震災・原発事故

2017年12月15日 (金)

騙されてはいけない1523―今起こっている福島原発事故・「地下水や海水の濃度推移の全βについて・・!?」

 東電の1215日の記者会見配布資料「タービン建屋東側における 地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況について」の「“1号機北側”から“3,4号機取水口間”の地下水の濃度推移」と「1~4号機取水路開渠内の海水の濃度推移」からです。

 東電はトリチウム(H-3)と全β(ストロンチウム90の代替指標)について各地下水くみ上げポイントの濃度推移をグラフ化しています。

 福島原発のことであまり「大変だ・・!」は言いたくないのですが、トリチウム(H-3)は告示濃度以下ですが、全βははるかに告示濃度を超え、1万倍近いものもあるのです。

 以下、“1号機北側”から“3,4号機取水口間”の地下水の濃度推移ですが、“告示濃度”に注目して見て下さい。

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 なお、汲み上げた地下水は「地下の濃度」ということで、一度フィルターを通して粒子状成分は除かれて放射性物質濃度は測られているはずで、私のような素人が考えると、何か? 反則気味の数値なのです。

 地下水に含まれる粒子状成分の流されての移動は相当遅いのです。(つまり、汚染のタイムラグがある)

 「1~4号機取水路開渠内の海水の濃度推移」をみると、全βやストロンチウム90が、もう“告示濃度”に近いものとなっているのです。

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2017年12月 5日 (火)

騙されてはいけない1522―今起こっている福島原発事故・「3号機原子炉格納容器(PCV)内部調査における一部の原子炉圧力容器(RPV)温度計ケーブル欠損・・!?」

 東電の1130日の記者会見配布資料「福島第一原子力発電所 3号機原子炉格納容器(PCV)内部調査における一部の原子炉圧力容器(RPV)温度計ケーブル欠損について」からです。

 少し、前の話で恐縮ですが、「東電の不可思議・・!?」として、この変な報告をきっかけに、まとめてみようと思いつきました。

 まず、1つ目は「原子炉圧力容器(RPV)温度計ケーブル欠損」の報告です。

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 つまり、「3号機原子炉格納容器(PCV)内部調査において、正常に機能していると思われたいた温度計のケーブルが切断状態であることが分かった・・」というものです。

 以下は、その温度計データを公表(直近)している、20171130日に行なわれた「廃炉・汚染水対策チーム会合(第48回事務局会議)」の「【資料1】プラントの状況」から、「3号機の温度計位置図」と「3号機原子炉圧力容器まわり温度(8/1611/29)」」表です。

 東電は温度計の呼び方を変えていますが、赤で囲んだ部分の温度計3つが故障(ケーブル破断)だったのですが、何で? 異常値でなく、それなりの値を示しているのか謎です。

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2017年11月22日 (水)

騙されてはいけない1521―今起こっている福島原発事故・「2号機PCVガス管理設備運転上の制限逸脱・・!?」

 東電の1120日の記者会見配布資料「福島第一原子力発電所 2号機PCVガス管理設備運転上の制限逸脱について」からです。

 東電の報告によると、「2号機原子炉格納容器ガス管理設備(以下、「PCVガス管理設備」)のA系が作業のために停止していたところ、午前810分、当該設備B系の警報「2号機PCVガス管理出口DRM B 流量異常高/低)が発生・・」というものですが、原因はB系の「21B弁(希ガスモニタ出口弁)が閉になっていた・・」というもので、単なる、「開け忘れ・・」(誰かがわざと?)、何ともお粗末な話です。

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話は別に:最近、気が付いたのですが、東電は11月から「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果」の後ろにある、過去最高値の表示を無くしました。以下は、1031日のもので赤で囲んだぶぶんです。

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後で、参考になるように拡大して載せておきます。

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2017年11月10日 (金)

