心の育児日記

2013年12月30日 (月)

私の世界・知らない世界―糞を食べて反芻、栄養確保のナキウサギ!?

ネットのナショナルジオグラフィック・ニュースからです。

「ナキウサギの食糞という習性」の研究記事で、「餌を食べた後、まず緑色のやわらかい糞をし、さらに栄養を摂取するために、この糞を食べる。その後、固形のコロコロした糞をする」というものです。

ジオの写真が余りに可愛いので、昔息子たちが小さい頃に飼っていたハムスターを思い出し、思わず紹介です。

ナキウサギ(ジオより)

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ナキウサギ(ウィキより)

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 日本にもキタナキウサギの亜種のエゾナキウサギがいるそうです。

日本に住むエゾナキウサギ(ウィキより)

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話は別に:ハムスターは息子たちが幼稚園の頃、動物の世話も学ぶ必要があると思って飼いました。ただ、オス・メスを分けるか1匹だけにしないと、どんどん赤ちゃんが出来て大変です。

思惑が少し違ったのは、子供たちは遊び相手にするだけで世話を余りしません。従って、世話係りの私ばかり懐くのです。手の匂いを覚えると、安心して身を任せ、余計愛おしくなります。

短命で“死”と言うものを子供たちが知ったのは彼のお陰だと思うのです。裏庭にお墓があり、ウインク(飼い犬の女の子)も一緒です。

『ナキウサギ、“食糞”で温暖化に適応

December 27, 2013

 地球温暖化が進む中、保全生物学の専門家は、気温が低い地域に暮らす動物の将来を心配している。例えば、北米やヨーロッパ、アジアの山岳地帯に生息する多毛のナキウサギもその1つだ。しかし、アメリカナキウサギ(学名:Ochotona princeps)は、かなり風変わりなエサのおかげで、厳しさを増す環境を克服できるかもしれない。

新たな研究によると、低地のナキウサギは、栄養価の低いコケ類を食べて繁栄しているという。彼らは、温暖化する環境に対する行動適応能力を備えているらしい。

 通常、ナキウサギ科に分類される動物は寒冷な高山地帯に生息する。アメリカナキウサギは、オレゴン州ポートランド郊外にあるフッド山(標高3429メートル)の岩の多い斜面でもよく確認されている。ノウサギなどと同じウサギ目に属し、大型のネズミ程度の大きさで、小さなテンジクネズミとそっくりだ。

 代謝が活発で体温も高い。大きな腹部や短い四肢、小さな耳、短い尾がほぼ球状にまとまり、加えて灰褐色の厚い毛皮が体温の低下を防いでいる。保温力が高く、摂氏25度を上回る気温に3日以上さらされると、死亡する場合もある。

 ユタ大学大学院博士課程のジョアンナ・バーナー(Johanna Varner)氏にとって、フッド山に近い低地、コロンビア川渓谷での目撃報告は寝耳に水だった。ナキウサギが好むフッド山の環境とは、あまりにもかけ離れているからだ。

 フッド山で雪のない期間は3カ月に過ぎない。ずんぐりしたナキウサギは短い夏の間に走り回って、できるだけ多くの草花や小枝を集める。長い冬の間に少しずつ食べられるよう、食料貯蔵所“干し草の山(haypile)”を作り上げるのだ。一方、コロンビア川渓谷が雪に覆われるのは1年のうち3週間程度。バーナー氏は、現地での暮らしぶりや、その食生活を調べることにした。

 オレゴン州に到着した同氏は、フッド山と渓谷のナキウサギの調査に取りかかる。研究メンバーと交代で2時間ずつ双眼鏡で観察、成体の食料を突き止めた。フッド山とは異なり、コロンビア川渓谷のナキウサギはコケ類を食べている。栄養がほとんどないコケとは、バーナー氏も想定外だった。

「哺乳類が大量に摂取するには栄養価が低すぎる。繊維質が80%を占め、ほとんど紙と同じだ」とバーナー氏は話す。

◆自分の糞を食べて栄養摂取

 コケ類の栄養を余すことなく摂取するには、ナキウサギの食糞(しょくふん)という習性が欠かせない。「自分の糞を食べる行動を指す」とバーナー氏。

 ナキウサギは小さな硬い糞の塊のほかに、より大きく湿り気を帯びた“盲腸糞”も排出する。消化途中のコケと胃腸の微生物が混ざり、非常に栄養価が高い。再び摂取すれば、コケを直接消化する微生物のおかげで、より多くの栄養を抽出できるという。

