入院生活

2023年5月 2日 (火)

私の世界・面白い話のネタ―「ナマケモノの毛皮に抗生物質生産菌が潜んでいる可能性・・耐性菌問題に光か!?」

 ネットのAFPの記事から、「ナマケモノの毛皮に抗生物質生産菌が潜んでいる可能性があると、中米コスタリカの研究チームが発表・・」という話です。

・ナマケモノ。コスタリカの保護区で(2023310日撮影、資料写真)。(c)Ezequiel BECERRA / AFP

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 糖尿病の後遺症で足の潰瘍が完治せず、日々感染症の憎悪を心配しているのです。

 毎日、風呂に入ると足の患部(踵部)を石鹸で洗い、上がると塗り薬(イソジンシュガー=ユーパスタ)を塗ってガーゼ(フリパセル)を紙テープで貼っています。

 足の装具で傷の保護をしていますが、時々(年に数度?)傷が出来て分からなくて炎症が酷くなり、抗生剤のお世話にならないといけない身ですので、耐性菌問題はかなり気になるのです。

 

『ナマケモノの毛皮に抗生物質生産菌か 耐性菌問題に光 コスタリカ

202351 18:30 発信地:カウイータ/コスタリカ)

51 AFP】ナマケモノの毛皮に抗生物質生産菌が潜んでいる可能性があると、中米コスタリカの研究チームが発表した。近年深刻化している抗生物質が効かない「スーパー耐性菌」の問題に光をもたらすかもしれないと、研究者らは期待を寄せている。研究論文が学術誌エンバイロメンタル・マイクロバイオロジー(Environmental Microbiology)に掲載された。

 高温多湿なカリブ海(Caribbean Sea)沿岸のジャングルの樹冠に生息するナマケモノは、のんびりとしたコスタリカのシンボルであり、主要な観光資源でもある。

 ナマケモノの皮膚上では虫や藻類、真菌や細菌など微生物の活動が活発で、その一部には疾病リスクもあるが、だが専門家らは、ナマケモノは驚くほど感染症に耐性があると指摘する。

 コスタリカ大学(University of Costa Rica)のマックス・チャバリア(Max Chavarria)氏のチームは、コスタリカに生息するフタユビナマケモノとミユビナマケモノの複数の個体から毛皮のサンプルを採取。感染制御システムについて調査した結果、「潜在的病原細菌の増殖を制御できる」抗生物質生産菌が存在する可能性が明らかになった。

 この研究を2020年に始めたチャバリア氏は、ナマケモノの毛皮の微生物相の制御に関与している細菌の「候補」としてすでに約20種を特定している。だが同氏は、それらがヒトに有用かどうか結論を出すまでの道のりは長いと述べた。

 世界保健機関(WHO)は、耐性菌感染による世界の年間死者数は2050年に1000万人を超えると推定している。(c)AFP/Alberto PENA

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2022年9月17日 (土)

私の世界・面白い話のネタ―『“手術”を勧められても、受けない方が良い場合がある・・!?』

 ネットの現代ビジネスの記事から、「“外科的手術”を勧められても、受けない方が良い場合がある・・!?」という話です。

 以下の表の膵臓がん(膵頭十二指腸切除術)、食道がん(食道亜全摘術)、前立腺がん(前立腺全摘術)、腰痛(脊柱管狭窄症手術)、未破裂脳動脈瘤(開頭手術)、足壊疽(下肢切断手術)、摂食・嚥下障害(胃瘻造設術)が挙げられています。

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 その人によって体質・体の状況や考え方(=生きるという価値観)が違うので何とも言えないのですが、私の場合を云うと足壊疽での下肢切断手術は拒否しました。それでも、一応10年以上ある程度普通(自転車に乗れるが、歩くのは遅い!)に生きています。

 白内障はかなり悪くなり、ブログが書けなくなるまで待ちました。

 足壊疽で6ヶ月間の入院をしているとき、後半3ヶ月間は療養病棟なので、胃瘻造設術をしたお爺さんを身近に見ざるを得ない状況でした。

 ・・で、「あれだけは止めとこ・・!」という感じです。ベテランの看護師さんに、「あんたも、必要なら胃瘻するか?」と聞くと、「滅相もない!」の答えが返って来ました。

 

