震災・原発事故

2017年5月23日 (火)

騙されてはいけない1485―今起こっている福島原発事故・「K排水路の枝管の排水濃度と表面線量の高い場所・・!?」

東電の522日の記者会見配布資料「(第53回特定原子力施設監視・評価検討会)排水路の水の濃度低減対策について」の「2.K排水路流域の調査(枝管の排水濃度)」と「2.K排水路流域の調査(10m盤の調査:表面線量マップ)」からです。

<元の報告>

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「K排水路の枝管の排水濃度」の高い所と「表面線量」の関連を見る意味で少し加工・編集して並べ、参考に同じ場所のマップの航空写真も載せています。

 なお、10m盤の調査の表面線量マップは黄色で囲んだ部分は線量が計測されておらず、空白です。航空写真の赤枠で囲んだ場所は大体ですが表面線量の高い所です。

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2017年5月17日 (水)

騙されてはいけない1484―今起こっている福島原発事故・「サブドレン・地下水ドレン浄化水と水処理設備のトリチウム濃度・・!?」

東電の517日の記者会見配布資料「サブドレン・地下水ドレン浄化水の排水に関する確認結果(2016年度第2四半期分)」と「サブドレン・地下水ドレン浄化水の排水に関する確認結果(2016年度第3四半期分)」及び「サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果」、「水処理設備の放射能濃度測定結果」からです。

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 それぞれ少し意味が違うものですがトリチウムに注目して、上記の分析結果を見ると「サブドレン・地下水ドレン浄化水の排水に関する確認結果(2016年度第2四半期分)」が470Bq/L、「サブドレン・地下水ドレン浄化水の排水に関する確認結果(2016年度第3四半期分)」が510 Bq/L、「サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果」が970 Bq/L(第三者機関)となりますが、水処理設備の放射能濃度測定結果」の“淡水化装置出口水”は63 Bq/L(表の単位はBq/cm3)にもります。

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2017年5月13日 (土)

騙されてはいけない1483―今起こっている福島原発事故・「1号機建屋カバー柱・梁(二階部分?)の取り外し完了・・!?」

東電の511日の記者会見配布資料「福島第一原子力発電所1号機建屋カバー柱・梁の取り外し完了について」とその写真・動画集および「福島第一原子力発電所 ヘリポートの運用開始」からです。

 東電は「1号機建屋カバーの柱・梁の取り外しが完了」としていますが、“吊り上げ前”と“切断箇所 吊り上げ中”、“取り外し後の原子炉建屋”の写真を見ると、それは二階部分です。後で別に使うつもりなのか、一階部分(一段目の柱・梁のこと)は残したまま、何か変? です。

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 それと話は別ですが、東電は「ヘリポートの運用開始」を報告していますのでヘリポートの写真から場所を推定しました。

 今頃、ヘリポートを整備というのは遅過ぎで、作られたヘリポートを見るとどこにでも出来るもの、例えば今回のように駐車場やサービスヤードを利用して作れます。

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2017年5月 9日 (火)

騙されてはいけない1482―今起こっている福島原発事故・「サブドレン他水処理施設の状況、4月の海洋への排水・・!?」

東電の58日の記者会見配布資料「福島第一原子力発電所の状況」の「サブドレン他水処理施設の状況」と「サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果」からですが、サブドレン他水処理施設一時貯水の海洋への排水を実施していますが、例えば6日は排水量が938m31日に千トン近いものです。

サブドレン他水処理施設の状況

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サブドレン・地下水ドレン浄化水分析結果

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その分析結果を見るとトリチウムが1000 Bq/Lに近いもので、運用目標の排水基準1500 Bq/Lより低いとはいえ、相当高い値のものを海洋へ排水しているのです。

 因みに、4月の海洋へ排水を調べると43日(=報告日)から51日までで1万9千トン()になります。

穿った見方をすれば10,000 Bq/Lのトリチウム汚染水1千9百トン()を10倍に薄めて排水しているのと同じことです。

4月分の海洋への排水量

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「福島第一原子力発電所の状況」より【サブドレン他水処理施設の状況】

