知らない世界

2019年7月17日 (水)

私の世界・面白い話のネタ―『巨大マンタがダイバーに「助けて」・・!?』

 ネットのAFPの動画記事から、「オーストラリアの西海岸沖で、目の下に釣り針が刺さった巨大なマンタが、近くにいたダイバー2人に助けを求めるようなそぶりを見せ、辛抱強く待って釣り針を抜いてもらう・・」という話です。

 最近、国内・外とも殺伐としたニュースばかりなので、何か?ホッとする話で紹介してみたくなりました。

 AFPの動画ですが、残念なことに「辛抱強く待って釣り針を抜いてもらう・・」というシーンはありません。

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 ・・で、オーストラリアの西海岸、ニンガルー(Ningaloo)の場所ですが、海と海岸以外は何もないところのようです。

 ただし、何もない!ということはもの凄く海が美しくて、綺麗だということです。

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『巨大マンタがダイバーに「助けて」、釣り針を抜いてもらう 豪西海岸

2019716 13:00 発信地:シドニー/オーストラリア)

716 AFP】オーストラリアの西海岸沖で、目の下に釣り針が刺さった巨大なマンタが、近くにいたダイバー2人に助けを求めるようなそぶりを見せ、辛抱強く待って釣り針を抜いてもらうという出来事があった。

 ダイビングをしていた水中写真家のジェイク・ウィルトン(Jake Wilton)さんは、幅3メートルものマンタが近付いて来る様子を映像に捉えた。

 ウィルトンさんは15日、「僕はこの辺りでシュノーケリングをする観光客のガイドとして活動していて、マンタはまるで僕のことを知っていて、信頼して助けを求めているようだった」「マンタはどんどん近付いてきて、体を広げて目の辺りを僕に見せた」と説明した。

 ウィルトンさんが何度もマンタに向かって潜り、数本の釣り針を外すところから、最後の針を抜いてもらったマンタが去って行くところまでが、素晴らしい映像として収められた。

 ウィルトンさんと一緒にダイビングをしていた海洋生物学者のモンティ・ホール(Monty Hall)さんは「マンタはじっとしていた。ジェイクが釣り針を取ろうとしていることを分かっていたはずだ」とコメントした。

 オーストラリア西海岸沖の一部に多いマンタは、水中生物の中でも最も知能の高い生き物の一つとして知られる。体の幅は最大7メートルまで成長するものもあり、寿命は約50年。アカエイのように毒針を持たず、人間には無害とされている。

 映像はTOURISM WESTERN AUSTRALIAが、オーストラリア西部ニンガルー(Ningaloo)沖で2019年撮影・提供。(c)AFP

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2019年7月12日 (金)

私の世界・面白い話のネタ―「世界の普通には行けない、ヤバイ?所」

 マップのストリートビューでロシアの町を見ていて、思いついた事ですが、マップのストリートビューを世界規模で見ると、道路整備など都市化(逆に、自然環境が残存、未開の程度)と治安状況のヤバサを合わせた、「世界の行ける所」⇒「世界の普通には行けないヤバイ所」が大体ですが分かります。

南アメリカとアフリカの行けない所

 アフリカは行けない所が多く、行ける(都市的なところ?)のは南アフリカとボツニア、ガーナ、セネガルとケニア程度です。南アメリカはアマゾンの部分と問題のベネズエラやパラグアイなどです。

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ユーラシア大陸部の行けない所

 ヨーロッパを除くユーラシア大陸の大部分、特にロシア中央から東と中国、中央・西アジアはトルコを例外にほとんどです。

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北アメリカの行けない所

 アラスカとカナダの北極圏に近いところ、グリーンランドなどです。

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東南アジアの行けない所

 ほとんどなくて、オーストラリアの中央部やインドに少しあります。

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 ただ、こうして見ると世界は意外に行けない所が多く、都市化が進んでいない!とも言えるかも知れないので、少しは安心しました・・・?

話は別に:毎朝、起きると元気付けにジェッディン・デデン(CEDDİN DEDEN)とロイヤル・ハイランド連隊のバッグパイプ行進曲を見ます。

 曲が良いのと、トルコの兵隊さんがアッチ向いたり、こっち向いたりするのと、ハイランダーの兵士の歩く様が、何か?いい感じで好きなのです。また、門のトンネルに響くのが効果的で面白いのです。

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イギリスのロイヤル・ハイランダー、ブラックウォッチ(ロイヤル・ハイランド連隊)?のバッグパイプ行進曲

https://www.youtube.com/watch?v=P2gDkcpYnMc

ジェッディン・デデン(CEDDİN DEDEN

https://www.youtube.com/watch?v=ntVtN3g6ERM

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2019年7月11日 (木)