『名医たちが実名で明かす「私が患者なら受けたくない手術」

ーメリットよりデメリットのほうが大きいー

2017.09.19

<焦ってやると必ず後悔する>

「私は外科医なので、様々な手術をしてきましたが、今は基本的に人の身体を傷つける手術は、できるだけ避けるべきだと考えています」

こう語るのは、帯津三敬病院名誉院長の帯津良一氏(81歳)。そんな帯津氏が「自分が患者なら受けたくない手術」として挙げたのが食道がんの手術だ。

「私が40代後半の頃、食道がんの手術をした患者さんに『先生だったら、この手術を受けましたか?』と聞かれたことがあります。当時の私は手術こそが最も有効な手段だと思っていたので、自信満々に『もちろん受けますよ』と答えました。しかし、今はそうは思いません。あまりにも身体への負担が大きすぎるため、その後の患者さんの人生、QOL(生活の質)を大きく損なってしまうからです。特に首から上の手術をすると人相までも変わってしまう」

健康増進クリニック院長の水上治氏(69歳)も同じ意見だ。

「食道がんの場合、『食道亜全摘術』(食道とリンパ節を切除し、胃を持ち上げて残っている食道とつなぎ合わせる)という大手術になるため、医者の腕によって大きな差が出ます。中村勘三郎さん('12年、食道がんの手術後死去。享年57)のように、合併症の危険もある。術後死や後遺症を考えると、60歳を超えてからは受けたくない」

最悪の場合、食べられなくなり、寝たきりになることも考えられる。にもかかわらず、腕試し感覚で、食道がんの手術をしたがる医者は少なくない。しかし、医者自身がその手術を受けるかといえば、答えは「NO」だ。

 

食道がん同様に、多くの60歳以上の医師が受けたくないと答えたのが、膵臓がんの「膵頭十二指腸切除術」だった。

大腸がんの権威で、神奈川県立がんセンターの赤池信氏(68歳)ですら膵臓がん手術には否定的だ。

「治癒切除率の低さと術後合併症の頻度、QOLを考慮すると正直、自分なら受けたくない。手術の代わりに重粒子線治療を選択したい。他にも膀胱がんに対する人工膀胱造設術は避けたいですね。理由は自己管理が非常に困難で、常に尿漏れが続くからです」

前立腺がんの手術も「受けない」と答えた医者が多かった。大阪大学人間科学研究科未来共創センター教授で循環器内科医の石蔵文信氏(62歳)が語る。

「前立腺がんや甲状腺がんは進行が遅いので、手術せずとも、そのまま人生を終えられる可能性が高い。実際80歳以上で亡くなった男性を調べてみると、多くの人に前立腺がんが見つかっています。最近はPSAという前立腺がんマーカーの数値がちょっと高いとすぐに『手術しよう』と言われますが、海外の論文では手術のやり過ぎを指摘する声も多い」

 

がんと並んで、医者が受けたくない手術として挙げたのが脳の手術。たとえば、脳ドックで未破裂脳動脈瘤が見つかったと言われたら、不安で手術を受けようと思う人もいるだろう。

だが、はるひ呼吸器病院病理部長の堤寛氏(65歳)は、無理に手術するほうが危険だと主張する。

「脳ドックによって、脳に小さな動脈瘤が見つかるケースがよくあります。

『破裂したら大変ですから、今のうちに取り除きましょう』と言う医者がいますが、私なら放置します。手術による死亡率が5%程度あるのに対し、10年以内に破裂する確率は12%程度と言われています。高齢者は、無理に手術した場合と、そのままにした場合で寿命が変わらない可能性が高い。ちなみに脳ドックは日本でしかやっていません」

脳と同じく、神経に影響を及ぼす可能性があるのが頸椎の手術だ。

「頸椎は神経が集中するものすごくデリケートな部分です。『手が痺れる』といった症状で手術に踏み切る人がいますが、良くなったという声をほとんど聞かない。手術をしても痺れと痛みは残るし、よりひどくなる可能性はいくらでもある。私も自分で歩けるうちは絶対に受けない」(秋津医院院長の秋津壽男氏・63歳)

さらに前出の堤氏は「自分なら大動脈瘤の人工血管置換術は受けたくない」と語る。

「手術の際、血栓が詰まって脳梗塞や心筋梗塞になって死亡する確率が1020%ほどあり、たとえ手術を乗り越えたとしても、体力のない高齢者の場合、寝たきりの状態になる可能性も大きい。実際、私の義父が担当医から胸部の大動脈瘤で手術を勧められたと聞き、私が『もし先生のお父さんが患者だったら手術をしますか』と問うと『しません』と答えました。自分の家族にはやらない手術をなぜ勧めたのか。もっと患者のことを真剣に考えてほしいと憤りを感じましたね」