騙されてはいけない1520―今起こっている福島原発事故・「発電所構内への自動運転EVバスの導入・・!?」

 東電の117日の記者会見配布資料「福島第一原子力発電所構内への自動運

EVバスの導入検討について」からですが、何か? 非常に遅い!・・というか、作業員の安全や負担軽減策は廃炉に向けてもっと早くすべきことです。

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 変なのは、ルートの説明マップに、何故か“黒ベタ”があり不明瞭なので、、一応、マップを載せておきます。まだ、作業が集中する原子炉・タービン建屋、主プロセス建屋周辺やタンクエリアではありません。

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2017年10月25日 (水)

騙されてはいけない1519―今起こっている福島原発事故・「陸側遮水壁 維持管理運転範囲の拡大・・!?」

東電の1023日の記者会見配布資料「陸側遮水壁 維持管理運転範囲の拡大について」と1019日の「陸側遮水壁の状況(第三段階)」からです。

 東電は凍土壁の北側・南側において維持管理運転への移行が5月22日から行なわれ、一応、うまく行っている? ことから、「海側の一部(23号機タービン建屋周辺)において、1025日より維持管理運転を開始・・」としています。

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 以下に示す「陸側遮水壁の状況(第三段階)」の地中温度分布図の赤枠で囲んだ部分が今回の1025日より維持管理運転を開始の場所、青枠が既に5月22日から行なわれている2箇所です。

「陸側遮水壁の状況(第三段階)」の地中温度分布図

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 ただ、何度も言っていることですが、「廃炉・汚染水対策チーム会合 第46回事務局会議(2017928日)」の「【資料3-1】汚染水対策」の「【参考】凍結開始前と現状の4m盤の地下水収支の評価」をみると、維持管理運転を開始出来るほどに凍土壁の凍結が進んでいるのに、1日に130㎥も原子炉側から海側へ地下水が漏れて? いるのです。

海側へ地下水が1日に130

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2017年10月15日 (日)

騙されてはいけない1518―今起こっている福島原発事故・『タービン建屋東側における地下水各号機間の「地下水位の挙動」・・!?』

東電の1013日の記者会見配布資料「タービン建屋東側における地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況について」の「地下水位の挙動」と「地盤改良工事の進捗状況」の各号機間の資料からです。

各号機間の「地下水位の挙動」と「地盤改良工事の進捗状況」

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 資料を見ていて地下水位の違いを各号機間で比較してみたくなり、現場のマップと合わせて、以下の資料を作ってみました。

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 1-2号機間の地下水位が一番低く1.5m(T.P.)より下の1.25m(T.P.)くらいで、地盤改良の向こう(海側)のNo1-9(井戸の深さ5m)だけ2m(T.P.)と75cm高くなっています。

 2-3号機間は2m(T.P.)より少したかく、3-4号機間は一番高く2.5m(T.P.)より上となっています。

 つまり、1-2号機間と3-4号機間は地下水位の差が1.25m程度あることになります。

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2017年10月10日 (火)

騙されてはいけない1517―今起こっている福島原発事故・「フランジタンク解体作業員の内部取込みについて・・!?」

東電の928日の「廃炉・汚染水対策チーム会合 第46回事務局会議」の「【資料3-1】汚染水対策」の「フランジタンク解体作業員の内部取込みについて」からですが、『騙されてはいけない1513―今起こっている福島原発事故・『「福島第一原子力発電所の状況」を「福島第一原子力発電所の状況(日報)」に統合・・!?』で「発電所構内休憩所の汚染検査場において、Bタンクエリアのタンク解体作業に従事していた協力企業作業員の汚染検査を行ったところ、鼻腔周辺に汚染があることを確認。」という放射能内部被爆に関わる事故を報告しましたが、そのBタンクエリアのタンク解体作業をしたタンクがA1タンクと分かりました。

既報の図を修正

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 東電の「フランジタンク解体作業員の内部取込みについて」ですが、載せているボルト撤去作業の場所の図(イメージ?)が小さいので拡大しています。

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 作業員の人たちは作業を終えた後、マスクの外し方を一つ誤ると被爆してしまうのです。

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2017年10月 1日 (日)

