ムカツク話

2023年12月 9日 (土)

私の世界・知らない世界―『兵士の数も武器の数もロシア軍に劣る・・「地獄」の前線、ウクライナ兵がBBCに証言・・!?』

 ネットのBBCニュースの記事から、「兵士の数も武器の数もロシア軍に劣る・・「地獄」の前線、ウクライナ兵がBBCに証言・・」という、どうも「ウクライナ紛争が手詰まり状態でウクライナに不利に傾き始めている・・?」という話です。

 ゼレンスキー大統領は、まだ今だに「この反転攻勢はさらに大きな何かの始まりだと、盛んに強調・・」し、「戦場で手詰まり状態にはなっていない・・」と

仰ってるようです。

 なお、レポート中ほどのドニプロ川の説明図には、「ウクライナの勝利は、荒廃し放棄された土地の小さな区画・・」が分かるように、マップを加工・編集して添付していますが、ウクライナが侵攻したという「3荒廃し放棄された土地の小さな区画」は、ドニプロ川の中州の湿地帯?にしか過ぎないものです。

 

『兵士の数も武器の数もロシア軍に劣る・・「地獄」の前線、ウクライナ兵がBBCに証言

2023127日:ジェイムズ・ウォーターハウス、BBCウクライナ特派員)

・ウクライナでの戦争は開戦から2年目を迎えようとしている。1000キロメートルに及ぶ前線では、激しい戦闘が続く。画像はウクライナ東部ドンバス地方で活動するウクライナ兵(今年2月)

Aa_20231209081901

ウクライナ軍は兵士の数でも、武器の数でもロシア軍に劣っている。前線に立つウクライナ兵の1人は、脈々と流れるドニプロ川の東岸に築いた拠点に必死にしがみつこうとする自軍の厳しい状況についてBBCに語った。

6カ月前に始まったウクライナの反転攻勢の一環で、数百人のウクライナ兵がこの地域に入った。

ロシア軍の容赦ない砲火を浴びながら、ウクライナ兵はロシア軍が占領してきたこの場所で数週間を過ごした。ドニプロ川東岸のクリンキ村周辺で橋頭堡(きょうとうほ、橋のたもとに設ける陣地)を築こうとしていたからだ。BBCは今回証言したウクライナ兵の身元を保護するため、名前を伏せている。

私たちは、メッセージングアプリを介して彼から証言を得た。そこには、部隊のボートが川から吹き飛ばされたことや、経験の浅い援軍のこと、そしてウクライナ軍の司令官たちから見捨てられたと感じたことがつづられていた。

また、ウクライナ軍がロシアの侵略に対抗し始めてから2度目の年末が近づく中、緊張が高まっていることも浮き彫りにした。

ウクライナ軍は安全上の理由から、同地域の状況についてはコメントしないと、BBCに伝えた。

(ウクライナ兵の証言は太字で記載)

「(ドニプロ河岸)全域では絶え間なく、対岸まで渡ろうとする兵士が砲火にさらされています。仲間が乗った複数のボートが被弾して水中に沈み、ドニプロ川に永遠に消えていくのを見たことがあります」

「私たちは発電機や燃料、食料など、あらゆるものを携行しなくてはなりません。橋頭堡を築くにはあらゆるものが大量に必要ですが、この地域への物資供給は計画されていませんでした」

「現場まで行けば敵は逃げ出すものと、私たちは考えていました。そうすれば、必要な物をすべて落ち着いて輸送できるだろうと。しかし実際はそうなりませんでした」

「私たちが(ドニプロ川の東)岸に着くと、敵が待ち構えていました。捕まえたロシア兵から、私たちの上陸に関する密告があったと聞きました。いつ私たちがそこへ来るのか、具体的にどこで私たちを見つけられるのかを知っていたのだと。(ロシア兵は)大砲や迫撃砲、火炎放射システムなど、あらゆるものを発射してきた。もう脱出は無理だと思いました」

 

それでも、数百人のウクライナ海兵隊員は、ドニプロ川西岸の高台から発射されたウクライナ軍の砲撃にも助けられ、足場を固めることができた。

ドニプロ川はウクライナ南部ヘルソン州のロシア占領地域と、ウクライナ支配地域を隔てている。

01_20231209081901

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、この反転攻勢はさらに大きな何かの始まりだと、盛んに強調してきた。

ウクライナ軍参謀本部は123日、自軍がドニプロ川東岸の陣地を維持し、「敵の後方部隊に砲火を浴びせ、損害」を与えていると、日々の報告の一環として述べた。

しかし、この兵士の証言は、戦況をめぐりウクライナ政府と将官たちが分裂していると露呈する。

ウクライナ軍のヴァレリー・ザルジニー総司令官は111日付の英誌エコノミストに対して、「第1次世界大戦と同じように、我々はこう着状態に陥るような技術水準に達している」と語った。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はザルジニー氏の発言を即座に非難し、戦場で手詰まり状態にはなっていないとした。

 

「私たちは毎日、森の中で座り込み、攻撃を浴びていました。身動きがとれなかった。道路も小道もすべてが地雷だらけなので。ロシア兵はすべてをコントロールできていないので、私たちはそれを利用します。それでも、ロシア軍のドローン(無人機)は絶えず上空を飛んでいて、動きを察知したらすぐに攻撃できるようになっています」

「一番の弱点は物資の供給でした。ロシア兵が私たちの供給路を監視していたので、物資の運搬がなおさら困難になった。ボートやドローンを使って運んではいたものの、飲料水が本当に不足していました」

「自分の装備はかなり自分でまかなっています。発電機やポータブル充電器、防寒着などを、自前で買いました。いまは霜が降り始めていて、今後状況は悪化するばかりです。実際の状況は公表されないので、誰もこの状況を変えようとしません」