「盲腸糞にはコケの6倍も栄養がある。消化途中で反芻するするウシと同じアイデアだ」とバーナー氏は評価している。

ナキウサギ

ナキウサギは一見ハムスターのような小動物で、短い四肢と丸い耳、短い尾をもつ。サイズは種によって異なるが、体長約18-20cm、尾長2cm弱、体重75-290g。狭義のウサギ類と同様、餌を食べた後、まず緑色のやわらかい糞をし、さらに栄養を摂取するために、この糞を食べる。その後、固形のコロコロした糞をする。ナキウサギは草食であり、さまざまな植物を採食する。その棲息地により、主に草やスゲ類、潅木の小枝、コケ、地衣類などを食べる。ウサギ目の他の動物と同様、ナキウサギは切歯をもつが犬歯を欠き、また、臼歯の数は狭義のウサギ類より少ない。歯式は 2.0.3.2/1.0.2.3 (切歯、犬歯、小臼歯、大臼歯)となる。岩地で暮らすナキウサギは、1度に5頭までの子しか産まないが、巣穴を掘る種は、これより多くの子を産む傾向があり、繁殖の頻度もより高い。この違いはおそらく、後者の棲息地の方が、より豊かな資源を活用できることによるものと思われる。妊娠期間は25-30日程度。・・(=ウィキペディア)

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2013年9月10日 (火)

私の世界・面白い話のネタ―睾丸が小さいほど、子育てに熱心?

ネットのCNNのニュースからです。

「子どもを持つ男性は睾丸(こうがん)が小さいほど子育てに熱心な傾向がある」という、とんでもないと言うか失礼? な研究成果です。

自分のことを省みれば、“大きさに自信があるわけではない”、“一応、二人の子育てには熱心というか、世間の親父に負けていないと思う”ので、当っている伏しがあります。

もしかすると、晩婚で40才近い頃に出来た子ですから、「性ホルモンが少ないオスは繁殖行動も少なく、その分子育てに費やすエネルギーが増える」というのはある意味で、当然の帰結かも知れません。というか、女性に興味がないわけではありませんが、特に“浮気をする男”は嫌いです。

「子育てに熱心は、性欲の衰えの所為」と言われるとムカツキますが、「いい父親になるかどうかは、睾丸の大きさによって決まるわけではない」で少し心が治まるのです。研究者が言いたいのは、「睾丸が小さくて、子育てに熱心でも」なのに!

睾丸が小さいほど子育てに熱心になる?

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『睾丸が小さいほど子育てに熱心? 米研究

(CNN)子どもを持つ男性は睾丸(こうがん)が小さいほど子育てに熱心な傾向がある――。そんな研究結果が9日の米科学アカデミー紀要に掲載された。

米エモリー大学の研究チームは、子どもを持つ21~43歳の男性70人の生殖腺をMRI(磁気共鳴断層撮影装置)を使って計測。さらに個々の被験者に自分の子どもや他人の子どもの写真などを見せて、子育て意欲をつかさどるといわれる脳の部位の反応を調べた。

また、各男性のパートナーにも、父親の子育てぶりについてのアンケートに答えてもらった。

その結果、睾丸が大きい男性ほど、自分の子どもの写真を見せられた時の脳の反応が小さい傾向にあることが分かったという。これについて研究者は、生物学的にも睾丸の小さな父親の方が子育てに気持ちが傾きやすいと解説する。

動物を対象とした過去の研究では、性ホルモンが少ないオスは繁殖行動も少なく、その分子育てに費やすエネルギーが増えるという報告もある。

今回の研究は、人間の場合も「繁殖行動と子育て行動はどちらか一方が優先される関係にある」ことをうかがわせるという。

ただし、いい父親になるかどうかは睾丸の大きさによって決まるわけではないと研究チームは釘を刺している。

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2013年4月24日 (水)

私の世界・面白い話のネタ―「赤ちゃんはオムツの“気持ち良さ”の違いを実感している」

ネットのサイエンスポータルのニュースからです。

「赤ちゃんは、おしり周りの触感で紙おむつの素材を区別し“気持ち良さ”の違いを実感している」という、赤ちゃんを持つお母さんやオムツ・メーカーにとって、恐るべき研究結果が出ているのです。

「赤ちゃんのお尻」というと、私事になりますが、子供を卒業してものの道理が分かる中学の頃、お袋が済まなそうに話しました。

「お前が赤ちゃんの頃余り泣くので、お尻に赤く手の形が付くほど叩いてしまったの・・覚えてない?・・」

そう言われると、なんとなくお尻がむず痒くなり、痛かったような気分がしてきますが、もちろん何も記憶はありません。

人は幼児期(34歳頃まで)に愛情たっぷりに育てられると、自分の周りの環境(人も地球も)を信頼し、「世の中、棄てたものじゃない」という価値観の人になるそうです。

『赤ちゃんのおしり周りの触感(2013423日)