前出の秋津氏は、扁桃腺の摘出手術、盲腸の手術、胆石の手術、白内障手術は、ギリギリまで逃げ回って受けないという。

「もともと扁桃腺自体は邪魔者ではなく、免疫の要になっている部分なんです。盲腸も同じです。以前はほかの手術のついでに取ったりしたのですが、いまは盲腸があったほうが、腸内環境がよくなると研究結果が出ています。白内障は徐々に悪くなっていく病気なので、本当に生活に支障をきたしてからでも十分に間に合う。胆石も同様。昔は胆石が刺激になって胆嚢がんになるとされていましたが、いまは関係ないことがわかっている。炎症を起こしていない人は、知らん顔して死ぬまで持っておいたほうがいい」

<腰痛で手術してはいけない>

遅らせても大丈夫な手術は、なるべくやらずに様子を見る。特に高齢者で残りの人生を考えた場合、これも立派な治療法の一つだ。

高齢者の多くが悩まされる腰痛。手術をすればすぐに良くなりますよと、甘い言葉を囁く医者もいるが「私は整形外科医ですが、脊柱管狭窄症(腰痛)の手術は受けたくない」と語るのは、望クリニック院長の住田憲是氏(71歳)だ。

MRIやレントゲンの画像だけで診断して、治療費を稼ぐために、手術を勧める医者が多すぎる。そもそも腰痛は神経を含む腰以外の複合的な問題があることも多く、手術することでさらに苦しむ患者さんも少なくありません」

医者の言うことを鵜呑みにして手術を受ければ、幸せになれないばかりか、余命を縮めることになる。常に疑問を持つことが大切なのだ。』

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2022年9月 2日 (金)

私の世界・面白い話のネタ―『「白内障の手術」をしたら・・!?』

 「白内障の手術」を受けて10日目(1泊入院)になりますが、世界観が変わる程ほど良く見え、ビックリしました。

 「超音波乳化吸引術」という手術は30分くらいで終り、幸いなことにうまく行きました。

 糖尿病の合併症で左目は失明している(右目はレザー固定で、一応は見えていた・・)ので、手術を失敗するとアウト!・・で、待機期間がコロナの影響もあって長引き、目の悪い状態を続けるのは正直やばい感じ・・、精神的に“鬱”となり、ビビリました。

・手術中の視野(イメージ、説明図は“oshimaganka.com”より)

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 手術中はこんな感じに見えて(=記憶にあるイメージですので、正確なものではありません)痛くはありません。

 困るのは、先生に「目の焦点を動かさないように!」と言われるのですが、見えているもの(=黒いところ)が動くので反射的にそれを目で追おうとします。・・で、「動かさないで・・!」と叱られます。

 がんばって耐えていると、知らずしらずアゴを上げ、「頭の角度を変えてはいけません・・!」とまた云われます。

 ・・で、アゴを引くと、また、「動かさないで!」・・という感じの連続・・でした。

 「レンズ、上手く収まりましたよ・・!」といわれ、ほっとして終りです。

・話は別に:家内も45年前に手術を両眼受けていますが、聞くと「目の前は真っ暗やった・・そうで、方法が違うかもしれません。

 手術が終わって、良いことも一杯あったですが、自分や家内(=内緒にします)の老いぼれた姿に「愕然・・!」とし、身の回りの汚さに閉口、掃除をしまくることなりました。

 特に、自分の寝具などの“身の回り”が酷かった・・と、ネコの“トイレ回り”です。

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2020年1月15日 (水)

私の世界・面白い話のネタ―「便秘に良い食べ物・・!?」

 ネットの“womanitely.com”(女性向け情報誌?)というサイトから「便秘に良い食べ物8つ」:“8 Foods to Eat to Relieve Constipation"からですが、足の壊疽で入院していたとき便秘になり、非常に困った経験があります。

オートミールにヨーグルト、イチゴやプルーンが最強?

