終焉の始まり

2024年10月17日 (木)

私の世界・知らない世界―『太陽の活動「極大期」にNASAなど発表・・かなりヤバイのでは!?』

 ネットのNHKのニュースから、「NASA=アメリカ航空宇宙局などが太陽の活動が非常に活発になる「極大期」と呼ばれる時期に入っていると発表・・」という話です。

・現在の太陽黒点(=宇宙天気予報より)

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 以前から何度か言っていることですが、かなりヤバイ禍が起こる可能性があります。

 「その影響でGPSや一部の無線通信、それに送電設備などに不具合が出る・・」としていますが、本当に大規模な「太陽フレア」は100年に1度くらいの確率で発生しており、通信手段や電子機器が不具合となり、変電所が火事を起こし大規模な停電が起こり、稼働中の原発も大変なことになります。

 前回の大規模な「太陽フレア」はその様な文明の利器(=電子機器)がなかったのです。

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『太陽の活動「極大期」にNASAなど発表 GPSなどに不具合おそれ

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NASA=アメリカ航空宇宙局などは、太陽の活動が非常に活発になる「極大期」と呼ばれる時期に入っていると発表しました。この状態は今後1年は続く可能性があり、GPSや一部の無線通信などに不具合が出るおそれがあるということです。

太陽はおよそ11年の周期で活動が活発になったり弱まったりすることがわかっていますが、NASAやNOAA=アメリカ海洋大気局は15日、活動が非常に活発になる「極大期」と呼ばれる時期に入っていると発表しました。

極大期には、太陽表面の巨大な爆発現象「太陽フレア」などが発生し、その影響でGPSや一部の無線通信、それに送電設備などに不具合が出るおそれがあるとしています。

また、ふだんは緯度の高い地域で観測されるオーロラが、より緯度の低い地域で見える可能性が高まるということです。

ことし5月には、太陽フレアの影響で、日本を含む世界各地でオーロラが観測されたほか、アメリカでは、GPSを活用したサービスで太陽フレアが原因とみられる不具合が確認されるなど、経済活動にも影響が出ました。

この時、太陽はすでに「極大期」に入っていたとみられ、NASAなどによりますと、今後1年は続く可能性があるということです。

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2024年8月24日 (土)

私の世界・知らない世界―『インド首相のナレンドラ・モディの・・二股膏薬!?』

 ネットの“Mail Online”(dailymail.co.uk)の「それほど温かい歓迎ではない:ウクライナ指導者が「世界で最も血なまぐさい犯罪者(=プーチン)」とハグしたインド首相を非難した数週間後、キエフで石のような顔のゼレンスキー氏がプーチン大統領の友人ナレンドラ・モディ氏とぎこちない抱擁を交わす」:“Not so warm welcome: Stony-faced Zelensky shares awkward embrace with Putin pal Narendra Modi in Kyiv weeks after Ukrainian leader slammed Indian PM for hugging 'world's most bloody criminal'”からです。

 インド首相のナレンドラ・モディの二股膏薬的外交が世界をどのように変えるのか?見ものですが、明らかに違う二人の“抱擁写真”が何か不気味な予感?を示すようで気になります。

注)二股膏薬:(内股(うちまた)にはった膏薬(こうやく)が右の股についたり左の股についたりするように)あちらに従ったりこちらに従ったり、態度が一定しないこと

・インド首相がキエフを訪問した際、固い顔のヴォロディミル・ゼレンスキー氏がプーチン大統領の友人ナレンドラ・モディ氏とぎこちない抱擁を交わした

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・この出会いは、ロシア訪問中にインド首相を「親愛なる友人」と呼んだ「世界で最も残忍な犯罪者」ウラジーミル・プーチン大統領とハグしたとしてモディ首相を非難してからわずか数週間後に起こった

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2024年6月19日 (水)

私の世界・面白い話のネタ―ネコ物語・『日本で劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)、過去最多・・お口直し、田舎のネコ!?』