「何がゴールなのか、誰も分かっていません。多くの兵士は、司令部が単に自分たちのことを見捨てたのだろうと考えています。あの人たちは、私たち兵士の存在意義はは、軍事面より政治面で大きかったと考えている。だけど私たちは、自分の仕事をしていただけで、戦略には関与していませんでした」

 

ウクライナ軍がドニプロ川の東岸に到達したことで、ロシア軍が部隊の一部を前線の他地域から移転せざるを得なくなったことは間違いない。例えば、ロシア軍が厳重に守りを固めているザポリッジャ州の陣地などからだ。ウクライナ政府は同州で、もっと早くに突破口が開くことを望んでいた。

BBCロシア語は最近、この地域の川岸を守るロシア部隊の数人に話を聞いた。ロシア兵たちは、あの場所へ向かうのは「自殺行為」だと語った。戦闘ですでに多くの兵士を失っており、ウクライナ軍を拠点から動かすのは無理だと。

一方でウクライナ軍は、ロシア軍の補給路を標的にし、民間人を砲撃から守れるようになるまで、ロシア軍をドニプロ河岸から後退させたいとしている。

つまり、ロシア兵もウクライナ兵も、多くの砲火を浴びているということだ。

 

「こちらの損害の大半はミスが原因でした。誰かが塹壕(ざんごう)に素早く入れなかったり、うまく隠れられなかったり。集中力が欠けていると、あっという間に全方位から標的にされてしまう」

「でも医師たちのおかげで、医療班まで運ぶことができれば負傷兵は助けられます。医者たちは巨人です、神のような存在です。ただ、戦死者の遺体を運び出すのは無理です。危険すぎる」

「同時に、こちらのドローンやミサイルは敵にかなりの損害を与えています。捕虜をとったこともありますが、どこに置けばいいのか。負傷した仲間さえ、連れてドニプロ川を渡れないのに」

 

前線のあらゆる地点と同様に、ここでの作戦も消耗戦と化している。

ロシアが徴集兵や、恩赦と引き換えに受刑者を従軍させることで軍勢を保つ一方で、ウクライナは必要な人員の確保に苦慮している

・ウクライナを出たい男性たち……川を渡り山野を越え 書類を不法入手する人も(動画より)

Bb_20231209081901

BBCの最近の調査では、ロシアによる全面侵攻が始まって以降、徴兵を回避するために2万人近い男性がウクライナを出国していることが明らかになった。

 

「この場所には本来、個別の中隊ではなく、複数の旅団が配備されるはずでした。ともかく人員が足りません」

「私たちの部隊には若い兵士がたくさんいます。人手が必要です。でも欲しいのは、今ここにいるような新兵ではなく、訓練を受けた兵士です。3週間しか訓練を受けていない人もいます。数回しか発砲できない人もいます」

「完全に悪夢です。1年前ならそんなことは言わなかっただろうけど、今は、申し訳ないけど、うんざりしています」

「戦争に進んで志願した人たちはみんな、もうとっくに戦地に入っています。今となっては、お金でその気にさせるのはあまりに難しすぎる。いま動員されているのは徴兵を逃れられなかった人たちです。笑うかもしれないけど、泳げない海兵隊員もいるくらいです」

 

クリンキ村はがれきと化している。

1年前に、ヘルソン市やハルキウ州の複数地域が解放された時のような、はっきりとした安堵(あんど)感はいまのところ、再現されていない。

それどころか、ウクライナの勝利は、荒廃し放棄された土地の小さな区画にとどまっている。

・ウクライナではここ数週間で気温が急降下し、兵士にとってさらなる苦難をもたらしている。画像はウクライナ・キーウ近郊に対空砲を設置するウクライナ部隊

Cc_20231209081901

この状況のため、西側諸国に長期的支援を求めるゼレンスキー大統領が、その訴えを政治的に売り込むのは難しくなっている。

しかしそれでも、BBCに匿名で証言した兵士の戦いはこれからも続く。

 

「地雷で脳震とうを起こしたけど、脱出できた。でも同僚の1人は助かりませんでした。残されたのは彼のヘルメットだけでした」

「地獄から逃げ出した気分ですが、前回私たちの代わりに配置された兵士たちの方が、私たちよりもっと地獄を味わっています」

「次の配置転換が迫っています。もうすぐ、私がドニプロ川を渡る番がやってきます」

 

(追加取材:ハンナ・チョルノス、ヴィッキー・リデル、ハンナ・ツィバ、アナスタシア・レフチェンコ)

(英語記事 Outnumbered and outgunned by Russians in brutal riverside battle

| | コメント (0)

2023年11月11日 (土)

私の世界・面白い話のネタ―ネコ物語・『「貯蓄から投資へ」にムカつく!ので、そのお口直し・・のネコ!?』

 ロシアの生活情報サイト“yaplakal”(“Яплакал”)から、“Рыбные воришки:「魚泥棒」という投稿写真集から適当に編集したものです。

 岸田政府はNISAなどや子供まで巻き込んで「貯蓄から投資へ」を促しています。日本国民の1100兆円もの預貯金を博打に使わせようとして、その胴元はどうも外国資本のようです。

 本当にムカつく話だと思うので、そのお口直し・・?です。

01_20231111065401

 どうやって写真を撮ったのか、「まさか合成?では・・」と思うのですが、「お魚を・・!」のネコが本当にうれしそうです。

02_20231111065401

03_20231111065401

| | コメント (0)

2023年10月 1日 (日)

私の世界・面白い話のネタ―ネコ物語・『フィリピンのワールドワイドコーポレートセンターの警備員・・のネコ!?』

 ネットのAFPの記事から、「フィリピンのワールドワイドコーポレートセンター(Worldwide Corporate Center)の警備チームにネコがいる・・」という話ですが、その写真集を適当に選択・編集しました。ネコの名前は“コナン”だそうです。