赤ちゃんは、おしり周りの触感で紙おむつの素材を区別し“気持ち良さ”の違いを実感していることが、長崎大学大学院歯薬学総合研究科の篠原一之教授とユニ・チャーム(本社、東京都港区)の共同研究で分かった。素材の違いによる赤ちゃんの脳血流の変化を測定したもので、さらに赤ちゃんの触覚の研究が進むことで、スキンシップのメカニズムの解明やより良い製品の開発につなげたいという。

研究グループは、生後2-6カ月の乳児26(12人、女14)を対象に、風合いの異なる2種類の紙おむつ素材(AB)を左腰部にあて、それぞれの大脳皮質にある前頭前野の血流量を「近赤外線分光法(NIRSNear Infra-Red Spectroscopy)」によって測定した。同方法では皮膚や頭骨などを透過する近赤外線を照射し、その吸収度によって血中の酸素化ヘモグロビンの濃度変化を調べる。

その結果、素材ABよりも6倍の脳血流の増加がみられた。前頭前野はとくに報酬系(「快い」といった情動や認識を担う神経系)の働きをしていることから、赤ちゃんは素材Bよりも、Aの触感を「気持ち良い」と感じていると考えられる。さらに追加試験によって、素材Pの刺激よりも母親が手のひらでなでた時の触覚刺激の方が、赤ちゃんにとって気持ち良く感じることも分かったという。

篠原教授は「赤ちゃんは、おしり周りの触感で紙おむつの素材の違いを区別し、素材の違いによって気持ち良さが異なることが示唆された。赤ちゃんのおしり周りの触覚は、生後数カ月から発達していて、繊細な感受性を持っていることが分かった」と述べている。

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2011年8月22日 (月)

私の世界・心の育児日記34―5年8ヶ月と3年9ヶ月目の某日(終わり)

次男は4月から「子どもの家」にいくようになりました。お兄ちゃんと違って、五月病にはならないようです。

この間、競馬場へ行ってポニーに乗せてあげました。二人が遊園地で遊び捲くっている姿は、よそのおばさんが感心する位に元気でした。

長男は、家内の母上にスーパーファミコンを買ってもらって、夢中で遊んでいます。「マリオ」や「ヨッシー」、「ドンキーコング」が好きなようです。

お父さんは、「ゼルダ・・」に夢中になってしまって、お母さんは「オカンムリ」のようです。

自転車を補助輪なしで乗れるようになりました。

次男はプールで潜れるようになって、お風呂に入ると潜りっこの競争をお兄ちゃんとします。

「柔道」が好きになって、「ジュウドウ、ジュウドウ!・・」といって組みかかるのですが、「負けず嫌い?」でこちらが倒れてやらないと怒って泣くのです。

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2011年8月19日 (金)

私の世界・心の育児日記33―4年2ヶ月と2年3ヶ月目の某日

次男はこの頃、「おとうちゃん」、「おかあちゃん」が言えるようになりました。

「おとうちゃん、おっき・・」や「あっち、いって・・」、「おじいちゃん、ごはん・・」の二言の言葉も少し話します。お兄ちゃんの名前も「しょうちゃん」と呼びます。

「カメ、ハメ、ハー・・」や「ビー、ビー・・」と言って一応その格好をするのが得意です。(ドラゴンボールのかめはめ波とウルトラマン光線のつもり)

面白いのはグリム童話の『ヘンゼルとグレーテル』の話をした影響か、長男は「森に薪を採りに行こう?・・」と言うといやな顔をします。「森に捨てられる!・・」と考えるのが、相当怖いようです。親にすると、「そんなこと、する分けないのに?・・」と思うのですが不思議なことです。

プールでは、底まで潜れるようになりました。

話しは別に:『ヘンゼルとグレーテル』について

―あらすじ―

「母親に捨てられた兄妹が森で道に迷い、森の奥に住む魔女に騙され捕らえられるが、隙を見て魔女をかまどに突き飛ばして焼き殺し、宝石や真珠などを持って家に帰る。」

元々は、長く続いた飢饉での、姥捨てならぬ、子供捨てによる口減らしの話。当時の不作と飢饉を救ったのは、歴史的にはジャガイモの耕作の始まりだったのだが、そうした時代の記憶を伝える話として見ることも出来る。

(=ウィキペディアより)

本当に怖い話です。

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2011年8月17日 (水)