 ネットのCNNの記事から、「日本で、致死率は最大30%の劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)の報告数が記録的水準に達して、今年1~3月で約77人が感染のために死亡・・」という話で、特にアメリカのCNNが報道していることに問題の大きさを感じます。

『劇症型溶血性レンサ球菌感染症、報告数が過去最多に 日本

2024.06.18 Tue posted at 15:15 JST

・電子顕微鏡写真で捉えたA群溶血性レンサ球菌/BSIP/Universal Images Group/Getty Images

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(CNN) 危険で致死率の高い細菌感染症の報告数が日本で記録的水準に達している。当局の数字から明らかになった。専門家は現時点で増加の理由を特定できていない。

今月2日の時点で、厚生労働省に劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)として記録された報告の数は977人。入手可能な直近のデータによれば、今年1~3月で約77人が感染のために死亡している。STSSの致死率は最大30%。

日本における現行の感染拡大は、1999年の統計開始以来最多となった昨年の報告数941人(速報値)を既に上回る。昨年報告されたSTSSによる死者数は97人と、過去6年で2番目に多かった。

STSSは頻繁に起こる感染症ではないものの、重篤な症状を引き起こすことがある。患者はまず発熱や筋肉痛、嘔吐(おうと)などに見舞われるが、症状が急速に悪化し、生命を脅かす可能性もある。その場合血圧の低下、手足の腫れ、多臓器不全といった症状が表れる。

大半のSTSSはA群溶血性レンサ球菌が原因で、これは主に小児の間に発熱や咽頭(いんとう)炎を引き起こす。珍しいケースでは深部組織・血流を通って全身に広がり重症化。ショック症状などの深刻な疾患につながる恐れもある。

NHKによると、今年日本で症例数が増えた理由は判然としない。東京女子医科大学の菊池賢教授はNHKの取材に答え、激増の一因として、新型コロナウイルス感染拡大を受けて国民の免疫システムが弱体化した可能性に言及。日常的に細菌に接していれば人間の免疫は強化されるが、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)中はその仕組みが働かなかったため、現在より多くの人々が感染しやすい状況になっていると述べた。

話は別に:実はこの間、足の踝の上あたりが点々と赤くなり、「これまさか?あれちゃうの・・!」と、近所の医者に行きアレルギー!みたいなものと、笑われました。

 お口直しに、ロシアの生活情報サイト“yaplakal”(“Яплакал”)から、“Коты деревенской породы:『田舎のネコ』という写真集を選択して、加工・編集しました。

 田舎のネコは本当にのんびりと可愛いのです。

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 最後は、ちょっと詰め込み過ぎ?かも・・。

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2024年5月11日 (土)

私の世界・知らない世界―『宇宙天気予報・・「非常に活発」レベルの太陽活動!?』

 ネットの宇宙天気予報(国立研究開発法人情報通信研究機構)の太陽フレア速報からですが、これまで余り見たことがない「非常に活発」レベルの太陽活動の予報が出ています。

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 通信の不通やGPS誤動作、変電器火災、停電、地震誘発、人々の精神不安など色々な影響・災害の可能性があり、何も無ければ良いのですが!

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2024年5月 4日 (土)

私の世界・知らない世界―『砂地にクジラのような物体・・イランの弾道ミサイル!?』

 ネットのAFPのニュース写真、「【今日の1枚】弾道ミサイルを検分、砂地にクジラのような物体 イスラエル」からです。

 参考に、ネットのNHKにイランのミサイルや無人機を紹介した記事があるので載せておきます。

・イスラエル南部アラド近郊で見つかったイランの弾道ミサイルの残骸(2024424日撮影)。(c)Oren ZIV / AFP

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 残骸は多分、射程1700キロの弾道ミサイル「エマド」の胴体部分と思われますが、弾頭の火薬がさく裂していないようなので、もしかしたら「わざと、積んでいなかった?」のかも知れません。

 「エマド」はウィキによると、「北朝鮮のノドンを原型に改良したシャハブ3の派生機種」だそうです。

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『【今日の1枚】弾道ミサイルを検分、砂地にクジラのような物体 イスラエル