 十月になると暑さは和らぎますが、マイナンバーカードやインボイス、NISA、酒税改悪などなど、そのやり口にムカつき熱くなり、熱中症になりそうです。

 ・・で、可愛いネコで少しは気をお静め!下さい。

01_20231001091301

02_20231001091301

『気ままにお仕事中「警備猫」 フィリピン

2023930 15:56 発信地:マニラ/フィリピン)

930 AFP】フィリピンの首都マニラ。オフィスビルの外で待機中の警備員たちの横を、黒と黄色の安全ベストを着た1匹の猫が平然と歩いて行く。

 「コナン」は生後6か月の雄の野良猫だ。数か月前、マニラ首都圏にあるワールドワイドコーポレートセンター(Worldwide Corporate Center)の警備チームに加わった。

 猫は警備犬とは異なり、仕事中に寝てしまうこともあるが、12時間勤務で退屈そうな警備員たちにかわいがられている。

 前任の「ミンミン」が死んだ後、警備員たちは悲しみに暮れ、ビルの駐車場で泣いているところを発見されたコナンが後任に任命された。

 「コナンがいないと、やる気が出ない」と警備員の一人(30)はAFPに語った。「ストレスを解消してくれる」

 コナンが「警備」と書かれたベストを着用し、机の上に横たわっている写真は、フェイスブックで多数シェアされている。

 マニラの商業施設や企業ビルでは、野良猫が十数匹飼われている。猫たちは、こうしたビルの中で自由な移動を許され、餌は従業員の寄付で賄われている

 野良猫としては申し分のない生活を送っているにもかかわらず、コナンはビルに入ってくる買い物客や従業員の所持品検査など、人間の警備員仲間の仕事を手伝うことにはほとんど興味を示さない。

 近くのスターバックス(Starbucks)の店舗の前で寝るか、タイル張りの床でボールを追い掛け、通行人を喜ばせている。

 「コナンなりにこの仕事を楽しんでいる」と警備員は話した。(c)AFP

 

| | コメント (0)

2023年6月 7日 (水)

『「性交同意年齢」、16歳に引き上げ・・と、J-POPの捕食者問題・・!?』

 ネットのBBCの記事から、「日本の「性交同意年齢」、16歳に引き上げ・・」とBBC3月に放送したドキュメンタリー「Predator: The Secret Scandal of J-Pop」(邦題「J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル」)の話です。

 530日に性犯罪規定を見直す改正案が衆院本会議で可決され、強制・準強制性交罪を統合して「不同意性交罪」に名称変更、「性交同意年齢」の16歳に引き上げがなされています。

 この法案がもっと早く成立していれば、性加害問題の状況はかなり違っていたと思うのです。

 BBCが何故「“Predator”=捕食者」とまで言って、ジャニーズ問題(=ジャニーズ事務所の創業者、故ジャニー喜多川氏による所属タレントへの性加害があったとされる問題)を取り上げているのかというと、BBCのおひざ元で似たような“ジミー・サヴィルの問題”が起こっていて、ある意味で「罪滅ぼし=贖罪」の意味があるのでは?

注)贖罪:犠牲や代償を捧げて罪をあがなうこと。特にキリスト教で、キリストが十字架上の死によって、全人類を神に対する罪の状態からあがなった行為。

 どちらも余り関連を言われていないように思うので、敢えて紹介します。

 

『日本の「性交同意年齢」、16歳に引き上げ 法制審が性犯罪要件見直し

2023221日)

・日本の法務省の法制審議会(法相の諮問機関)は17日、性的行為について自分で意思決定ができるとみなす「性交同意年齢」を13歳から16歳に引き上げることなどを盛り込んだ、刑法の性犯罪規定改正の要綱を斎藤健法相に答申した。

これは、2019年に複数のレイプ事件に無罪判決が相次いで出されたことを受けて日本で行われた、性犯罪に関する法律の幅広い見直しの一環。

要綱は、わいせつ目的で未成年を手なずける「懐柔」行為(グルーミング)を犯罪化し、強姦の定義を拡大することも目的としている。

また、強制性交等罪(強姦罪)の公訴時効を10年から15年に延長することも含まれる。

性交同意年齢は、若年者を保護するためのもの。現行の13歳は明治時代から変わらず、先進国の中で最も低い同意年齢で、主要7カ国(G7)の中でも最低。

ドイツやイタリアでは14歳、ギリシャやフランスでは15歳、イギリスやアメリカの多くの州では16歳となっている。

改正により、16歳未満への行為は同意の有無にかかわらず処罰対象となるが、1315歳の場合は、加害者が5歳以上年上のケースを処罰対象とする。

日本の現行法では、強制性交事件で有罪判決が出るには、被害を受けた際に「暴行や脅迫」があったことや、心神喪失などで「抵抗が著しく困難」だったことを被害者側が立証する必要がある。

法制審議会はこれらの表現を変更しなかったが、酩酊状態にさせる、薬物を摂取させる、拒絶するいとまを与えない、心理的に支配するなどの行為により、同意しない意思を示すことが難しい状態にさせた場合、処罰の対象になるとしている。

法務省幹部は、この改正要綱は被害者が強制性交事件の裁判で勝ちやすくするためのものではないものの、評決に一貫性をもたせることになるだろうと話している。

性犯罪の刑法を見直す動きは、複数のレイプ事件に相次いで無罪判決が出されたことを受けて、2019年に抗議デモが広まった後に始まった。同年3月には、10代の実の娘に性的虐待を行ったとして強姦罪に問われた父親の裁判で、裁判所が娘の意思に反した行為だったと認定したにも関わらず、無罪判決が出された。その後、検察が控訴して逆転有罪となり実刑が確定した。