私の世界・面白い話のネタ―「アフリカ外で最古のヒト化石発見 人類移動の歴史塗り替え・・!?」

 ネットのAFPのニュースから、「ギリシャの洞窟で発見された頭蓋骨の化石を分析した結果、アフリカ以外で見つかった中では最古となる21万年前の現生人類(ヒト)の骨であることが分かった・・」という話ですが、ウィキによれば「ホモ・サピエンスは7万前にアフリカから外へ移住し始め(出アフリカ)、そのルートはアフリカ東部の突端であるいわゆるアフリカの角からラビア半島を経由したもの・・」というのが通説、相当違った話になります。

ハプログループAの移動(ウィキの「人の移動の歴史」より少し加工・編集)

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出アフリカと世界への拡散

現生人類の最も古い化石は、エチオピアのオモ遺跡から発見されたおよそ195,000年前のものとされてきたが、2004年にモロッコのJebel Irhoudの地層で発見された、頭蓋骨及びその同年代のもの思われる複数の石器がおよそ30万年前のものであると結論づけられた。アフリカ人の遺伝的多様性に関する広範な研究から、南西アフリカのナミビアとアンゴラの沿岸境界近くが現生人類の移動の起点だとされている。父系最古の遺伝子であるハプログループA (Y染色体)の分布もそれを示唆している。

現在広範に支持されているのはアフリカ単一起源説である。ホモ・サピエンスは7万前にアフリカから外へ移住し始め(出アフリカ)、そのルートはアフリカ東部の突端であるいわゆるアフリカの角からアラビア半島を経由したものだと考えられている。

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アフリカを出た現生人類はアラビア半島沿岸部を伝って現在のイラン付近に至り、そこを起点に、インドから東南アジア、オセアニア方面にむかう「南ルート」、中央アジアを経由してアルタイ山脈、東アジア、北アジア方面に向かう「北ルート」、中東、ヨーロッパに向かう「西ルート」の3方向に分かれた拡散した。人類のY染色体ハプログループ、ミトコンドリアDNAハプログループ、ピロリ菌および形質人類学的特徴もこの流れに対応しており、南ルートをとった集団がオーストラロイド、北ルートがモンゴロイド、西ルートがコーカソイド、非出アフリカがネグロイドということになる。・・・(=ウィキペディア)

  ・・で、ギリシャの洞窟の場所です。

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話は別に:最近、ネットのAFPやCNN、BBCのサイトがどんどん重くなって見づらくなて来ました。(リニューアルされたイングリッシュ・ロシア:“englishrussia.com”も! あまり見ていませんが・・)なるべく軽いサイトということで選んだつもりですが困った現象です。もちろん、私のパソコンの性能の問題もあるのでしょうが、スマホを主な対象としていて記事も動画付き!が多くなっているのです。

動画はものによるのですが、見るのに時間が掛かり嫌いで、これだという報道写真1枚が良いのです。後は場所さえきちんと書いてくれればいろいろ見に行って楽しめます。

それとマップも最近、何か?遅いというか固まることがありムカつきます。

スマホは便利なようですが、好きになれません。携帯で十分!です。

便利な道具やシステムは必ず人に仕返しします。特に電子マネーやポイント、マイナンバーなんて・・!?

『アフリカ外で最古のヒト化石発見 人類移動の歴史塗り替え

2019711 5:02 発信地:パリ/フランス)

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711AFP】ギリシャの洞窟で発見された頭蓋骨の化石を分析した結果、アフリカ以外で見つかった中では最古となる21万年前の現生人類(ヒト)の骨であることが分かったとの研究結果が10日、英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。これまで考えられていた人類の欧州到達時期を15万年以上さかのぼることとなる。

 ヒトのユーラシア大陸進出についての通説を覆すこの驚くべき発見はまた、現生人類ホモ・サピエンスが数万年かけてアフリカ外への移住を何度も試み、時には成功しないこともあったとの説を裏付けるものだ。

 欧州の南東部は長い間、現生人類がアフリカから移動した際の主要経路となったと考えられてきたが、これまでユーラシア大陸で見つかったヒトの最古の痕跡は約5万年前のものだった。ただ、初期人類のネアンデルタール(Neanderthal)人が太古の昔からユーラシア大陸全土に存在していたことを示す発見は複数あった。

 ギリシャの洞窟では1970年代、損傷のひどい頭蓋骨の化石2つが発見され、いずれも当時はネアンデルタール人のものと特定された。国際研究チームは今回、これらの頭蓋骨を最先端のコンピューターモデリングとウラン年代測法を用いて再調査した。

 2つの頭蓋骨うち、発見場所となった洞窟の名前にちなんで「Apidima 2」と名付けられたものは、17万年前のネアンデルタール人のものと特定された。しかし驚くべきことに、もう一つの「Apidima 1」は「Apidima 2」よりも最大で4万年ほど前のホモ・サピエンスと特定されたという。(c)AFP/Patrick GALEY

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2019年7月 8日 (月)