202453 12:15 発信地:アラド/イスラエル)

53 AFP】イスラエル南部アラド(Arad)で、イランの弾道ミサイルの残骸を調べるイスラエル軍の職員。イランは、在シリアのイラン大使館領事部へのイスラエルによる空爆に対する報復として、413日から14日にかけてイスラエルに向けて300機を超える無人機、巡航ミサイル、弾道ミサイルを発射し、前例のない攻撃を実施した。イスラエル軍によると、ミサイルのほとんどは迎撃されたという。(c)AFP

『イラン 革命防衛隊がミサイルや無人機公開 イスラエルをけん制

2024426日 719分:NHK)

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イランの軍事精鋭部隊、革命防衛隊はNHKの取材に対して今月、イスラエルへの大規模な攻撃で使ったとするミサイルや無人機を公開し、軍事力を誇示するとともに、イスラエルが今後、イランへの攻撃を行わないようけん制しました。

イランはシリアにある大使館が攻撃されたことへの報復として今月13日から14日にかけてイスラエルへの大規模攻撃に踏み切り、その後、19日には、イラン中部で爆発があり、イスラエルの対抗措置だったと伝えられています。

イスラエルへの攻撃を行ったイランの革命防衛隊は25日、首都テヘラン郊外にある国産のミサイルや無人機などの兵器の展示施設をNHKに公開しました。

施設のトップで、みずからも長年、ミサイル開発に携わってきたアリ・バラリ准将は、展示されている兵器のうち、射程1700キロの弾道ミサイル「エマド」と、巡航ミサイルの「パベ」、それに、2000キロ以上の飛行が可能だとされる自爆型無人機「シャヘド136」などを今回の攻撃に使ったと説明しました。

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一方、事態のエスカレートを防ぐため最新鋭のミサイルは投入せず、限定的な作戦にとどめたとした上で「攻撃されないための抑止力を持った戦略を立てそれは達成された。仮に全面戦争となれば、イスラエルは想像もできないまったく異なる光景を見ることになるだろう」と述べ、軍事力を誇示しました。

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そのうえで「彼らがもう過ちを犯さず、われわれが一発のミサイルも撃たずに済むことが理想だ」と述べ、イスラエルが今後、イランへの攻撃を行わないようけん制しました。

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2024年4月 9日 (火)

私の世界・知らない世界―『イスラエルは「ハマス排除」にどれだけ近づいているのか・・無慈悲な戦争とその私物化!?』

 ネットのBBCのニュース記事から、「ガザ戦闘から半年、イスラエルは「ハマス排除」にどれだけ近づいているのか・・」という話です。

 最後に、「イスラエルがこの戦闘の目的を達成できているのかはいまだ不透明

・・」としていますが、ガザ地区の死者の累計が3万3千人以上となり、図のような被害地域となってもの事というのは酷過ぎです。

 エタニエフはプーチンやゼレンスキーと同様、戦争を私物化していると思うのです。

『【分析】 ガザ戦闘から半年、イスラエルは「ハマス排除」にどれだけ近づいているのか

202448日:マーリン・トーマス、ジェイク・ホートン、BBCヴェリファイ(検証チーム)】

イスラム組織ハマスの戦闘員が昨年107日にパレスチナ自治区ガザ地区からイスラエル側に侵入し、約1200人を殺害、数百人を人質に取ってから、6カ月が過ぎた。

イスラエルはハマスが同国にとって2度と脅威とならないよう「ハマスを粉砕・破壊」すると誓い、人質全員を連れ戻すと宣言した。

それ以降ガザ地区で続く残酷な戦闘で、同地区の大部分は破壊された。ハマスが運営する同地区の保健省は、少なくとも33000人のパレスチナ人が殺害されたとしている。

イスラエル側は、これまでに数千人のハマス戦闘員を殺害し、ガザの地下に張り巡らされた大規模なトンネル網の大半を破壊したと主張している。この地下トンネルは、ハマスが攻撃の実行に利用してきたものだ。

BBCヴェリファイ(検証チーム)は、イスラエル国防軍(IDF)の公式声明とソーシャルメディアへの投稿をくまなく調べ、イスラエルが表明してきた戦闘目的に関して証拠を調べた。

〇ハマス指導者は何人殺害された?