201743日(=報告日)

・サブドレン他水処理施設一時貯水タンクFの分析結果[採取日3/28]について、運用目標値を満足していることを確認したことから、4/2 9:5616:51 海洋への排水を実施。排水量1,005 m3

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・地下水バイパス一時貯留タンク分析結果(Gr2)の分析結果[採取日3/22]について、運用目標値を満足していることを確認したことから、4/4 11:1518:08 海洋への排水を実施。排水量1,779 m3

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・サブドレン他水処理施設一時貯水タンクAの分析結果[採取日4/1]について、運用目標値を満足していることを確認したことから、4/6 9:5816:44 海洋への排水を実施。排水量982 m3

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・サブドレン他水処理施設一時貯水タンクBの分析結果[採取日4/2]について、運用目標値を満足していることを確認したことから、4/7 10:0416:52 海洋への排水を実施。排水量987 m3

・サブドレン他水処理施設一時貯水タンクCの分析結果[採取日4/3]について、運用目標値を満足していることを確認したことから、4/8 10:0316:50 海洋への排水を実施。排水量984 m3

・サブドレン他水処理施設一時貯水タンクDの分析結果[採取日4/4]について、運用目標値を満足していることを確認したことから、4/9 10:1216:56 海洋への排水を実施。排水量979 m3

2017411

・サブドレン他水処理施設一時貯水タンクEの分析結果[採取日4/5]について、運用目標値を満足していることを確認したことから、4/10 10:1016:54 海洋への排水を実施。排水量981 m3

2017413

・サブドレン他水処理施設一時貯水タンクFの分析結果[採取日4/7]について、運用目標値を満足していることを確認したことから、4/12 9:4016:08 海洋への排水を実施。排水量939 m3

2017414

・サブドレン他水処理施設一時貯水タンクGの分析結果[採取日4/8]について、運用目標値を満足していることを確認したことから、4/13 10:0516:22 海洋への排水を実施。排水量912m3

2017417

・サブドレン他水処理施設一時貯水タンクA の分析結果[採取日4/10]について、運用目標値を満足していることを確認したことから、4/15 10:1817:04 海洋への排水を実施。排水量982m3

・サブドレン他水処理施設一時貯水タンクB の分析結果[採取日4/11]について、運用目標値を満足していることを確認したことから、4/16 10:0715:26 海洋への排水を実施。排水量771m3

2017420

・サブドレン他水処理施設一時貯水タンクCの分析結果[採取日4/13]について、運用目標値を満足していることを確認したことから、4/19 10:0916:52 海洋への排水を実施。排水量977 m3

・サブドレン他水処理施設一時貯水タンクDの分析結果[採取日4/14]について、運用目標値を満足していることを確認したことから、4/20 10:1015:20 海洋への排水を実施。排水量750 m3

2017424

・サブドレン他水処理施設一時貯水タンクEの分析結果[採取日4/18]について、運用目標値を満足していることを確認したことから、4/23 10:0716:57 海洋への排水を実施。排水量995m3

2017425

・サブドレン他水処理施設一時貯水タンクFの分析結果[採取日4/17]について、運用目標値を満足していることを確認したことから、4/24 10:1016:49 海洋への排水を実施。排水量966m3

2017426

・サブドレン他水処理施設一時貯水タンクGの分析結果[採取日4/19]について、運用目標値を満足していることを確認したことから、4/25 9:5916:49 海洋への排水を実施。排水量994m3

2017427

・サブドレン他水処理施設一時貯水タンクAの分析結果[採取日4/20]について、運用目標値を満足していることを確認したことから、4/26 10:0515:32 海洋への排水を実施。排水量794m3