私の世界・知らない世界―「ギョベクリ・テペ(Göbekli Tepe)という紀元前1万年以上前?の遺跡・・!?」

 トルコのシリアに近いチグリス川とユーフラテス川の間の沖積平野であメソポタミアの北東部にギョベクリ・テペ(Göbekli Tepe)という紀元前1万年?の文明の遺跡があることを知りました。

メソポタミアを中心とするアッシリア帝國の勢力範囲(紀元前13世紀、アッシリア帝国がバビロンを占領・・:ウィキより)

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 元前3500年前頃にメソポタミア文明があったので2019年現在から見ると、驚くことにメソポタミア文明までの倍以上も前(昔)ということです。

ギョベクリ・テペの遺跡と「キツネの彫刻の施されたピラー」(ウィキより)

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 発掘が1996年から始まったという事で、つい最近に分かったのはまだ14000年から15000年前のものもあるようなのです。

 ・・で、その場所をマップで紹介です。

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ギョベクリ・テペ(Göbekli Tepe

アナトリア南東部、シャンルウルファ(前ウルファ、エデッサ)の郊外(北東12km)の丘の上に在る新石器時代の遺跡。遺丘の高さは15メートル、直径はおよそ300メートルに及ぶ。地名は「太鼓腹の丘」の意。標高はおよそ760メートル。ドイツの考古学チームにより発掘調査が行われた。発掘は1996年から始まり、チームの指揮を執ったクラウス・シュミットが他界する2014年まで続いた。

ギョベクリ・テペの遺丘に残された構造物は非常に古く、紀元前1万年から紀元前8000年の期間に建てられた。祭祀に用いられたと考えられるこれらの構造物には2段階の発達が見られる。第一段階(先土器新石器A)では巨大な丁字型の石柱がいくつも円を描くように並べられている。物理探査(リモートセンシング)により石柱の総数は200本以上、それらの描き出す円が20確認されている。各石柱は6メートル以上、重さは20トン。それらが基盤岩に穿たれた穴にはめ込まれている。第二段階(先土器新石器B)では石柱は小さくなり、磨かれた石灰の床を持つ長方形の部屋に立てられた。遺丘の隣に位置し発掘調査が待たれている構造物は14000年から15000年前のものであることがトポグラフィック・スキャンによって明らかにされた。これはともすれば更新世を1000年遡行することになる。先土器新石器B期が終わると遺跡は打ち捨てられた。比較的新しい構造物にはギリシャ・ローマ時代のものも見られる。この構造物が何に使われていたのかははっきりしていない。発掘に携わったクラウス・シュミットは初期新石器時代の神殿だと信じていた。

メソポタミア(Mesopotamia

チグリス川とユーフラテス川の間の沖積平野である。現在のイラクの一部にあたる。古代メソポタミア文明は、メソポタミアに生まれた複数の文明を総称する呼び名で、世界最古の文明であるとされてきた。文明初期の中心となったのは民族系統が不明のシュメール人である。・・・

チグリス・ユーフラテス両河は水源地帯の雪解けにより定期的に増水するため、運河を整備することで豊かな農業収穫が得られた。初期の開拓地や文化から始まり、エジプトなどよりも早く農業が行われた地域として知られている。紀元前3500年前ごろにメソポタミア文明がつくられた。(=ウィキペディア)

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私の世界・知らない世界―「常識のパラドックス・・!?」

 最近になって、どんどん確信に近くなってきたと思うことに「常識のパラドックス」があるのです。つまり、普通の常識として当たり前!と思っていたことが実は逆であるということです。

 その例が整数と実数のことで、以前話しましたがこの世界は字のごとく実数の世界がリアル(現実)で、整数は便宜的な数と思っていますが実は逆で、この世界は整数の世界(その意味では仮想現実的?=シミュレーションの世界)で実数は大数を扱うための便宜的な数なのです。

 物事はユニークに起こると思うようですが、パラレルに起こっていることを意識的に選択しているだけ、この世界(=宇宙全体を含む全て)はパラレルワールドです。

 物質が複雑化して精神を生むのではなく、精神(思念、考え、イデア*注)が先に設計図を考えて、物質は後から出来る(生まれる)ものです。

 話は違いますが、母親が赤ちゃんを産むのではなく赤ちゃん(受精卵)が母親を作り、生まれ出て来るのです。

 「私」という意識は、自ら発生したものではなく、いわば外からの声、指令(いわば神の声)として生まれ、自分化(=自分の声、囁きなって行った)して行ったのです。自意識は内発的なものではなく、外発的なのです。

*注)イデア論(theory of Forms, theory of Ideas

プラトンが説いたイデア(idea)に関する学説のこと。 本当にこの世に実在するのはイデアであって、我々が肉体的に感覚している対象や世界とはあくまでイデアの《似像》にすぎない、とする。・・・(=ウィキペディア)

 

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2019年7月 7日 (日)