IDFの司令官たちの話をまとめた複数の報告によると、昨年107日以前には約3万人のハマス戦闘員がガザ地区にいたと考えられていた。

ハマスの最高指導者と広くみられているイスマイル・ハニエ氏など、同組織の政治部門幹部の多くは外国で暮らしている。しかし、軍事部門指導者の多くはガザ地区内にいると考えられている。

IDFは最近の声明で、昨年の開戦以降、約13000人のハマス戦闘員を殺害したと発表した。ただ、その人数をどう算出したのかは明かさなかった。

イスラエルはまた、殺害されたとするハマス指導者一人ひとりの名前も公表している。

昨年10月以降、こうした方法で計113人の名前が挙げられている。その圧倒的多数は開戦後最初の3カ月間に殺害が報告されている。IDFは一方で、今年になってからは、ガザで殺害したとするハマス幹部について3月まで報告してこなかった。

3月26日、IDFはハマスの軍事部門のマルワン・イッサ副司令官を殺害したと発表した。イスラエルの最重要指名手配者の1人とされるイッサ氏は、開戦以降に殺害されたハマス関係者としては最高位の人物だ。アメリカは同氏が殺害されたとの見方を示しているが、ハマス側はこれを認めていない。

IDFは殺害したハマス幹部とする人物の名前を公表しているが、これらの人物がハマスのメンバーであるのかを検証するのは不可能だ。挙げられた名前の中には、ガザ南部でフリージャーナリストとして活動していたムスタファ・スラヤ氏が含まれていた。スラヤ氏は1月、乗っていた車両が攻撃を受けて死亡した。

私たちは、このリストの中に複数の名前が重複して掲載されていることを確認した。そして、殺害したとされる合計人数から重複分を差し引いた。

ガザ以外の場所でも、ハマス指導者が死亡している。1月にはレバノン・ベイルート南部の郊外ダヒエで起きた爆発で、ハマス副政治局長のサレフ・アル・アロウリ氏が死亡した。この攻撃にはイスラエルが関与していると広く考えられている。

一方で、私たちが話を聞いた複数の専門家によると、ガザ地区のハマストップ、ヤヒヤ・シンワル氏など、ガザにいる著名なハマス指導者の多くはまだ生きているとみられるという。

・ガザ地区のハマストップ、ヤヒヤ・シンワル氏

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IDFはハマス指導層の上層部には近づけていない」と、シンクタンク「国際危機グループ(ICG)」のイスラエル・パレスチナ問題担当上級アナリスト、マイラフ・ゾンゼイン氏は指摘する。

「主要な指導者たちに近づくという象徴的なレベルでも、ハマスに代わってガザを支配するというレベルでも、(IDFは目標を)達成できていない」

〇何人の人質がガザに残っている?

イスラエルの公式データによると、昨年107日にハマスの人質にされたのは253人。

このうち109人は、捕虜交換の一環あるいは別の取引によって解放された。

別の3人は、IDFの軍事作戦で直接救出された。

これまでに人質12人の遺体が収容されている。うち3人はIDFが作戦中に殺害したと認めている。

生存が確認されている人質の最年少は18歳、最年長は85歳。

ガザに残る129人の人質のうち少なくとも34人はすでに死亡していると、イスラエルは発表している。

一方でハマスは、IDFの空爆のせいでもっと多くの人質が死亡したとしている。こうした主張が正しいかどうか検証するのは不可能だ。

ハマス奇襲時に連れ去られた最も幼い人質2人は、当時生後9カ月だったクフィルちゃん、4歳だったアリエルちゃん兄弟だった。2人は死亡したと報じられているが、確認はされていない。

・解放された人質と抱き合う家族

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〇ハマスのトンネル網はどの程度破壊された?