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・サブドレン他水処理施設一時貯水タンクBの分析結果[採取日4/22]について、運用目標値を満足していることを確認したことから、4/27 10:0516:52 海洋への排水を実施。排水量988m3

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・サブドレン他水処理施設一時貯水タンクDの分析結果[採取日4/25]について、運用目標値を満足していることを確認したことから、4/30 9:3816:27 海洋への排水を実施。排水量995m3

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2017年4月28日 (金)

騙されてはいけない1481―今起こっている福島原発事故・「3号機 ミュオン測定による炉内燃料デブリ位置把握・・!?」

東電の4月24日の記者会見配布資料「福島第一原子力発電所3号機 ミュオン測定による炉内燃料デブリ位置把握について」からです。

東電の報告によると、「1・2号機において,炉内燃料デブリ位置把握のため,これまでにミュオン透過法により,原子炉を通過する宇宙線ミュオンの測定を実施。3号機についても,4月下旬に測定装置を設置し,5月から数ヶ月程度ミュオン測定を実施する計画・・」ということです。

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 ただ、1・2号機でもそうでしたが、肝心の融解した核燃料デブリがあると思われる(図の赤丸の部分)場所はミュオン透過法では死角なり判別が無理なところです。

 参考に、例示されている「2号機の測定結果」を拡大していますがほとんど何も分かりません。なお、精密な解析をすれば少しはましかもしれませんが?

Photo

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2017年4月15日 (土)

騙されてはいけない1480―今起こっている福島原発事故・「“土中埋設”タンク、G1タンク水の移送・・!?」

東電の4月14日の記者会見配布資料「福島第一原子力発電所G1タンク水の移送について」からです。

東電は「G1タンク水の“G1タンク⇒ 3m3鋼製仮設プール⇒ G3()- H2タンクの移送」を報告しています。

 G1が埋設タンクであることを知らなかったのですが、東電の「【資料1】プラントの状況」の「各エリア別タンク一覧」にはG1は“土中埋設”となっています。

 いつものように場所をマップで紹介します。

G1タンクは“土中埋設”の“タンク鋼製横置きタンク(溶接)”

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G1タンク水の移送

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ただ、「耐圧ホースを使用し、空気圧での抜き取りにて移送を実施」としているので、下部に排水用のドレンパイプを設けていないことになり、かなり杜撰? というか、先を考えないで取り急ぎ設置したようです。

「G1タンク100基中71基に残水あり(約6,2003)」ということで、100基も土中に埋められているのです。

土中に埋めるのは放射線対策で、当初は高濃度の処理水を一時保管する役目と考えらます。

そして、G1は“タンク鋼製横置きタンク(溶接)”ということで、海岸近くの高所に埋設されており、タンクの一部が錆びて毀損し、漏れていても土中なので分からないのです。

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2017年4月11日 (火)

騙されてはいけない1479―今起こっている福島原発事故・「サブドレン吸着塔2B入口配管付近からの堰内漏えい・・!?」

東電の4月10日の記者会見配布資料「福島第一原子力発電所の状況」と「福島第一原子力発電所 サブドレン吸着塔2B入口配管付近からの堰内漏えいについて」からです。

<東電の報告>

 

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「1度起こることは、2度起こる・・」と言いますが、“サブドレン吸着塔からの汚染水の漏えい”の似た事故は以前にもあって、20161115日の「福島第一原子力発電所サブドレン他浄化設備建屋における水溜まりの発見について」という報告があります。

その事後レポートが20161124日の「サブドレン他水処理施設の状況について」の「サブドレン他浄化設備吸着塔入口配管から堰内への漏えい(平成281115日)」です。

なお、そのときは吸着塔は今回の“2B”と異なって、その前の“1B”でした。

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 ・・で、その「サブドレン他水処理施設」の場所の位置図が、平成26年8月11日の「福島第一原子力発電所 サブドレン他水処理施設の浄化性能確認試験の開始について」の「1-2. サブドレン他水処理施設の配置」にあり、マップの航空写真も載せておきます。