私の世界・面白い話のネタ―『海上浮揚式原子力発電所「アカデミック・ロモノソフ」は運河で曳航?は無理・・!?』

 私の世界・知らない世界―「ロシアの海上原発、北極圏の港町ペベクへ・・!?」の話で、海上浮揚式原子力発電所「アカデミック・ロモノソフ」がサンクトペテルブルクの造船所で造られ、バルト海や北海、ノルウェー海をムルマンスクまで曳航は大変!・・で、別に運河で可能かどうか?という話ですが、白海・バルト海運河(White Sea-Baltic Sea Canal、略称ベロモルカナル)というものがあります。

白海・バルト海運河の地図、ネヴァ川・スヴィリ川と運河を含む(ウィキより)

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 「アカデミック・ロモノソフ」の全長は144メートル、運河にある閘門の最小寸法は全長135 m、全幅14.3 mということで、無理(全長は舳先を取る等の工夫でなんとかなりそうですが、幅が14.3 mは狭過ぎ・・)です。

白海・バルト海運河の関門の例

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 白海からバルト海まで全ての関門を!と思いましたが運河のルート理解するのが大変難しく、白海からの入口部分だけで止めました。スミマセン!

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白海・バルト海運河(White Sea-Baltic Sea Canal、略称ベロモルカナル)

1933年82日に完成したロシアの運河である。白海とサンクトペテルブルク近くのバルト海を結んでいる。1961年まで、運河の名前はBelomorsko-Baltiyskiy kanal imeni Stalina(英語: Stalin White Sea-Baltic Sea Canal、スターリン 白海・バルト海運河)であった。建設中に10,933 人が亡くなったとされ、推計によってはこれよりかなり多い犠牲者数としているものがある。

運河は部分的にはヴイグ川などのいくつかの運河化された河川を通り、またオネガ湖とヴィゴゼロ湖 (Lake Vygozero) 2つの湖を通る。全長は227 kmである。2008年現在、運河の交通量はかなり少なく、110隻から40隻ほどのボートを通しているだけである。オネガ湖からはスヴィリ川、ラドガ湖、ネヴァ川を経てバルト海のサンクトペテルブルクへ到達する。またラドガ湖からはヴォルガ・バルト水路へもつながっている。

<水路>

運河の全長は227 kmで、そのうち48 kmが人工的に建設された部分である。運河の流れの向きはオネガ湖から白海へ向けて下っている。最大高低差は、白海から分水嶺までの102メートルである。

<運河の経路>

運河はメドヴェジエゴルスク近郊のオネガ湖のポヴェネツ湾に面したポヴェネツ (Povenets) 近くから始まっている。ポヴェネツを出るとすぐに7つの閘門が接近して設置されており、「ポヴェネツ階段」(Stairs of Povenets) を形成している。この閘門群が運河の南側の斜面となっている。運河の頂点にある水路は第7閘門と第8閘門の間にあって全長22 kmである。北側の斜面には12の閘門があり第8閘門から第19閘門と番号が振られている。北側斜面の経路は5つの大きな湖を通っており、第8閘門と第9閘門の間のマトコゼロ湖 (Lake Matkozero)、第9閘門と第10閘門の間のヴィゴゼロ湖、第10閘門と第11閘門の間のパラゴルカ湖 (Lake Palagorka)、第11閘門と第12閘門の間のヴォイツコエ湖 (Lake Voitskoye)、第13閘門と第14閘門の間のマトコズニヤ湖 (Lake Matkozhnya) がある。運河は白海のソロカ湾 (Soroka Bay) にベロモルスクで注ぐ。ポヴォネツ、セゲジャ (Segezha)、ナドヴォイツィ (Nadvoitsy)、ソスノヴェツ (Sosnovets)、ベロモルスクが運河に沿って存在する街である。

<航行条件>

閘門の最小寸法は全長135 m、全幅14.3 mである。また水路は幅36 m、深さ4 mで、曲線半径は500 mである。人工水路の部分では全域で8 km/h4.3 ノット)に制限されている。視界が1 km以下の場合、航行は停止される。

2008年から2010年までの航海シーズンには、閘門の運営は520日から1015日または30日までで、毎年148日から163日ほどの運用となっている。

1,000トン程度の小型船舶しか通過できない、凍結する冬期間は運用はできないという制限はあるものの、北極海側から直接潜水艦などの軍艦を迂回させることができるという、軍事的に重要な位置づけを有している。・・・(ウィキペディア)

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2019年7月 5日 (金)

私の世界・面白い話のネタ―「雌のホッキョクギツネ、ノルウェー・カナダ間を76日で移動・・!?」

 ネットのAFPの記事から、「ノルウェーを出発した1匹のホッキョクギツネが、わずか76日で氷床約3500キロを渡ってカナダに到着・・」というもの凄いなあ!と感心する話ですが、ホッキョクギツネをウィキで調べていてホッキョクグマと仲良し?のような写真があったので記事を紹介したくなりました。