私の世界・心の育児日記32―子供をシンガポールに連れて行く⑥

いろいろ食べ物について、あれこれ言いながら、最後の日の昼食は日本食のレストランに行ってしまいました。そして、「日本食はこんなに美味しかったのだ!・・」と感激する「アホな自分?」が居ました。

日本のお醤油の味と匂いは「なぜあのように魅力的なのか?」不思議な思いがしました。

今回の旅行では、子供たちがすこぶる元気だったことと、子連れだとみなに声をかけられ「ハッピー・・?」でした。

次男は、「ハロー・・」と「NO-、NO-」を覚えました。

「ハロー・・」は手を上げて笑いながら。

「NO-、NO-」は口をすぼめ渋い顔をし、ひとさし指を立て、それを左右に動かして言います。お兄ちゃんを真似たのかも知れません。

長男は、大人用プールで半分溺れながら遊んでいた成果が、スイミングスクールで出そうなので楽しみです。

話しは別に:空港に向かう道路の途中に、「ビッグスプラシュ?」と言う所があって、伊勢海老などの海産物を買って料理してくれるレストランがありました。これはっと思ったのは、伊勢海老やあわびではなく、大ちゃんが推薦した現地の「ハタかオコゼ?」に似た白身魚をフライにして、甘酢あんかけにしたものでした。

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2011年8月16日 (火)

私の世界・心の育児日記31―子供をシンガポールに連れて行く⑤

シンガポールも日にちが立つと、人によりますが食べ物にうんざりしてきます。うちの子はぜんぜんそんなことがないので、感心するのですが他の人や子供は全く食が進まなくて、マクドナルドや日本料理店に行くのです。

「シンガポールまで来てそれはない?」と思うのですが、食べられないのですから仕方がありません。

チャイナタウンだけでなく、アラブ人街やインド人街には日本にない寺院・風俗とともに、いろいろな屋台や食堂があります。

シンガポール人の食生活は外食中心で、自炊をする事はあまり無いそうで、食文化が非常に発達していて、「フードコート」や「ホーカーズ」と呼ばれる外食広場が沢山あります。混合文化圏らしく、中華料理、南インド系の料理、マレー系の料理、アラブ(イスラム系?)料理とフランス料理などの西欧料理が入り乱れて存在します。もちろん、日本料理やマクドナルドもあるのです。

注)フードコートとホーカーセンター:エアコン完備で屋内型の屋台が集まる飲食施設。ホーカーセンターがHDB(公団住宅の総称)の一角に多くあるのに対して、フードコートはショッピングセンターやオフィスビルの中にある。

アラブ人街の屋台の日本のお好み焼きに似た食べ物(ムルタバ?)は、うちの子供たちに特に好評でした。

名物料理のフィッシュヘッドカレーとチキンライスは私には期待はずれでした。フィッシュヘッドカレーは見てくれが悪く、チキンライスは想像していたものと実物が全く違っていて、思っていた味でなかったのです。ただし、子供たちは何でも平気で、特にチキンライスは彼等がたいらげました。

画像も載せようと、ネットで調べたのですが当時のフィッシュヘッドカレーやチキンライスとはぜんぜん違っていて、随分おいしそうに洗練されていますのでやめました。

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2011年8月12日 (金)

私の世界・心の育児日記30―子供をシンガポールに連れて行く④

ジョホールバルでは、タクシーに乗ってサルタン・モスクへ行くことにしました。困ったことに、運転手さんが「サルタン・モスク」を知らない?のです。

子供連れが、異常な調子で「サルタン・モスク、プリーズ?・・」と怒鳴るものですから何を勘違いしたのか、病院へ行ってしまいました。

地図を出していろいろ日本語であれこれ言って居ると、何が通じたのかやっと、「オケー、オケー・・」と連れて行ってくれました。外国で気を付けないといけないのは、地図なるものを見たことがない人が居ると言うことです。バンコックの三輪タクシーのおっちゃんは、ホテルで貰った地図を何か不思議なものを見るような顔をして、全く分かりませんでした。隣に居た華僑のおじいさんが困っているのを見て親切に、運転手に教えてくれました。着いたところが、セントラル・ステーション・ホテル、我々が帰りたかったのがセントラル・パーク・ホテル、少し違っていました。

帰りの時間が近づいたので駅に行くと、沢山の人が並んで切符を買っていました。仕方なく私も並んで待ったのですが、やたらに事務処理が遅いのです。よく見ると、切符を買う人はほとんど居らず、みんな定期券を買っているようなのです。