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2017年4月 7日 (金)

騙されてはいけない1478―今起こっている福島原発事故・「1号機カバー解体工事における梁吊り治具の不具合・・!?」

東電の4月5日の記者会見配布資料「福島第一原子力発電所1号機カバー解体工事における梁吊り治具の不具合について」と31日の「福島第一原子力発電所1号機建屋カバー解体工事 柱・梁の取り外し開始について」及びその写真・動画集からです。

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「1号機カバー解体工事における梁吊り治具の不具合」とありますが、「介錯ロープ用電源ケーブルを巻き込んで破損し、発電機メインブレーカーがトリップしたことにより吊り治具用電源がなくなった・・」ということで、介錯ロープとは「クレーンなどで荷おろしを行う場合に、荷物を引き寄せるためのロープ」のことです。

荷物の下に入らないように、ある程度の長さが必要ですが、電源があるので長さを出し入れして調節できるものです。

 劣悪な環境で作業している作業員の方には悪いのですが、何か? ミスが素人ぽいもので、今の福島第一には“玉掛け”作業や重機クレーン操作など、技術を要するベテラン作業員が不足しているのではないでしょうか?

 廃炉に向けて、ますます技術的に困難な作業が増大して行くはずで、ベテラン作業員が不足は、相当な問題です。

“玉掛け”:クレーンなどに物を掛け外しする作業のことである。直接あるいはワイヤーロープなどで荷物をクレーンなどのフックに掛ける作業を玉掛けとよぶ。ワイヤーなどを掛ける場合はもちろん、外す場合も玉掛け作業に含まれるので、荷物の移動先で掛けた人間と違う人間がワイヤーを外すような場合は外す作業にも資格が必要となる。一人でクレーン運転をしながら玉掛け作業を行う場合、クレーン運転免許(あるいは技能講習・特別教育)とは別に玉掛けの資格が必要である。ただし、1978930日以前にクレーンなどの免許を取得していた人は玉掛け技能講習相当の資格も有しているとされるので、別途資格は必要ない。

クレーン運転士:日本において、労働安全衛生法に定められた国家資格(免許)のひとつであり、クレーン運転士免許試験(学科及び実技)に合格し、免許の交付を受けた者をいう。一定の規模以下のクレーンについては、技能講習又は特別教育を受けることで運転・操作することが可能となっており、それらの講習等を修了した者を指して言う場合もある。

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2017年4月 5日 (水)

騙されてはいけない1477―今起こっている福島原発事故・「2号機原子炉格納容器内部調査について~画像解析による追加報告~・・!?」(その②)

前回の続き(その②)ですが、330日の「廃炉・汚染水対策チーム会合 第40回事務局会議」の「【資料3-3】燃料デブリ取り出し準備」に「2号機原炉格納容器内部調査について〜画像解析による追加報告〜」のレポートがあり、その「5.ペデスタル内事前調査グレーチングの状態」と「6.ペデスタル内事前調査ペデスタル内上部の状態」からです。

以下は、一部の説明画像を拡大して、分かりやすくしたつもりです。

グレーチングの状態

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ペデスタル内上部の状態

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2017年4月 1日 (土)

騙されてはいけない1476―今起こっている福島原発事故・「2号機原子炉格納容器内部調査について~画像解析による追加報告~・・!?」

東電の3月30日の写真・動画集「2号機原子炉格納容器内部調査について~画像解析による追加報告~」からですが、写真のみでいつもの報告(説明文)はありません。

よく見ると余り気持ちの良いものではなく、何か? 不気味な、“ゾッ”とするような・・高温の核燃料デブリの抜け落ちた跡、残骸です。

以下の画像は一部を拡大したものを添えています。

ペデスタル内全体

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ペデスタル内左奥

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ペデスタル内右奥

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ペデスタル内上部全体

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ペデスタル内左上1

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ペデスタル内左上2

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ペデスタル内右上

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