ノルウェー北西沖スバルバル諸島で撮影されたホッキョクギツネ(2009426日撮影、資料写真)。(c)GREGORY TERVEL / AFP

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ホッキョクグマとホッキョクギツネなどの写真と生息域(ウィキより)

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 ノルウェー領スバルバル(Svalbard)諸島のスピッツベルゲン(Spitsbergen)島を出発し、カナダ最北部のエルズミア島(Ellesmere Island)に到着ということでマップで示しますが、普通の地図ではグリーンランドを迂回したように思えますが、北極点中心の地図ではほとんど直線的に向かっています。

 この時期氷床が一部なくて、泳いだのでは?と心配しましたが6月の状況では氷原を渡ることが出来たようです。

(最初の北極中心の地図はJAMSTEC:海洋研究開発機構の 北極環境変動総合研究センター(IACE)の“北極域の地図”、写真右上の北極の氷の状況は、ADSの極域監視モニターから加工・編集したも)

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ADS;北極域データアーカイブシステム(Arctic Data archive System

ADSには、北極域において実施された観測や研究からもたらされた多種多様なデータが収集されています。分野を横断した研究データの流通、そして研究者の連携促進のため、収集されたデータはデータベース化され、Webサービスを通じ広く公開されています。(ADSのHPにある説明)

『雌のホッキョクギツネ、ノルウェー・カナダ間を76日で移動 調査

201974 23:59 発信地:オスロ/ノルウェー)

74AFP】ノルウェーを出発した1匹のホッキョクギツネが、わずか76日で氷床約3500キロを渡ってカナダに到着するという、これまでに例を見ない偉業を成し遂げていたことが、ノルウェー北極研究所(Norwegian Polar Institute)の調査で判明した。

 この大旅行はホッキョクギツネのスタミナを証明するだけでなく、北極で暮らす野生動物が移動するために氷床が果たす重要な役割、そして地球温暖化が生態系のバランスに及ぼす脅威を浮き彫りにした格好となった。

 このホッキョクギツネによる移動の記録調査に関わった研究者の一人は、「氷が少なくなることは、こういった移動をする機会の減少を意味する」と警鐘を鳴らした。

 調査では20177月、ホッキョクギツネに衛星を用いた追跡装置を装着。このキツネは2018326日、北極点(North Pole)から約1000キロ離れたノルウェー領スバルバル(Svalbard)諸島のスピッツベルゲン(Spitsbergen)島を出発した。

 すると、出発からわずか76日後の610日、キツネはカナダ最北部のエルズミア島(Ellesmere Island)に到着し、3506キロの旅を終えた。

 今月3日にAFPの取材に応じた先の研究者は、「この種は過去に観察された時よりも一層忍耐強く、速くなっている」と指摘。研究対象だったキツネは「1歳未満の雌で、それゆえに比較的経験が浅く、文字通り世界を発見しに外へ飛び出し、 初めての挑戦で北極横断の旅を生き抜いた」と語った。

 同研究所は、「ホッキョクギツネが北極の異なる大陸・生態系の間を横断する様子が詳しく観察されたのはこれが初めてであり、ホッキョクギツネがこれほどの短期間で移動した距離は、過去に記録されたものの中では最長クラス」とコメントしている。

 ただ、このキツネがカナダへと旅立つことにした理由は明らかになっていない。(c)AFP

ホッキョクギツネ(Vulpes lagopus

哺乳綱ネコ目イヌ科に分類される北極地域原産の小型のキツネの1種。ツンドラの3つのバイオーム(生物群系)すべてに見られる。・・・

<形態>

体長4668cm、尾長2642cm。寒さに圧倒的に強く、-70℃の世界でも少し寒がる程度である。極寒地で生息できるための仕組みとして、毛が深くて濃い(アカギツネの体毛は5割が下毛なのに対し、ホッキョクギツネは体毛の7割が下毛である。)ことや、足を凍結から守るための対向流熱交換系があること、体脂肪の十分な貯蔵が挙げられる。一般的に丸い体型をしていることや、マズル(鼻口部)や脚が短いこと、耳が小さくて分厚いことからわかるように、表面積と体積の比が低い。寒さに晒される表面積を小さくすることで、体温が逃げるのを防ぐ。

<食性>

主にホッキョクグマの食べ残し、自分でとった魚やレミング(タビネズミ、中でも割合が大きい)、ホッキョクウサギ、ライチョウ、ワモンアザラシの幼獣を食べる。他に爬虫両棲類や卵、アザラシ、セイウチ、クジラ、トナカイなどの死骸を食べることさえあり、概して見つけたものはなんでも食べる。一群れで毎日レミングを数十匹食べることがある。5月〜6月の間は雪の中の洞穴に閉じこめられていて比較的不自由な状態でいるワモンアザラシの幼獣を捕食する。ホッキョクギツネはときに流氷群をたどり、氷原が途切れているとそこを泳いで小さな島に渡る。そしてホッキョクグマののこしたアザラシの残骸や魚を食べている。彼らは嗅覚が鋭く死肉が2.5mの雪の中に埋もれていても見つけ出してしまう。またよくホッキョクグマの後について行動するのが見られる。獲物のおすそ分けに与かろうとしているようだ。・・・(=ウィキペディア)