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 糖尿病の制限食は量が少なく、いつも食べている野菜や果物を多く食べられない為だと思うのですが、マグミット(便に水分を多く含ませ軟らかくする)をもらって何とか凌いでいました。

 ・・で、「便秘に良い食べ物8つ」ですが、解説なしに言うと①イチゴ、②ヨーグルト、③プルーン、④オートミール、⑤アマニの種、⑥黒豆、⑦ブロッコリー、⑧アーモンドです。

 便秘に効くは、みんな水溶性の食物繊維が豊富!がキーワード、中でもオートミールや豆類、アボカド(番外?)に多く含まれます。

 上にあげた以外に洋梨、ラズベリー、ほうれん草、りんご、キウイ、いちじく、さつまいも、ポップコーンなどが良いそうで、洋梨は特に好きな果物、割と良く口にする果物が多く、うれしく思います。

 それから最後に、「きな粉」を忘れてはなりません。私的にはヨーグルトにきな粉とバナナ(とアボガドなどの果物)が便秘に良い最適の朝食です。

 

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2019年6月28日 (金)

私の世界・面白い話のネタ―ネコ物語・「“最近のチビ”は足の装具にも慣れ・・のネコ!?」

 今日は何処に行ったのか、チビが居ません。やっと、以前に作ってあげた古箪笥の隠れ家に居る事が分かりました。というのも、最近はその場所を全く利用していなかったからです。

 チビは足の装具を付けていると、歩くとコツコツ音がするのが厭なのか、余り近寄りませんでしたが、装具にも慣れて来たようです。

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話は別に:足を切ったのは右ですが、元々は左足に潰瘍があって、左の方が悪かったのです。右足を治療している間に潰瘍も治って、現在はほとんど傷はなく、五円玉より小さい瘡蓋が少しある程度です。

「いつも装具を付けて歩かないと、また傷が出来るよ!」と整形の奥田先生に言われているのです。

今日、血圧を測っていて思い付いたことですが、装具を付けて血圧を測ると高くなるようで気になります。

何か? 潰瘍で歩けないか、脳性麻痺で歩けないかの選択しかないのでは・・と考えると、血圧がどんどん上がりそうです。

これまで、血圧の薬は飲まなくて良かったんですが・・?

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2019年5月13日 (月)

私の世界・面白い話のネタ―「右目負傷の引退危機乗り越え2階級制覇挑む、久保隼の・・!?」

 少し前の4月ですがネットの日刊スポーツから、「前WBA世界スーパーバンタム級王者で、同フェザー級10位の久保隼(29=真正)が526日に中国・撫州市でWBA世界フェザー級王者徐燦(シュ・チャン、25=中国)に挑戦することが決まった・・」という話です。

 何で久保隼か?というと、彼は京都府出身で京都府初の世界のボクシングで王者なのです。

 そして不思議な縁というか、入院していたとき彼のお父さんが同室(交通事故で腕の骨折)になり、元世界チャンピオンの息子がいるとリハビリ中に話しているのをカーテン越しに聞いてしまったのです。

 そんな有名な人とは、是非ともお話が!・・ということで、ベッドの敷布交換のときに同室の人達が談話室に集ったので、挨拶に行って仲良くなりました。

 久保さんも部屋の入り口にいつもカーテンが閉まった得体の知れない人物について、「あの人は何者?」と他の人に聞こうとしていたのです。

 当時の私は左足の後遺症と右足親指の感染症を抗生剤で沈静化させるため手術待ち、「両免」=両足を付いて歩いくのは禁止・・!でトイレなど必要なときだけ車椅子でベッドから・・という状態、皆に「隠し部屋のエレファント・マン」と呼ばれるほどでした。

WBA世界フェザー級タイトルマッチで2階級制覇に挑む前同スーパーバンタム級王者久保隼。右は真正ジムの山下会長(撮影・加藤裕一)

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久保 隼(199048日~)

日本のプロボクサー。第42OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者。元WBA世界スーパーバンタム級王者。京都府出身。京都府初の世界王者。真正ボクシングジム所属。

・いろペルの自由帳:http://iropel0103.com/

「久保隼の父が怖過ぎ!真正ジムの憧れの先輩は?亀田和毅との試合も」より

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・・・お父さんがシャレにならないほど怖すぎるという噂を耳にしました!