イスラエルは「ハマス排除」の一環として、ガザの地下に張り巡らされた広範なトンネルを破壊すると約束した。ハマスは地下トンネルを使って、モノや人を移動させている。

「ガザ地区を、市民が暮らす層と、ハマスがいる層の2層構造だと考えてください。我々は、ハマスが築いた第2の層に到達しようとしている」と、IDFのジョナサン・コンリクス報道官は昨年10月に語った。

ハマスは以前、トンネル網は全長500キロメートルにおよぶとしていた。これを独自に検証する術はない

・ハマスは地下トンネルについて、全長500キロメートルにもおよぶとしている。これが事実かどうか検証するのは不可能だ

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私たちは、破壊したトンネルの数と、トンネル網全体のうちどれくらいの割合を破壊したのかをIDFに尋ねた。IDFからは、「ガザのテロリストのインフラを大量に破壊した」との回答があった。

IDFは時折、ハマスのトンネルを発見したことを示す証拠を提示している。例えば昨年11月には、ガザ市内のアル・シファ病院の地下にあるトンネル網の一部を撮影した動画を公開した。イスラエルは同病院の地下をハマスが司令部として使っていたと主張した。

IDFが発見したトンネル網全体の範囲を特定するため、BBCヴェリファイは昨年107日から今年326日までの間にソーシャルメディア「テレグラム」上でガザのトンネルに言及したIDFのメッセージをすべて調べた。

全メッセージのうち198通は、トンネルの発見に言及するもので、トンネルやトンネル坑道の位置を特定したと書かれていた。別の141通には、トンネルを破壊あるいは解体したとする内容が書かれていた。

メッセージのほとんどは正確な詳細や具体的な場所を含んでおらず、IDFが発見または破壊したトンネル網の範囲について裏付けは取れなかった。

ガザの地下迷宮は、複数のルートや大小さまざまな部屋、トンネルと地上が接する地点など、いくつかの構成要素でできている。

6カ月間にわたる戦闘でガザ地区の大半は廃墟と化した

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私たちが分析したメッセージのうち36通は、合わせて400以上のトンネル坑道に言及していた。しかし、坑道をトンネル全体と同等に見なせば誤解を招きかねないと、「地下戦」専門家の、イスラエルのライヒマン大学のダフネ・リシュモンド=バラク博士は指摘する。

坑道を単純に破壊しただけではトンネル網自体は無傷のままだと、同博士は言う。「今回の戦闘では、トンネルの完全破壊はあまりみられなかったと思う」。

〇イスラエルの報復攻撃、高い代償払う

ハマスを排除するというイスラエルの戦闘目的は、ガザのパレスチナ人に多大な犠牲を強いてきた。ハマス運営のガザ保健省は、イスラエルの攻撃で33000人以上が死亡したとしている。

同省が45日に発表した最新の人口統計によると、死者の70%以上は女性と子供だった。

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IDFはハマスのインフラ破壊を狙っており、ガザ住民の多くは家を追われたり、住む場所を失ったりしている。国連は、170万人以上が国内避難民(IDP)となっているとしている。

住宅地が廃墟と化し、にぎやかだった通りはがれきで覆われた。大学は破壊され、農地が荒らされた。

衛星データ分析では、昨年107日以降、ガザ地区にある建物の56%以上が損壊または破壊されたことが明らかになった。

開戦から6カ月が過ぎた。しかし、イスラエルがこの戦闘の目的を達成できているのかはいまだ不透明だ。

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追加取材:ロブ・イングランド、マリアム・アフメド、ジェイミー・ライアン、エマ・ペンジェリー

(英語記事 Six months on, how close is Israel to eliminating Hamas?