また、酒を飲んで意識を失った女性をレイプした男が、女性が同意したと「誤解」していたと主張し、無罪となる事件もあった。

政府は今国会にも改正法案を提出したい考え。

・性犯罪規定見直す改正案が衆院通過 「性交同意年齢」を13歳から16歳に引き上げ(2023530日)

『ジャニーズ事務所社長が謝罪するも……第三者調査求める声 性加害問題で

2023516日)

・日本で有数の影響力を持つ芸能プロダクション、ジャニーズ事務所の創業者、故ジャニー喜多川氏による所属タレントへの性加害があったとされる問題で、事務所は14日夜、藤島ジュリー景子社長の動画と社長名の書面を公式サイトで公開した。

BBCが3月に放送したドキュメンタリー「Predator: The Secret Scandal of J-Pop」(邦題J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル」)で、BBCは複数の被害者に話を聞いた。この放送を契機に、元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏が被害を公表していた。

最近では、ジャニーズ所属タレントを応援する複数のファンが、第三者による全面的な検証・調査などを求める署名に16125筆を集め、事務所に提出したと発表した。

ジャニーズ事務所は14日の発表で、第三者調査は行わないと表明した。これについてソーシャルメディアや一部の国内報道で、第三者による調査の必要性を指摘する声が相次いでいる。

BBC3月に報道

日本のメディアは長年にわたり、喜多川氏による性加害問題に向き合わず、黙認してきたのではないかと批判されてきた。

喜多川氏は日本の芸能界で最も影響力をもつ1人だった。ジャニーズ事務所は何十年にもわたり日本でほとんど独占的に、男性アイドルグループを作っては人気者に仕立てていった。

他方、喜多川氏が所属タレントの10代少年たちを性的に虐待しているという報道を、週刊文春が1999年に行った。

それを受けて週刊文春連載の翌年、喜多川氏とジャニーズ事務所は文春を名誉毀損(きそん)で訴えた。東京高等裁判所は20037月の判決で最終的に、文春の報道について、「セクハラ行為」に関する記事はその重要な部分において真実であることの証明があったと認めた。ジャニーズ側は上告したものの、最高裁は20042月に上告を棄却。東京高裁判決が確定した。

それでもなお喜多川氏は刑事責任を問われることなく、10代の少年たちのスカウトや育成にかかわりつづけた。2019年に87歳で亡くなると、その葬儀は国家的な行事となった。当時の安倍晋三首相も弔電を送るほどだった。

こうしたなかでBBCのドキュメンタリーは、10代のころにジャニーズ事務所に所属していた複数の男性に取材した。喜多川氏が複数持つマンションは「合宿所」と呼ばれ、そこに10代の少年が複数人寝泊まりする状況だったという説明も聞いた。

取材に応じた男性たちは、かつて自分自身がそこで性被害を受けた経験や、喜多川氏の性的な要求に応じなければスターになれないと思っていたことなどを話した。

日本国内でも放送されたBBCのこの報道を受けて、4月にはオカモト氏が東京の日本外国特派員協会で記者会見し、自分は15歳の時から4年間、喜多川氏による性的被害を受けていたと表明した。オカモト氏は日系ブラジル人4世で、現在はシンガーソングライターとして活動する。

オカモト氏は記者会見で、自分と同じような被害を少なくとも3人の仲間が受けたのを知っているとし、虐待被害を受けた少年は100人ほどに上るとの考えを述べた。

喜多川氏が所属タレントに性的加害を重ねていたという指摘は、1960年代にさかのぼる。

・社長が動画で異例の謝罪

喜多川氏のめいにあたる藤島社長が謝罪する異例の動画と関連の書面を、ジャニーズ事務所は14日夜に自社サイトに掲載した。

1分の動画で藤島社長は、「何よりもまず、被害を訴えられている方々に対して深く、深くおわび申し上げます」と謝罪した。

一問一答形式の書面では、「BBCの番組報道、またカウアン・オカモトさんの告発は事実か?」という問いに、「当然のことながら問題がなかったとは一切思っておりません。加えて会社としても、私個人としても、そのような行為自体は決して許されることではないと考えております」と社長は答えている。

ただし、「目の前に被害にあったと言われる方々がいらっしゃることを、私たちは大変重く、重く受け止めております」とする一方で、「当事者であるジャニー喜多川に確認できない中で、私どもの方から個別の告発内容について『事実』と認める、認めないと一言で言い切ることは容易ではなく」と述べ、個々の被害の内容が本当かどうかを認めることはしなかった。

さらに、「ジャニー喜多川氏の性加害を事務所、またジュリー社長は知らなかったのか?」という質問には、「知らなかったでは決してすまされない話だと思っておりますが、知りませんでした」と答えている。

加えて、「本件でのヒアリングを望まない方々も対象となる可能性が大きいこと、ヒアリングを受ける方それぞれの状況や心理的負荷に対しては、外部の専門家からも十分注意し、慎重を期する必要があると指導を受けたこともあり」として、第三者委員会などによる独立した調査は行わない方針を明らかにした。

事務所からのこうした異例の謝罪について、多くのファンは不十分だと反応している。

所属タレントの複数のファンがつくる「PENLIGHT(ペンライト) ジャニーズ事務所の性加害を明らかにする会」は11日、事務所に対し、第三者機関を設置し、性加害について全面的に調査するよう求める署名を提出した。

藤島氏の謝罪を受けて同会はツイッターで、「今回、現在名乗り出ている被害者の方々に対して謝罪をしたことは、企業としてひとまず誠実な姿勢を示したと受け止めています」とした上で、「私たちが求めているのは、まず実態調査・検証をし、事実を認めた上で、企業として責任を持って性暴力被害者に謝罪をすることです。今回の見解におけるお詫びを出発点として、性暴力が放置されてきた原因を事務所自身の責任で明らかにしていくことを望みます」と書いた。