騙されてはいけない1516―今起こっている福島原発事故・「新設サブドレン水位計設定誤り・・!?」

東電の929日の記者会見配布資料「新設サブドレン水位計設定誤りに伴う運転上の制限逸脱について」からです。

 東電は「発電所構内の1~4号機建屋周辺に設置している新設サブドレンピットの6箇所※において、水位計の設定に誤りがあり、測定していた水位よりも実水位が低いこと(約700mm)が分かり・・」と、サブドレンピットのNo.201、202、203、208、209、212について水位計の設定をミスし、新設サブドレン水位と建屋滞留水の水位が逆転している可能性があるかもしれない? と報告しています。(注:図には関連マップを添付)

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 ただ、東電の説明によれば、現状の水位差管理値は「800mm + 建屋の塩分濃度補正」となっていて約700mmなら大丈夫? と思えるのですが、現状とはミス後の設定? ・・とすると、ミスをした当時の設定を言わない? のも何か変です。

 2017419日からの随分長い間、「新設サブドレン水位と建屋滞留水の水位が逆転している・・!」ことになり、当然“汚染水漏れ”は起こっています。

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2017年9月26日 (火)

騙されてはいけない1515―今起こっている福島原発事故・「汚染水タンクD-C1タンク において「貯槽タンク水位低」の警報が発生・・!?」

東電の925日「福島第一原子力発電所の状況について(日報)」からですが、“日報”の文章で下線が引かれている部分はその日の新たな内容報告があるので注意が必要です。

 ・・で、今回はその下線部ですが、「構内の汚染水タンクD-C1タンク において「貯槽タンク水位低」の警報が発生・・」を報じています。

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 Dタンクエリアの場所です。(注:図を再利用しているのでH3は無視して下さい)

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 Dタンクエリアは各エリア別タンク一覧によると、鋼製円筒型タンク(溶接)で1基が1000トン格納できるタンクが41基あり、Sr処理水等を貯蔵しているものが31基と濃縮廃液が10基ありますが、上からは区別が付きません。

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 また、日報の文では1タンクとしているので、濃縮廃液ではなくSr処理水等のようです。

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2017年9月23日 (土)

騙されてはいけない1514―今起こっている福島原発事故・「建屋内RO循環設備における水の漏えい・・!?」

東電の920日の記者会見配布資料「福島第一原子力発電所 建屋内RO循環設備における水の漏えいについて」と921日「福島第一原子力発電所の状況について(日報)」からです。

 まず、21日の「福島第一原子力発電所の状況について(日報)」の「建屋内RO循環設備における水の漏えい」のフォロー・レポート(関連部分)です。

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 記者会見配布資料もそうですが、東電は前日公表の分と異なる分は下線が引かれた文章にしており、「漏えい水分析結果」で全ベータが8.5×10**2Bq/Lとなっています。注)全ベータはストロンチウム90の代替指標で検出はNG!

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 920日の記者会見配布資料「福島第一原子力発電所 建屋内RO循環設備における水の漏えいについて」で“漏えいした水の量”を報告しているのですが、よく調べると、「堰内に約1.23(約4m×10m×深さ3cm)」が「堰内に約0.653(約2.5m×8.6m×深さ3cm)」だったので半分近く少ないそうです。

 半分でもストロンチウム90が(8.5×10**2Bq/L)×650L=850 Bq×650で約55万ベクレルとなります。

話は別に:19日から友人の会社の仕事を手助けすることになり、毎日ブログを更新するのが難しくなりました。

ちなみに、仕事の内容は「子育て支援」とか「老人介護」のアンケートの分析と報告書作成の手助けです。

従って、ワードやエクセルの操作が主なのですが、「仕事で使う・・」というタイトな環境で最新のマイクロソフト・バージョンの使用は、最近していないので少しビビリます。

「何か? 前のやつとちゃう・・!?」という使用感・・、よくいう「小さな親切、大きなお世話」だらけ、ユーザーに明示的なデータ管理や操作をさせないように仕組んであり、ますます、ユーザーを「アホ?」にさせて自分達のクラウド的仮想現実システム(=マイクロソフト・テリトリー)に引き込もうとしている感じがします。

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