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2024年3月24日 (日)

私の世界・知らない世界―『なぜ「イスラム国」がロシアを攻撃・・!?』

 ネットのBBCニュースから、「ロシア・モスクワ近郊のコンサートホールで銃撃 少なくとも133人死亡・・」という323日の記事の「<解説> なぜ「イスラム国」がロシアを攻撃――ウィル・ヴァーノンBBC記者(ワシントン)」からです。

 元のBBCの記事は以下のURLです。

https://www.bbc.com/japanese/articles/c514d0l3365o

 ・・で、まずその場所をマップで見たものです。

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 “カフカス”と“ホラサン”の図と説明です。

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・コーカサスの国々

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・コーカサス(英語: Caucasus)、またはカフカース(ロシア語: Кавказ ラテン文字転写例: Kavkaz)、グルジア語: კავკასია、アルメニア語: Կովկաս、アゼルバイジャン語: Qafqaz)は、黒海とカスピ海に挟まれたコーカサス山脈と、それを取り囲む低地からなる面積約44km2の地域である。・・(=ウィキペディアより)

・ホラーサーン(ペルシア語: خراسان、英: Khorasan)は、イラン東部の州の名称で、この州は広大であったため、2004929日、北ホラーサーン州、南ホラーサーン州、ラザヴィー・ホラーサーン州の3州に再編された。旧ホラーサーン州の州都は、マシュハド。「太陽の登るところ」を意味する。現在はラザヴィー・ホラーサーン州の州都となっている。

中世では、ホラーサーンとは、中世イラン語で (khor+ ayan)「(イランから見て)陽の登るところ」を意味し、アムダリヤ川以南、ヒンドゥークシュ山脈以北の東イラン、北西アフガニスタン、南トルクメニスタンを含む地域に対する呼び名であった。だいたいにおいて、アトラク川、ムールガーブ川、ハリー・ルード川などの流域の肥沃なオアシス地帯を指した。ニーシャプール、メルブ、ヘラート、バルフの4つに区分され、この4つが主要な都市であった。(=ウィキペディアより)

 

『<解説> なぜ「イスラム国」がロシアを攻撃――ウィル・ヴァーノンBBC記者(ワシントン)

モスクワ近郊の攻撃は自分たちによるものだという「イスラム国(IS)」系組織の主張が、本当だと確認されれば、イスラム主義者によるロシア内外での攻撃がまたひとつ増えたことになる。

2015年11月にはエジプト・シナイ半島上空でロシア旅客機が爆破された。乗客乗員224人のうちほとんどが、ロシア人だった。

犯行声明を出した「IS」はのちに、爆発物の写真を公表した。

2017年にサンクトペテルブクの地下鉄で起きた爆発事件では、15人が死亡した。これもイスラム過激主義と関係するとされた。

ロシア南部の北カフカス地方ではもう何十年も、武装勢力がロシア軍と戦っている。

その多くは10年前に「IS」がシリアで結成されると、一気にシリアへ向かい、一員となった。ロシアの北カフカスで活動する武装勢力の一部は、「IS」に忠誠を誓っていると専門家たちは言う。

ただし、22日夜の攻撃実行を主張するのは「IS-K」。この「K」は、イラン、トルクメニスタン、アフガニスタンの一部地域を含む古い名称「ホラサン」を意味する。

IS-Kはしばしプーチン大統領を非難しており、ロシアを標的にしてきたと、対テロ専門家たちは説明する。

IS-Kは、ロシア軍がチェチェンやシリアでイスラム教徒に対して残虐行為を重ねたと非難するほか、旧ソヴィエト連邦によるアフガニスタン侵攻も非難している。

23日朝の「クロクス・シティー・ホール」の外観

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・襲撃され全焼したコンサートホールの内部の様子

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・コンサートホールに残された銃弾を調べる捜査員

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(英語記事 Moscow attack: Gunmen kill dozens at Crocus City Hall in Moscow

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2024年2月12日 (月)

私の世界・知らない世界―『向こうがラファに来れば私たちはおしまい・・!?』

 ネットのBBCニュースから、「イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は9日、パレスチナ自治区ガザ地区最南部ラファへの攻撃拡大に先駆け、民間人の避難計画を用意するようイスラエル国防軍に指示・・」という話です。

 BBCはガザ地区最南部ラファへの難民キャンプに人々が集積・拡大しているビフォー・アフター画像を載せています。

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 その場所をマップの衛星写真で見ると、ラファの中心部からは海岸寄りに少し離れたところです。