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2019年7月 4日 (木)

私の世界・知らない世界―「世界長者番付上位10人についてまとめた図と写真・・!?」

 ネットのAFPの記事から、「【図解】世界長者番付」という世界長者番付上位10人についてまとめた図と写真集です。

『【図解】世界長者番付

2019621 20:13 発信地:ニューヨーク/米国)

621 AFP】世界長者番付についてまとめた図。』(c)AFP

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 なお、『私の世界・面白い話のネタ―「世界の富、上位8人の富豪が下位50%の合計分を独占・・!?」』で2017年に紹介した写真(下側)も付けておきますが、フランスのルイ・ヴィトンのベルナール・アルノー氏と同じくフランス女性のフランソワーズ・ベタンクールメイエールさんは入っていませんでした。

(以下のURL)

http://masaki-knz.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-52b0.html

 1~2年しか経たないのに人ってもの凄く変わる者ですね!? 誰とは言いませんが。

 顔写真について最初の思いつきは、彼らが“福耳”かどうか調べたかったのです。何しろ、もの凄く“福耳”なのに酷く貧乏な人が身近にいるもので!? 誰とは言いませんが・・・。

米小売・IT大手アマゾン・コムのジェフ・ベゾス最高経営責任者(201966日撮影)。(c)AFP/Mark RALSTON

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米マイクロソフト共同創業者のビル・ゲイツ氏(201929日撮影)。(c)AFP/SIMON MAINA

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ランスの大手高級グループ、モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)のベルナール・アルノー会長(2019517日撮影)。(c)AFP/Philippe LOPEZ

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米投資・保険大手バークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェット最高経営責任者(201954日撮影)。(c)AFP/Johannes EISELE

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米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(2018524日撮影)。(c)AFP/GERARD JULIEN

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ソフトウエア大手オラクル創業者のラリー・エリソン氏(201449日撮影)。(c)AFP/TORU YAMANAKA

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ファストファッションのブランド「ザラ(ZARA)」などを展開するスペインのアパレル大手インディテックスの創業者アマンシオ・オルテガ氏(2016731日撮影)。(c)AFP/MIGUEL RIOPA

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メキシコの電話会社テルメックスを所有する同国の通信王カルロス・スリム氏(2018416日撮影)。(c)AFP/Pedro PARDO

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仏化粧品大手ロレアルを所有するフランソワーズ・ベタンクールメイエール氏(20111012日撮影)。(c)AFP/FRANCOIS GUILLOT

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金融情報サービス大手ブルームバーグの創業者で、前ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏(2019515日撮影)。(c)AFP/KENA BETANCUR

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2019年7月 2日 (火)

私の世界・知らない世界―「ロシアの海上原発、北極圏の港町ペベクへ・・!?」

 

 ネットのCNNのニュースから、「ロシアが20年近くかけて建造してきた海上浮揚式原子力発電所「アカデミック・ロモノソフ」が今月、極東の最終目的地ペベクへ向けて出航・・」という話ですが、極東と言っても日本の近くではなく北極圏のチュクチ海沿岸です。

ロシアが建造「海の上の原発」、極東へ向け出港

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「アカデミック・ロモノソフ」内部の司令センター/Rosatom

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サンクトペテルブルクに停泊する「アカデミック・ロモノソフ」/Rosatom

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 目的地の北極圏の港町ペベクの場所ですが、電源が確保されるためか新規に団地(=多分「チュクチ自治区の入植地」)も出来ているようです。

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 出港したムルマンスクの場所はノルウェーに近く、コラ半島の北岸、バレンツ海からコラ湾を50kmほど南に入った東沿岸で、「世界最北の不凍港の一つ」だそうです。

 マップをいろいろ見ているとストリートビューで「アカデミック・ロモノソフ」ではありませんが原子力砕氷船「ヴァイガッハ」(“атомный ледокол 'Вайгач' ”)が停泊して艤装しているところがありました。

 街外れなので、浮揚式原子力発電所「アカデミック・ロモノソフ」もこの辺りに停泊かも知れません。なお、マップの航空写真では空母が停泊しています。

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 『サンクトペテルブルクに停泊する「アカデミック・ロモノソフ」』と言う写真がありますが、船体を作ったのはサンクトペテルブルクの造船所?ということになり、バルト海や北海、ノルウェー海を曳航して、大変と思える航海(別に運河で!も余計大変、というか、可能かどうか?)を経ています。

話は別に;サンクトペテルブルクは昔から造船が盛んなようで、バルチック造船所(バルチック艦隊を造船したところ)というのもあり、バルチック造船所やアドミラルティ造船所は今でもあります。