1999年に週刊文春が喜多川氏の性加害疑惑について報じた時点で、藤島氏がすでにジャニーズ事務所で働いていたことも、多くの人が指摘している。

BBCドキュメンタリーに出演した元ジャニーズJr.の高橋竜氏(31)は、朝日新聞の取材に対し、「知らなかったということはないと思う。うわさもあったし、週刊文春との裁判でも判決が出ていた。取締役という役職にいて、さらにその後、社長を継いだ人が、知らなかったでは通らない」と話している。

・さまざまな反応

ソーシャルメディアでは多くの人が、この問題を取り上げたBBCに感謝する書き込みをしている。日本のメディアは視聴率や売り上げ、広告収入に結び付くジャニーズ事務所の人気タレントを起用し続けたいがために、喜多川氏による性加害問題を黙認してきたと、批判する声も多い。

「日本のメディアが知りながら無視してきたことが問題の本質で、BBCの外圧がなければ、そのまま無視し続けたのだろう」、「事務所とメディアが結託していたということだろう」という投稿もあった。

ユーチューブではBBC日本語チャンネルに、「報道の力ってすごいですね。濁った沼に一石を投じ、巣食っていたおぞましい物が姿を表している。その沼にどれだけの少年達の夢と希望が引きずり込まれたのでしょうか」と書いた人もいる。

日本の芸能界に詳しいジャーナリストの松谷創一郎氏は朝日新聞に対して、「性的なグルーミング(手なずけ)についても、今回のBBCの報道でようやく世間に広まったのではないか」と指摘している。

他方で、「BBCにはジミー・サヴィルの問題があるではないか」という指摘も繰り返されている。BBCの人気司会者だったサヴィル氏による長年にわたる少年や少女への性的虐待は、同氏の死後に表面化した。サヴィル氏が出演していた当時のBBCの対応について、BBCは報道を重ねた上、2012年に独立調査委員会を設置し、同委員会は2016年に報告書を発表した。BBC2016年に、サヴィル氏とその被害者たちについて90分のドキュメンタリーも制作している。』

 

・この記事の内容に影響を受けた方に、BBCはイギリス内での相談先を紹介しています(英語)。

・また、日本の内閣府が、性犯罪・性暴力相談の相談先をこちらで紹介しています。

(英語記事 Johnny Kitagawa: Calls for probe after J-pop agency abuse apology

| | コメント (0)

2023年4月27日 (木)

私の世界・面白い話のネタ―「「滞納者が偽善ぶって」「相当がめつい」 市職員が個人情報あざける・・で、あんたもちゃうの・・!?」

 ネットの朝日新聞デジタルの記事から、「岩手県釜石市の情報漏洩の問題」についての話です。

・情報開示されたやりとりの一部・住民票で調べた市民の家族構成についてのやりとりの一部・釜石市役所の本庁舎(朝日新聞デジタルより)

Photo_20230427090601

 「市の職員が市民全員の個人情報を漏洩させた・・」が問題の本質ではありません。

 何度もいっているように、情報化社会は「便利さ」を提供するとともに必ず「疎ましい問題」をも発生・流布させます。システム化の時に必ず配慮し、回避策を講じなければならないものです。

 それと朝日新聞が、どこかの下品なユウチュウバーと同じに、『「滞納者が偽善ぶって」「相当がめつい」 市職員が個人情報あざける・・』というお題と、「この記事は有料記事です。残り1270文字有料会員になると続きをお読みいただけます。」は嫌な感じに思うのです。

 

『「滞納者が偽善ぶって」「相当がめつい」 市職員が個人情報あざける

2023425 800分 )

 岩手県釜石市の職員が市民全員の個人情報を自宅に持ち帰るなどして漏洩(ろうえい)させていたとして、市の調査委員会は今年3月下旬、内部調査の結果と再発防止策を報告書にまとめ、野田武則市長に提出した。朝日新聞は情報開示請求で、その調査過程の資料を入手した。漏洩に関与した3人のメールのやりとりなどが記載されており、興味本位で個人情報を調べては知人らを揶揄(やゆ)していた様子が浮かび上がった。

 「ちゃっかり減免申請も出してるよ」

 「相当がめついですね。セコイ手使って」

 市職員2人が、知人が保育料の減免申請をしている情報を不正に入手し、こんなやりとりをしていた。

 知人の滞納者情報を盗み見た際も、話題にする。

 「滞納者が偽善ぶってんじゃねぇよって、イラッとした」

 「滞納しているくせに偉そうに」

 こうした業務と無関係な会話が、不正に入手した情報をもとに、市のパソコンを使ってメールやチャットで行われていた。1日に200通以上交わされた日もあったという。

この情報漏洩の問題は昨年5

・この記事は有料記事です。残り1270文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

| | コメント (0)

2022年9月23日 (金)

私の世界・知らない世界―「昨年、世界の富裕層が520万人増加・・と、痩せた馬!?」

 ネットのCNNのニュースから、コロナ禍やウクライナ問題、洪水・旱魃などこのところ世界中が大変な目に遭っているのに、「昨年、世界の富裕層が520万人増加・・」という話、まさにお金持ちはこの不幸な時期に余計“焼け太りする!”ようです。