久保隼さんがボクシングを始めて間もない中学生のころ、ボクシング経験者であるお父さんが「スパーリングをやるぞ。」と言い出し・・・

ボッコボコにされてしまったそうです。(怖)

さらに、久保隼さんは大学3年生の頃にボクシングへの情熱が失われてしまったことがあり、部活を辞めて寮から実家へ帰ろうとしたところ・・・

父親が激怒して家には入れず、仕送りもストップされ、食べ物にも困り携帯電話も使用できない状態になってしまったんだとか。(怖)

公園で寝泊まりするしかなかったそうです。

ボコボコにされるわ公園で寝泊まりさせられるわって・・・僕なら号泣しますね。(笑)

ただ、お父さんの本心としては「ボクシングという危険なスポーツをやるのであれば中途半端ではいけない。」という子供を本気で思う気持ちからあえて厳しくし、息子の本気度を見ていたそうです。

結果として久保隼さんが世界王者になることができたのは、お父さんの厳しい愛情があったからかもしれませんね。・・・

『久保隼、右目負傷の引退危機乗り越え2階級制覇挑む

[2019年4191334]

WBA世界スーパーバンタム級王者で、同フェザー級10位の久保隼(29=真正)が526日に中国・撫州市でWBA世界フェザー級王者徐燦(シュ・チャン、25=中国)に挑戦することが決まり、19日、神戸市内で会見した。久保は昨秋に右目を負傷し、38日に手術した。引退危機を乗り越えて、世界2階級制覇に挑む。前WBOフライ級王者木村翔がWBAライトフライ級王者カルロス・カニサレスに挑む試合と合わせ、ダブル世界戦となる。

久保は179月にダニエル・ローマンに9TKO負けを喫し、スーパーバンタムの王座を陥落。減量苦の軽減を狙い、昨年4月に階級をフェザーに上げて再起したが、同10月のスパーリングで右目を負傷した。診断は眼筋を痛めた滑車神経マヒ。「ものが上下に2重に見える状態」。最もショックだったのは、水差しからコップに注ごうとして机にこぼしたこと。「本音を言えば(引退を)考えました」-。

ジムの後輩、元WBO世界ミニマム級王者山中竜也さん(24)が同7月の防衛戦で硬膜下血腫になり、引退していた。最も心の通い合った“戦友”の“悲劇”を目の当たりにしていた。手術直前にはジムの山下正人会長に「目が見えへんようになっても構わないから(世界戦を)やらせてください」と訴えた。ところが、そんな怖さ、不安は手術から一夜明けて一気に晴れた。包帯を取ると「ものがちゃんと1つに見えた。あれはほんまにうれしかった」と安堵(あんど)した。

世界挑戦に山中さんも喜んでくれた。「珍しく“絶対”という言葉を使って“勝ってください”と言われました」。場所は完全アウェーの中国だが「どこでも一緒です」と気にしない。「チャンスをいただいた感謝の気持ち。応援してくださる皆さんのためにも、自分のためにも。竜也の分までと言えば何ですが、頑張ります」。また戦える、世界に挑める喜びを胸に、久保はリングに立つ。

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2019年5月 8日 (水)

私の世界・知らない世界―「細菌感染を短時間で判別・・!?」

 ネットのAFPの記事から、「単一の細菌細胞を捕捉して電子顕微鏡で観察するためにマイクロテクノロジーを利用することにより、細菌の存在や薬物療法に対する感受性をわずか30分ほど判定できる・・!」という話です。

ペトリ皿を持つ研究者(2011523日撮影、資料写真)。(c)CHRISTIAN CHARISIUS / DPA / AFP

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 自分のことですが、今日も退院後の内科検診で血液検査や尿検査を行い、自分にしてはかなり良い結果でしたがCRPだけが基準を少し超えていました。以前、外科医の先生が言った「誤差程度!」程のものなので、「まあ、いいか!?」という感じです。もちろん、入院前の値と比べると比較にならないくらい小さいものです。

 ・・で、こんなとき何が(=病原菌)禍してるか分かるのは、整形の先生の指示でゲンタマイシンばかり使用している身には、非常に好ましいことだと思うのです。

話は別に:こんなメールが来て、入院で休んでいる間に大変なことが起こっている!と勘違い、かなり焦りました。よく考えると、いや、よく考えなくとも私のブログはNIFTYのココログで全く関係ないのです。

何か?入院中にNIFTYのプロバイダー料を振り込めなくて、停止されるかも?とハラハラ(=本当は再請求後に振り込んでもOK)していた後遺症で、ネット接続が不調だと直ぐに、その所為かも?と思い、昨日足がまだOKかどうか分からないのに無理して自転車に乗り振込みに行った矢先なのです。

<こんなメールが来た!?>

【お詫び】Yahoo!ブログ 移行ツール提供延期のお知らせ

本メールはYahoo!ブログでブログを開設されているお客様への重要なご案内です。お心当たりがない方は、お手数ですが破棄をお願いいたします。.

