騙されてはいけない1688―今起こっている福島原発事故・『3号機圧力抑制室内滞留ガスのパージ作業・・Kr-85を約1.46×10**4Bq/cm3検出!?』
東電のHPにあるニュースリリースの参考資料2024年7月22日「福島第一原子力発電所 3号機圧力抑制室内滞留ガスのパージ作業(作業現場での水素濃度(約10ppm)の確認について)」からです。
東電は「2023年12月19日よりパージ作業を開始,これまで約160Nm3(2024年4月25日時点)をパージ」としていますが、「S/C内滞留ガスの性状確認を行った結果,水素濃度は約75%,酸素濃度は約1%,体積は約1600Nm3」とまだ十分の1程度のパージです。
なお、1Nm3とは、標準状態(0℃1気圧)に換算した1m3のガス量の事で滞留ガスの温度は高いのでもっと多くなるはず?・・です。
気になるのは、ガス・パージに格納容器(D/W)を利用するためか、「Kr-85を約1.46×10**4Bq/cm3検出」していて、m3に換算にするとその100万倍にもなるのです。