 それと対照的な記事、AFPの【今日の1枚】「スラム街のやせ馬 ブラジル」があったで思わず載せました。

 「食べるものがない・・!」というのは、本当に“切ない”ことです。

・立ち並ぶ高層マンション=2021年9月30日、米フロリダ州サラソタのサラソタ湾/Zack Wittman/Bloomberg/Getty Images

Yakebutori02

・ブラジル北東部ペルナンブコ州レシフェにあるファベーラ(スラム街)で、ごみをあさる馬(2022910日撮影)。(c)NELSON ALMEIDA / AFP

Yakebutori01

『世界の富裕層、昨年は520万人増加 今世紀最大の伸び

2022.09.22 Thu posted at 15:00 JST

香港(CNN Business) 世界の富裕層の人数が昨年、株価の上昇や住宅価格の高騰に押し上げられて急増した。

金融大手クレディ・スイスが20日に発表した年次報告書によると、昨年は世界で520万人が、新たに資産100万ドル(約1億4400万円)以上の「ミリオネア」になった。米国のミリオネアは250万人増え、ほぼ半数を占めた。

昨年のミリオネアの増加は今世紀最大だったとクレディ・スイスは指摘している。

世界のミリオネアを合わせた総数は、2021年末の時点で6250万人。世界の富の合計は昨年末の時点で463兆6000億ドルとなり、9.8%増加した。

世帯資産の伸びが大きかった国は米国と中国を筆頭に、カナダ、インド、オーストラリアの順だった。

21年は各国で経済生産が大幅に上昇したことに加え、住宅や株式市場の活況も貢献したとクレディ・スイスは分析する。

これにより、世界の経済格差はさらに悪化した。

世界銀行によると、世界の最貧層は2020年、20年以上ぶりに増加に転じていた。

クレディ・スイスによれば、世界の資産に占める上位1%の富裕層のシェアは昨年、2年連続で上昇。21年は世界の富の45.6%を上位1%の富裕層が保有していた。』

『【今日の1枚】スラム街のやせ馬 ブラジル

2022923 12:15 発信地:レシフェ/ブラジル)

923 AFP】ブラジル北東部ペルナンブコ(Pernambuco)州レシフェ(Recife)にあるファベーラ(スラム街)で、ごみをあさる馬。

 ブラジル食料安保調査ネットワーク(Brazilian Network for Research on Food Security)によると、国内で3310万人が飢えに苦しんでいるという。このデータは、大統領選を来月に控えた南米最大の経済大国ブラジルで、激しい論争の的になっている。』(c)AFP

| | コメント (0)

2022年9月 5日 (月)

私の世界・知らない世界―『「もの凄く酷い将来=今までにない世界」が待っている・・!?』

 ネットのBBC(bbc.com/japanese/)のニュースから「ロシアの国営天然ガス会社ガスプロムは2日、ドイツへのガスパイプラインの稼働停止を延長すると発表・・!?」という話ですが、何か?“意地悪合戦”のような感じ・・です。

 ただ、「“我慢の仕合い”は、既得権益十分で富める主要7カ国(G7)が勝つのか・・?」というと、そうでもなく、「これまで苦しい生活を強いられて来た方が我慢強いかも・・?」と思うのです。

 それと、どちらが勝とうが「もの凄く酷い将来=今までにない世界」が待っていることだけは確かなのです。

 一部の金持ち達が火事場泥棒的に大儲け、これまで肥大化したバブル、デリバティブ=博打の精算を狙っています。

・ガスプロムはガスタービンの回線接続部にオイル漏れが見つかったとして、写真を公開した

02_20220905095701

・パイプライン越しに見るガスプロム本社(サンクトペテルブルク)

04_20220905095701

 ・・で、そのガスプロム本社(サンクトペテルブルク)の場所です。

01_20220905095701

『ロシア国営ガスプロム、EUへの送ガス停止延長

202293日)

ロシアの国営天然ガス会社ガスプロムは2日、ドイツへのガスパイプラインの稼働停止を延長すると発表した。「ノルド・ストリーム1」のガスタービンにオイル漏れが見つかったとしている。停止は3日朝までの予定だったが、これで再開時期は未定となった。欧州では冬を控えて、ガス不足への懸念が強まっている。

ガスプロムによると、オイル漏れはガスタービンにかかわる圧縮ユニットの保守点検中、回線接続部で発見した。点検作業は、タービンを維持する独シーメンスの作業員と一緒に実施したという。ガスプロムは、こうしたオイル漏れの補修には特別の技術が必要だが、西側の制裁のため困難になっていると説明した。

これに対してシーメンスは、「こうしたオイル漏れは通常、タービンの動作に影響しない。オイル漏れを止める補修は現場でできる。保守点検作業の通常の範囲内だ」と異なる見解を示している。

ドイツの連邦ネットワーク庁は、ロシア産ガスの供給が途絶えてもドイツは以前より対応できる状態になっているとした上で、市民や企業にガスの使用量を減らすよう呼びかけた。

ガスプロムの発表に先立ち、主要7カ国(G7)は同日、ロシア産石油の取引価格に上限を設ける追加制裁の枠組みを12月に導入することで合意した。G7は、イギリス、アメリカ、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本で構成される。

ロシアのウクライナ侵攻によってエネルギー価格は高騰しており、供給不足から今後もさらに上昇が続くと懸念されている。

欧州諸国は、ロシア産天然ガスの購入がロシアの軍資金となるのを避けるため、ロシア産エネルギーへの依存度を下げようとしているものの、移行が冬に間に合うかどうかが注目される。

対するロシアは自国産エネルギーを使って西側の制裁に報復しているわけではないと主張し、パイプラインの稼働停止は保守点検のためだとしている。しかし、欧州連合(EU)はそれは建前に過ぎないとしている。

ノルド・ストリーム1はロシアのサンクトペテルブルク近くからドイツ北東部まで、1日最大17000万立方メートルを運ぶことができる。ガスプロムが筆頭株主のノルド・ストリーム社が所有・運営している。

平行して走るノルド・ストリーム2の建造を、ドイツはかつて支持していたものの、ロシアのウクライナ侵攻によって建設は中断した。

ガスプロムは今年7月にもノルド・ストリーム1でのガス供給を10日間、停止した。この時も保守点検のためと説明し、10日後に再開したが、供給量はかつての量を大幅に下回った。