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『細菌感染を短時間で判別、抗生物質の過剰処方防止 新機器開発

201958 12:48 発信地:ワシントンD.C./米国)

58AFP】患者の検査結果が出るよりも前に医師が強力な抗生物質を処方するという時代は、近く終わりを迎えるかもしれない──。それをもたらすのは、検査結果が数日でなく数十分で判明する最新の機器だ。

 この検査機器を開発したのは、米ペンシルベニア州立大学(Pennsylvania State University)の研究チーム。最新機器の詳細を記した論文がこのほど、米科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された。

 ウォン・パクキン(Pak Kin Wong)教授(生体工学・機械工学)が共同開発したこの機器は、単一の細菌細胞を捕捉して電子顕微鏡で観察するためにマイクロテクノロジーを利用する。このアプローチを採用することで、細菌の存在や薬物療法に対する感受性をわずか30分ほど判定できるようになる。結果が出るまでに35日かかる既存の臨床検査とは対照的だ。

 ウォン教授は、AFPの取材に「現状では、細菌が存在しない場合でも抗生物質が処方されてしまっている」と語り、「これは過剰処方であり、今回の研究によって示そうとしたことの一つだ。細菌感染の存在を迅速に判定することは可能だろうか?」と続けた。

 研究論文によると、この機器は細菌の存在を判定できるだけでなく、細胞の形状が球状か、棒状か、らせん状かを判断することで、細菌種の特定に着手することを可能にするという。「この機器は細菌の存在を判定するが、それがどのような種類なのかは判定しない」とウォン教授は述べ、「種類の特定を可能にする補完的な分子的アプローチの開発に現在取り組んでいる」と述べた。

 細菌の存在が確認されると、その細菌株が耐性を示すかどうかを判断するためにサンプルを抗生物質に暴露する。細菌株が耐性を示した場合には、抗生物質による治療介入は効果がないと考えることができる。

 ウォン教授によると、最も一般的な細菌感染症は尿路感染症だという。

「だが、臨床微生物検査室に送られる尿検査サンプルの75%以上は陰性のものだ。細菌が、臨床的に有意義なレベルで速やかに排除または確認されることで、治療は目覚ましく向上するに違いない」

 すでに暫定特許を申請済みである研究チームは、病院内や診察室内で使用できるように機器のサイズを縮小化したい考えだ。市場への投入については、3年後との見通しをウォン教授は示している。(c)AFP

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2019年4月21日 (日)

私の世界・入院生活―やっと退院!

 去年の終わりごろから、靴擦れから右足の親指が感染症になっているのを気付かず、病院に行ったときにはかなり酷く親指を含む足の甲の一部まで切断しなくてはならなくなり入院となりました。

 ・・で、ブログは更新出来なかったのですが、420日に退院しました。

右足が少し短く

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 これは、少し短くなった右足ですが、足の裏の皮膚を上げて被せていて前もツルンとしています。

 ただ、4ヶ月と少し糖尿病制限食を通したので60kgに8キロ近く痩せてとHbA1c6.0CRP0.09となり他の数値も完璧です。

制限食の朝食

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制限食の昼食=ロールキャベツなど

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病室をハトが時々覗きに来る

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2019年1月 1日 (火)

私の世界・面白い話のネタ―「新年、明けましておめでとうございます・・!?」

 今年の年賀状ですが、家族の評判は余り良くありません。

 まあ、形だけのものですから、とりあえず・・です。

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 最初は苦労してイノシシをペイントで作ったのですが、余りにもへたくそでした。でも、ペイントだけでイラストは大変なんです。

 ・・で、家内の陶器のイノシシを使うことにしました。これだと、文句がいえないので・・。

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 体調は今一で、暮れから新年も点滴(感染症の抗生剤)通いです。

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2018年9月 4日 (火)

私の世界・知らない世界―「超強力な多剤耐性菌、世界の病院でまん延・・!?」

 ネットのAFPの記事から、「あらゆる種類の既存の抗生物質に耐性を持ち、「重症」感染症や死を引き起こす恐れのあるスーパーバグ(超微生物)が世界各地の病棟を通じて検出されないまま広がっている・・」という話です。

