下さい。
『気ままにお仕事中「警備猫」 フィリピン
(2023年9月30日 15:56 発信地:マニラ/フィリピン)
【9月30日 AFP】フィリピンの首都マニラ。オフィスビルの外で待機中の警備員たちの横を、黒と黄色の安全ベストを着た1匹の猫が平然と歩いて行く。
「コナン」は生後6か月の雄の野良猫だ。数か月前、マニラ首都圏にあるワールドワイドコーポレートセンター(Worldwide Corporate Center)の警備チームに加わった。
猫は警備犬とは異なり、仕事中に寝てしまうこともあるが、12時間勤務で退屈そうな警備員たちにかわいがられている。
前任の「ミンミン」が死んだ後、警備員たちは悲しみに暮れ、ビルの駐車場で泣いているところを発見されたコナンが後任に任命された。
「コナンがいないと、やる気が出ない」と警備員の一人(30)はAFPに語った。「ストレスを解消してくれる」
コナンが「警備」と書かれたベストを着用し、机の上に横たわっている写真は、フェイスブックで多数シェアされている。
マニラの商業施設や企業ビルでは、野良猫が十数匹飼われている。猫たちは、こうしたビルの中で自由な移動を許され、餌は従業員の寄付で賄われている
野良猫としては申し分のない生活を送っているにもかかわらず、コナンはビルに入ってくる買い物客や従業員の所持品検査など、人間の警備員仲間の仕事を手伝うことにはほとんど興味を示さない。
近くのスターバックス(Starbucks)の店舗の前で寝るか、タイル張りの床でボールを追い掛け、通行人を喜ばせている。
「コナンなりにこの仕事を楽しんでいる」と警備員は話した。』(c)AFP