03_20220905095701

スイス・ベルン在住のエコノミストでエネルギー市場に詳しいコルネリア・マイヤー氏はBBCに対して、ロシアからのガス供給停止は欧州の雇用や物価に大きな影響をもたらすと話した。

「欧州のガス価格はすでに1年前と比べて約4倍になっている。今回の供給停止は、さらに莫大な影響をもたらす。現在の生活費上昇危機はこれからますます悪化する。ガスそのものだけでなく、ガスは肥料にもなり、様々な製造過程に使われるので、多くの雇用や物価に影響する」』

| | コメント (0)

2020年8月10日 (月)

私の世界・知らない世界―「レバノンの首都ベイルートの港湾地区で、大量の硝酸アンモニウムが大爆発・・の場所!?」

 ネットのAFPの記事から、「レバノンの首都ベイルートの港湾地区で、大量の硝酸アンモニウムが大爆発を引き起こした事故によってできたクレーターの深さが、43メートルに達することが判明・・』という話で、事故が起こったときマップで見に行ったのですが爆発の場所が不明、というか。此処と特定出来なくて掲載を止めました。

 今回は、以下の写真ですぐにわかりました。(写真は1/26枚です)

レバノン・ベイルートの港湾地区で発生した爆発によりできたクレーターの航空写真(202087日撮影)。(c)AFP

04_20200810162901

 ・・でその場所です。

01_20200810162901

 大きな倉庫のような建物が吹っ飛び、深さが、43メートルの穴が空いたのです。

03_20200810162901

 ストリートビューで爆発の前にある高層ビルがわかります。

02_20200810162901

話は別に;最近の日本版AFPは、記事を見ようとすると下のような(黒枠)邪魔が入り、消す“x”がありません。ごちゃごちゃしてると今度は、広告に関するアンケートになります。本当にむかつくのです。

05_20200810162901

困ったことに、最近のネット記事やYOUTUBEの動画は無理やり広告を押し付ける手法をとるものがおおくなりました。

『レバノン首都の大爆発、クレーターの深さは43メートルと判明

202089 17:42 発信地:ベイルート/レバノン)

89 AFP】(更新)レバノンの首都ベイルートの港湾地区で、大量の硝酸アンモニウムが大爆発を引き起こした事故によってできたクレーターの深さが、43メートルに達することが判明した。治安当局者が9日、明らかにした。

 この当局者はAFPに対し、事故現場で調査を実施しているフランスの専門家らによる報告を引用し、4日に発生した「港湾地区での爆発は、深さ43メートルのクレーターを残した」と述べた。

 4日に発生し、市街地の多くを荒廃させた爆発により、150人超が死亡、少なくとも6000人が負傷した。さらに自宅が破壊されたり、損壊したりしたことで30万人超が家を失った。(c)AFP

| | コメント (0)

2020年6月 1日 (月)

私の世界・知らない世界―「トランプ大統領、ホワイトハウス地下にある大統領危機管理センターに退避・・!?」

 ネットのAFPの記事から、「ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は29日夜、ホワイトハウス前で数百人のデモ隊が抗議していた際、大統領警護隊(シークレットサービス、USSS)の判断でホワイトハウス地下にある大統領危機管理センターに退避・・」という話ですが、AFPの写真がその状況を物語っているので22枚の内の9枚を編集加工して紹介します。

 日本は平和ボケ?というか、みんな従順・・と思うとトンデモない恐ろしいことが平気で起こる不思議な国です。昔は三派全学連シンパ=長く浪人をしていて幸いなことに助かった?のですが、先に受かった親友の前田君は中核に入っりデモ中の打撃が原因で蜘蛛膜下出血、二十歳そこそこで死んでしまいました。

  • 米首都ワシントンのホワイトハウス近くで、黒人男性ジョージ・フロイドさんが警官に拘束された際に死亡したことに抗議するデモ隊に向かって前進する警官隊(2020531日撮影)。(c)Samuel Corum / AFP

○・・・警官隊の放った催涙弾の煙を浴び、牛乳で顔を洗うデモ参加者(2020531日撮影)。(c)Samuel Corum / AFP

○・・・たき火の前でこぶしを突き上げるデモ参加者(2020531日撮影)。(c)Samuel Corum / AFP

01_20200601182501

  • 米首都ワシントンのホワイトハウス近くで、黒人男性ジョージ・フロイドさんが警官に拘束された際に死亡したことに抗議するデモ隊と、対峙する警官隊が放った催涙ガスの煙(2020531日撮影)。(c)Samuel Corum / AFP

○・・・デモ隊に向かって前進する警官隊(2020531日撮影)。(c)Samuel Corum / AFP

○・・・警官隊の放った催涙弾を蹴り返すデモ参加者(2020531日撮影)。(c)Samuel Corum / AFP

02_20200601182501

  • 米首都ワシントンのホワイトハウス近くで、黒人男性ジョージ・フロイドさんが警官に拘束された際に死亡したことに火をたいて抗議するデモ参加者ら(2020531日撮影)。(c)Samuel Corum / AFP

○・・・警官隊の放った催涙弾の煙を浴び、顔に水をかけてもらうデモ参加者(2020531日撮影)。(c)Samuel Corum / AFP

○・・・デモ隊が燃やしたたき火の前に立つ警官隊(2020531日撮影)。(c)Samuel Corum / AFP

03_20200601182501

『米首都に夜間外出禁止令、ホワイトハウス近くでデモ隊と警察が衝突

(2020年61 12:58 発信地:ワシントンD.C./米国)