列車が着きそうな時間になっても、あと5・6人は待っていて買えそうにないので、頭に血が上って、

「お前ら、ええかげんにせえー、ちんたら定期売りやがって。・・シンガポールに行くだけの切符、なんで買えへんねん?・・列車が来るやないかぁー!・・」

と怒鳴ってしまいました。みんなは、こちを不思議そうに見ています。

すると駅員さんが事務所の中から手招きするので、入っていったら簡単に売ってくれました。

切符は別に売っていたのです。

話しは別に:当時、シンガポールは治安の良い町ですが、「夜のチャイナタウンの特に下町は危険なことがある!・・」と聞きました。

シンガポールの最も治安の悪そうな、娼婦でも立っていそうな下町で、若い連中がたむろする場所を通ったのですが何の問題もなく、向こうの方がビビッて居る様子なのです。

それを現地で生活する友人に話したら、

「あんた等それでも、日本人に見えると思ってるの?・・」

と笑われました。

よく考えると、うちのグループはかなり日本人ばなれしていたのです

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2011年8月 5日 (金)

私の世界・心の育児日記29―子供をシンガポールに連れて行く③

子供たちを連れてみんなでジョホールバルへ行くことにしました。最初は汽車に乗っていこうと駅に行くと840の列車は出ていて、1230までありません。バスで行くことにして、アラブストリートのバス停へ行ってバスに乗ります。一応、国境を越えるので通関事務がありますが、日本人の子供連れは何でもOKのようで、書類をもぞもぞ書いていたら、取り上げて勝手に作って通してくれました。

事務所から少しバスに乗って、ジョホールバルのバス・ステーションに着き両替しました。なんでも、シンガポールよりも、マレーに行ってから両替した方がずいぶん得だと旅行書に書いてあったのです。これは豊かな国から貧しい国の移動では常識のようです。決して貧しい国の通貨を豊かな国で前もって両替するものではありません。

帰りは汽車なので駅を集合場所にみんな好きなところに行くことにしました。

家族だけになって、辺りを見ると日陰もなく、ものすごく暑いので屋台でスイカを買って食べたら、子供たちはものすごい勢いでひっしに食べていました。

スイカ118円です。

少し落ち着いたので、屋台の隣のカレー屋さんから良い匂いがしてきて、昼も近いので入ってしまいました。二人の子供は平気でカレーを食べました。

私と家内は冷たいビールが欲しかったのですが、スプライトしかないのでそれで我慢しました。見ていると二人の子供は平気でカレーを食べています。

今回、気が付いたのですがうちの子は食事に関しては文句を言わないし、何よりガッツがあって逞しいことです。マックロードの汚いラーメン屋?もむっとする水炊き屋も、この何カレーか分からない「一応カレー」も平気で旺盛な食欲を見せます。

「誰に似たのやろ?・・」

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2011年8月 4日 (木)

私の世界・心の育児日記28―子供をシンガポールに連れて行く②

2日目は午後は、お母さんたちは買い物にいくので、子供を預かってプールで遊ばせました。そのほうがゆっくり休めると思ったのです。

プールは女性が4、5人で混んでいません。中に30歳くらいの白人の女性一人が日がな読書と日光浴を楽しんでいました。時々、ボーイさんを呼んで飲み物を頼んだり、パラソルの位置を変えてもらたり、優雅にホテルライフを楽しんでいる風情を見ていて感心しました。暇を見つけると買い物に押し寄せるのが旅行だと考えている、日本のご婦人たちとかなり文化的な差を感じました。

オリエンタル・ホテルはさすがに設備が整っており、スチィーム・バスやサウナ、アスレチックや軽食カフェ・バーなどが全部そろっているようでした。子供連れなので覗いて見るだけです。それと貧乏性で料金がどうなっているのか分からないし、気後れして聞くのも億劫で(本当のところ英語が片言しか出来ないのでやめた)、後で行く気も起こらなくなりました。

ホテルライフの下手な日本人の典型です。たぶん、オリエンタルに泊まった意味の半分くらいは分からなかったのでしょう。

子供二人を連れていると、女性も安心するのか声を掛けてくれます。次男はまだ赤ちゃんなので人気者でした。なんとなく、親の私も人気があると錯覚して気分のよいものです。

夕方、奥さんたちが帰ってきて、夕食を食べにチャイナタウンの方へ行きました。その後、マックロードの屋台に行ったのですが、大江さんとその子供たちは、その臭いときたなさ?に圧倒されてしまい、辟易して食べようとしません。仕方がないので、チャイナタウンの下町に戻って、中華料理にしました。レタスの入った普通の焼き飯が、ミーゴレンと違いしつこくなくさっぱりして、みんな気に入りました。

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