ドイツ軍が撮影:上(右岸)がバルチック造船所、下(左岸)がアドミラルティ造船所(=ウィキより)

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『ロシアの海上原発、北極海へ出発 「海上のチェルノブイリ」と批判も

2019.07.01 Mon posted at 18:00 JST

ロシア・ムルマンスク(CNN) ロシアが20年近くかけて建造してきた海上浮揚式原子力発電所「アカデミック・ロモノソフ」が今月、極東の最終目的地ペベクへ向けて出航する。

ロモノソフは全長144メートル。曳航(えいこう)されてムルマンスクを出港し、北極海航路をたどってモスクワから約6400キロ離れた北極圏の港町ペベクを目指す。海上に停泊してチュクチ自治区の入植地や、炭化水素や宝石を採掘する企業に電力を供給する計画。

ペベクのようなロシア北極圏の町や村には約200万人が居住する。中には飛行機や船でしか近づけない場所もある。しかしこうした地域はロシアのGDPの最大20%を担っており、シベリアの資源埋蔵量が減少する中で、北極圏の豊富な石油やガス採掘を目指すロシアの計画の鍵を握る。

しかし原発を北極海に浮かべる計画は環境保護団体などの批判の的になり、グリーンピースはロモノソフのことを、1986年に壊滅的な事故を起こしたチェルノブイリ原発にちなんで「氷上のチェルノブイリ」「海に浮かぶチェルノブイリ」と形容した。

ロシアの原子力プロジェクトを担う国営企業のロサトムは、そうした批判は筋違いだと反論してきた。ロモノソフの環境保護対策責任者は、チェルノブイリ原発とロモノソフとでは、原子炉が稼働する仕組みが異なると説明。「もちろんチェルノブイリのような事態は決して繰り返してはならない。(ロモノソフは)北極海の海上に停泊して常に冷却される。冷却水が欠如することはない」と強調する。

海上の原子力発電は、米軍も1960年代、パナマ運河に浮かべた船上に小規模な原子力発電施設を装備して、ほぼ10年間運用を続けた。民間では米エネルギー会社のPSE&Gがニュージャージー州沖の海上に発電所を浮かべる計画を打ち出したが、住民らの反対や環境への影響を懸念する声が高まり、1970年代にプロジェクトは中断に追い込まれた。

ロシアでもチェルノブイリ原発の惨事を受けて原子力業界に対する不安が高まり、原発の建設計画が相次いでストップしていた。

チェルノブイリの爆発による直接的な死者は31人前後にとどまる。だが数百万人が危険な濃度の放射線にさらされた。

長期的な被爆による死者の数を巡っては見解に食い違いがある。国連は2005年の時点で、関連のがんによる死者を最大で9000人とする推計を明らかにした。これに対してグリーンピースは、チェルノブイリ事故に関係する健康問題も含めると、死者は最大で20万人に上ると推定している。

以後、ロシアの原発で重大な事故は起きていない。ロサトムでは信頼性と安全性を強調し、原子炉の現代化や高度化を進めてきたと説明する。

しかし2011年に東京電力福島第1原発の事故が発生した。水浸しになった原子炉の写真は今も記憶に焼き付いている。ロシアの海上浮揚式原発については、核燃料の定期的な廃棄や、巨大な波に襲われた場合の対応などを巡って不安が付きまとう。

福島の教訓は学んだとプロジェクト担当者は主張、「たとえ巨大津波に襲われたとしても、係留が外れることはない。もしも陸上に乗り上げた場合でも、バックアップシステムによって24時間電力供給なしで原子炉の冷却を継続できる」と話す。

これに対し、原子力プロジェクトと環境への影響を調べている非政府組織(NGO)ベローナの専門家は、原子炉2基を搭載した施設が、もしも津波によって打ち上げられた場合、24時間で惨事を防ぐことはできないと指摘している。

ペヴェク(Певек)

ロシアの最東端のチュクチ自治管区北部にある港湾都市である。北極海(東シベリア海)に面し、南へ切れ込んだチャウンスカヤ湾の西岸に位置する。ペヴェクは北極圏に入っており、ロシア最北端の街である。1933年に北極海航路の中継港として建設され、1967年に町になった。北極海航路の中では最大の街であるが、ソビエト連邦崩壊後は寄港する船の数も経済も落ち込んでいる。人口は5,206人(2002年国勢調査)。2019年、水上原子力発電所であるアカデミック・ロモノソフが回航され、入植地や企業向けに発電する予定。

ムルマンスク(Мурманск)