61 AFP】(更新、写真追加)米首都ワシントンのホワイトハウス(White House)近くで531日、警察の過剰な力の行使によって非武装の黒人男性が死亡したことへの抗議デモが再び行われ、夜になってデモ隊の一部と警察が衝突して催涙弾が発射された。これに先立ち、ミュリエル・バウザー(Muriel Bowser)市長が同日午後11時~翌61日午前6時(日本時間61日正午~午後7時)の外出禁止令を発令し、州兵の動員を発表していた。

 ホワイトハウス前には機動隊が列を作り、近くの公園に結集したデモ隊と対峙(たいじ)していたが、現場のAFP記者によると、夜になって警察とデモ隊の間で小競り合いが発生。警察が催涙弾や催涙スプレー、閃光(せんこう)発音筒を用いてデモ隊を解散させようと試みている。デモ隊の中には付近で火をたいたり、建物に落書きをしたりしていた者たちがいた。

ミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis)で黒人男性ジョージ・フロイド(George Floyd)さんが警官に膝で首を押さえつけられて死亡した事件に対する抗議行動は、全米に拡大し、6夜目に突入。各地でデモ隊と警察との小競り合いや、暴徒による店舗の略奪が起きている。ニューヨークやマイアミでも大規模なデモが発生。発端の事件が起きたミネアポリスのほか、ロサンゼルスやヒューストン(Houston)にも夜間外出禁止令が出ている。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)によると、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は29日夜、ホワイトハウス前で数百人のデモ隊が抗議していた際、大統領警護隊(シークレットサービス、USSS)の判断でホワイトハウス地下にある大統領危機管理センターに退避していたという。(c)AFP/Agnes BUN

| | コメント (0)

2019年9月13日 (金)

私の世界・面白い話のネタ―「新型iPhone怖い・・「集合体恐怖症」発症者が続出・・!?」

 ネットのCNNのニュースから、「米アップルが11日に発表した新しいiPhoneをめぐり、3つのレンズが並ぶデザインが「集合体恐怖症」の症状を発症させるという声が相次いでいる・・」という話です。

 元々、多機能で高額なスマホなど、その手のものは持たなくて(持てなくて!?)、もっぱら、ガラ携(本当は通信だけの、シンプルなものがいいのですが!)の私には関係ないことですが、「集合体恐怖症」が面白いので紹介します。

3つのレンズが集まった新型iPhoneのデザインに恐怖を覚える人が続出/Apple

01_20190913085101

 そういえば家内は、鶏の皮のボツボツが嫌いでほとんど食べませんが、軽い「集合体恐怖症」かも知れません。

 女性は顔を毎日チェックして、小さな穴や斑点を気にします。心理的にはその延長に・・恐怖があるのでは? と思います。ニュースやウィキは、「女性特有」と言っていませんが、男性でも顔の美容・皮膚の異常を極端に気にする人はいるようです。

 「集合体恐怖症」とは別に、余り言いたくないのですが最近のスマホなどを人々が重宝する気が知れません。

 その例ですが、この間、若い友人と打ち合わせをしていて、私の「フリーメイソン」という言葉に、彼の胸ポケットに入れたスマホが反応して、「フリーメイソンとは・・」と解説し始めたのには驚きました。

・私:「お前・・、スマホに解説や翻訳させてるの・・!」

・彼:「いいえ、勝手に起動したみたいです・・、バグですよ!」

・私:「それやったら、そいつは勝手に人の話を聞いたり、写したりしとる・・ということやんか! 誰かが自分をプロファイル、監視? されてるってことや・・!」

 私も、「スマホ恐怖症」なのです。

トライポフォビア(trypophobia:集合体恐怖症)

小さな穴や斑点などの集合体に対する恐怖症のことで、ギリシャ語のtrypopunching, drilling or boring holes)+ギリシャ語のphobia(恐怖症)を掛け合わせた造語として、2005年に命名された用語。

日本語では、集合体恐怖症と通称されることもある。尚、症状などは個人差がある。

このページには、集合体の写真は一切掲載されていない。

2013年5月出版の『精神障害の診断と統計マニュアル』第5版(DSM-5)において認知されてはいない。

しかし、実際に数千人規模の人が、蜂の巣や蟻の巣、蓮の実などの小さな穴の集合体に対して、恐怖・嫌悪感を抱くことを訴えているという。この恐怖症に関する研究者としては、Arnold WilkinsGeoff Coleが挙げられる。20199月発表のiPhone11 Pro シリーズで症状を発症した例があると報道された。(=ウィキペディア)

『新型iPhone怖い、「集合体恐怖症」発症者が続出

2019.09.12 Thu posted at 11:30 JST

米アップルが11日に発表した新しいiPhoneをめぐり、3つのレンズが並ぶデザインが「集合体恐怖症」の症状を発症させるという声が相次いでいる。

集合体恐怖症は、ハチの巣やハスの実のような小さな穴や斑点の集まりに対して恐怖を感じる症状。新しいiPhone 11の「Pro」と「Pro Max」は3つのカメラを搭載し、背面にレンズが並ぶデザインになった。ところがそれを見てこの症状を発症したという投稿が、ツイッターなどのSNSで続出した。

「iPhone 11の穴のせいで集合体恐怖症を発症した」

「何年も前から集合体恐怖症がひどい。新しいiPhone 11の写真を見ていると、あらゆるものに火を付けたくなる」

「あの新しいカメラは私の集合体恐怖症を発症させる。冗談ではない」

集合体恐怖症に関する研究は限られている。英エセックス大学のジェフ・コール氏によると、この症状を持つ人が小さな穴の集合体を見ると、さまざまな反応を引き起こすという。

同大の研究チームは集合体恐怖症について、こうした反応を引き起こす刺激体が、危険な有機物と共通する視覚的特徴を持つことに一因があると解説している。

コール氏が英国の成人を対象に実施した調査では、16%がハスの実の画像を見て不快感や嫌悪感を感じることが分かった。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