オーストラリア・メルボルンの研究施設で、多剤耐性菌の表皮ブドウ球菌を調べる研究者(201894日撮影)。(c)William WEST / AFP

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オーストラリア・メルボルンの研究施設で、多剤耐性菌の表皮ブドウ球菌を調べるベン・ホーデン氏(左)と研究者(201894日撮影)。(c)William WEST / AFP

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 私は糖尿病性神経症の後遺症から低温火傷をして酷いことになり、今も踵に穴が開いて、いつ感染症に罹るかも知れない状態です。担当の形成外科の先生は、「こんなに長く(=10年近い)病院通いをしているのだから、耐性菌の1つや2つ居てもおかしくない・・!」なんて、平気で言ってビビらす(怖がらせる・・)のです。

 ・・で、「超強力な多剤耐性菌」などと言われると、体調が悪くなって免疫力が落ちて“OUT!”をかなり心配、というか、覚悟しなければありません。

 ただ、黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌などの常在菌は人の体を普通に住処としているもので、黄色ブドウ球菌は鼻の粘膜に多く居ます。

 みんなで仲良く暮らせばお互いに長生きできるのですが・・? 何か、アメリカや中国、ロシア、北朝鮮、韓国、日本などと、地球全体をうまく棲み分けて・・みたいな感じです。・・少し、話が違うけど!?

『超強力な多剤耐性菌、世界の病院でまん延 豪研究

201894 12:43 発信地:パリ/フランス [ フランス, ヨーロッパ, オーストラリア, アジア・オセアニア ]

94 AFP】あらゆる種類の既存の抗生物質に耐性を持ち、「重症」感染症や死を引き起こす恐れのあるスーパーバグ(超微生物)が世界各地の病棟を通じて検出されないまま広がっていると警告する研究論文が3日、英科学誌ネイチャー・マイクロバイオロジー(Nature Microbiology)に発表された。

 豪メルボルン大学(University of Melbourne)の研究チームは、世界10か国で採取したサンプルから多剤耐性菌の変異株を3種発見した。この中には、現在市販されているどの薬剤を使用しても確実に抑えることが不可能な欧州の変異株が含まれている。

 メルボルン大の公衆衛生研究所微生物診断部門を統括するベン・ホーデン(Ben Howden)氏は、AFPの取材に「オーストラリアで採取したサンプルを手始めに全世界に調査を拡大した結果、この多剤耐性菌が世界中の多くの国々の多くの医療機関に存在することが明らかになった」と語り、「この耐性菌は、すでにまん延しているようだ」と指摘した。

 表皮ブドウ球菌(Staphylococcus epidermidis)として知られるこの細菌は、これより有名で病原性の高いメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の近縁種とされる。

 人の皮膚に常在する表皮ブドウ球菌は、カテーテルや人工関節などの人工物を使用した高齢者や患者に感染症を引き起こすケースが最も多い。

「命に関わる恐れもあるが、それは通常すでに重症となっている入院患者の場合だ。根絶は困難を極める可能性があり、感染症は重症となる恐れがある」と、ホーデン氏は説明した。

 ホーデン氏のチームは、世界各地の78の病院から集めた表皮ブドウ球菌サンプル数百件を調査した。

 その結果、表皮ブドウ球菌の一部の菌株のDNAに生じたわずかな変化が、最も広く用いられている抗生物質のうちの2種への耐性をもたらしていることを発見した。この2種の抗生物質は、院内感染症を治療するために並行して投与されることが多い。

 最も強力な抗生物質の多くは非常に高価で毒性もあるため、耐性を回避するために複数の薬剤を同時に投与する治療行為は有効ではない可能性があると、研究チームは指摘している。

 スーパーバグが急速に広まっている理由としては、患者が最も重症で作用の強い薬が日常的に処方される集中治療室(ICU)で、抗生物質が特に大量に投与されているせいだと考えられると、研究チームは述べている。

 今回の論文は、感染がどのように広がるかや、病院側がどの細菌を標的に選ぶかなどに関する理解を向上させる必要があることを示していると、ホーデン氏は指摘した。

「抗生物質をますます多く投与することが、細菌の薬剤耐性の増大を助長していることを、今回の論文は浮き彫りにしている」と、ホーデン氏は述べた。

「病院内環境に存在するすべての細菌に関して、菌株の耐性強化が人為的に促進されており、抗生物質に対する耐性が全世界の入院治療にとって最大の脅威の一つとなっていることに疑いの余地はない」(c)AFP/Patrick GALEY

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