ロシア連邦ムルマンスク州の州都。モスクワから北へ約2000km、コラ半島の北岸、バレンツ海からコラ湾を50kmほど南に入った東沿岸にあり、ノルウェーやフィンランドとの国境に近い。北極圏最大の都市で、漁業と海運業を主産業とする連邦最大の港湾都市のひとつでもある。ソビエト連邦政府から「英雄都市」の称号を授与されている。暖流の北大西洋海流の影響で海は1年を通して凍結することがなく、世界最北の不凍港の一つ(緯度はハンメルフェスト等の方が高い)である。そのためソ連時代からの軍港であり、現在も海軍の基地を有している。また緯度の割にはあまり寒くなく、平均気温は最も寒い1月でも氷点下8-13度ほどである。しかし夏は冷涼で、7月の平均気温は摂氏15度にも達しない程度である。ケッペンの気候区分では「Df」(冷帯湿潤気候)に属するが、夏は低温であるため、「ET」(ツンドラ気候)に近い気候であると言える。

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2019年7月 1日 (月)

私の世界・知らない世界―「G20首脳会議に出席した人々のいい顔?・・!?」

 ネットのAFPの記事から、「大阪で行われた20か国・地域(G20)首脳会議(サミット)」の話ですが、この記事を“お気に入り”にいれ昼寝のあと3時前に再度見ようとするとWEBが遮断され見れなくなっています。

 まさかとは思うのですが、「米国のドナルド・トランプ大統領(右から3人目)、安倍晋三首相(右から2人目)、中国の習近平国家主席(右、2019628日撮影)」という写真が全員いい顔(=私的に)で、当局に怒られたのでは?と思ってしまいます。

 再度見るとサイトは表示されますが、「リクエストされたページは技術的な問題のために表示できません・・」となります。

 ・・で、問題の写真と記事ですが、表情がわかるように拡大しています。

大阪で行われた20か国・地域(G20)首脳会議(サミット)に出席した米国のドナルド・トランプ大統領(右から3人目)、安倍晋三首相(右から2人目)、中国の習近平国家主席(右、2019628日撮影)。(c)Brendan Smialowski / AFP

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 30分ごには正常に戻っていて、別にどうということではなく、ネットのトラブルのようです。

 ビックリしたなあーもー(もの凄く古いギャグ)・・という感じです。

G20は必要か? 大阪サミットで無力さ浮き彫りに

2019630 16:16 発信地:大阪 [ 日本)

630 AFP】大阪で行われた20か国・地域(G20)首脳会議(サミット)は、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の独善的なアプローチと、貿易から気候変動までさまざまな問題に対する各国の見解の相違の拡大に圧倒される形になり、今の世界にG20が担うべき役割はあるのかという疑問が専門家の間で浮上している。

 先進7か国(G7)を拡大したG20は以前から、憲章や明確な権限、執行力がない、結論が出ないにもかかわらず多額の費用が掛かるサミットを開催している、開発途上国のほとんどが除外されているといった批判にさらされてきた。

 これまでG20に対する圧力は反グローバリゼーション活動家からのものだったが、2829日の両日行われた今回のサミットはG20の正当性に関わる問題が内部から生じている可能性を浮き彫りにした。

 安倍晋三(Shinzo Abe)首相は、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定(Paris Agreement)」について、全参加国が一致してより踏み込んだ取り組みを表明することを模索していたが、米国が抵抗。議長国の日本は最優先課題を達成できなかった。

 大阪での最大の課題となっていた米中貿易戦争は、サミットに合わせて開かれた米中首脳会談で協議され、G20は無力だった。

 カナダのシンクタンク「国際ガバナンス・イノベーション・センター(Centre for International Governance Innovation)」のトーマス・バーンズ(Thomas Bernes)氏は、「G20は協力のためのフォーラムとして設立されたが、問題は、もはやG20がその目的を果たすことができない状況になったのではないか、ということだろう」と語った。

G20:さまざまな利害の運命共同体

 G20の基本的な目的は世界経済の安定の維持だが、「米国第一」を掲げるトランプ氏の対中貿易戦争によって世界経済は大打撃を受けている。

 昨年アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開かれたG20サミットと同様、大阪サミットも世界の2大経済大国の貿易戦争に乗っ取られたも同然だった。残る18か国は不運な傍観者の立場に追いやられた。

 バーンズ氏は、残念ながらG20には、米国に代わってリーダーシップを発揮できる国が存在しないと指摘。「問題は、リーダーシップがどこにあるのかだ。人々はこれまで、米国のリーダーシップに不満を訴えてきたかもしれない。(しかし)米国は少なくともいくらかのリーダーシップを発揮し、他の国々はそれに反応することができた」「いろいろ考えてみても、他にその役割を果たせる国があるだろうか?」と述べた。

 G20サミットの議長役を務めた安倍首相は気候変動問題に関する議論を進展させようとした。しかし首脳宣言は昨年使われた言葉を繰り返す内容で、大阪サミットはG20の無力さを浮き彫りにしただけのように見える。

 早稲田大学(Waseda University)の国際政治学者、山本武彦(Takehiko Yamamoto)氏は、20か国・地域はいずれも運命共同体だが、その利害はさまざまで、気候変動に関する残念な結果はG20の限界を浮き彫りにしたと述べた。(c)AFP/Dan Martin

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