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・イスラエルとエジプトの国境近くに広がる難民キャンプで、たこを揚げるパレスチナ人の少年(8日、ガザ地区最南部ラファ)

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『イスラエル首相、ガザ最南部ラファの住民「避難」計画策定を軍に指示

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イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は9日、パレスチナ自治区ガザ地区最南部ラファへの攻撃拡大に先駆け、民間人の避難計画を用意するようイスラエル国防軍に指示した。

首相府によるとネタニヤフ首相は軍と治安当局の幹部に、「住民避難と(イスラム組織)ハマス大隊の壊滅を、合わせて実施するための計画を、内閣に提出」するよう指示したという。

首相は声明で、「ハマスを排除することなしに戦争目標の達成は不可能で、ラファにハマスの4大隊を残したまま、それは不可能だ。むしろ、ラファでの活動激化に伴い、民間人は戦闘地帯を避難する必要がある」としている。

昨年107日の戦闘開始以降、ガザ地区各地から約150万人が戦いを逃れようとラファへ流入している。

アメリカはイスラエルに対して、ラファ侵攻は「大惨事」になると警告している。欧州連合(EU)と国連も、懸念を示している。

支援団体は、ラファから住民全員を避難させるのは不可能だとしている。

ガザの他地区から戦闘を逃れようとラファへ避難した住民のほとんどは、プラスチックシートなどで作ったテントに寝泊まりしている。

ハマス運営のガザ保健省によると、9日にはイスラエルの空爆で少なくとも15人が死亡した。イスラエルはこれについて、コメントしていない。

・ガザの難民キャンプで、援助団体による食料の配給を待つ子供たち(5日、ラファ)

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アメリカのジョー・バイデン大統領は8日、ラファに直接言及しないながらも、ガザにおけるイスラエルの行動は「やりすぎ」だと述べた。

ホワイトハウスのジョン・カービー戦略広報担当調整官は、イスラエルがラファでもどこでも、軍事作戦を展開する際には、「罪のない民間人の生命保護を、要素として確実に検討するべき、特別な義務がある」と強調。「今あそこで軍事作戦を実施すれば、罪のない民間人にとって大惨事となる。そのようなことを、我々は支持しない」と述べた。

EUのジョセップ・ボレル外交安全保障上級代表はソーシャルメディアで9日、「イスラエルがラファに軍事侵攻を行うという情報は、心配だ。ただでさえひどい人道状況と堪えがたい民間人の犠牲を、さらに悪化させる、壊滅的な影響をもたらす」と書いた。

これに先立ち国連のアントニオ・グテーレス事務総長も、ラファに「人道的な悪夢」が訪れると警告。ステファン・デュジャリック報道官はさらに、「ラファの民間人の運命を、非常に心配している(中略)大勢の人を守る必要があると同時に、強制移住は、大勢の強制移住は見たくない。このことははっきりしていると思う」と述べた。

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のフィリップ・ラザリーニ事務局長はエルサレムで記者団に、「ラファでは不安とパニックの空気が広がっている」と話した。

「ラファの後にどこへ行ったらいいのか、ほとんどの人はまったくわからない状態だ」と事務局長は言い、「この多くの人のさなかで大規模な軍事作戦が展開されれば、ただでさえ続く果てしない悲劇が、さらに増すだけだ」と警告した。

・「向こうがラファに来れば私たちはおしまい」

2児の母、ガルダ・アル・クルドさんは、戦争開始以来、6回も移動を余儀なくされたと話す。イスラエルはラファを攻撃すると思うが、その前に停戦合意が結ばれることを期待するしかないとも言う。

「もし(イスラエルが)ラファにくれば、私たちはおしまいです。死を待っているような状態です。ほかに行く場所がないので」と、アル・クルドさんはBBCに話した。アル・クルドさんは現在、ラファ市内の親類の家にいる。ほかに20人が、一つ屋根の下にいるという。

イスラエルによると、昨年107日のハマスによるイスラエル南部奇襲で、1200人以上が殺害された。

他方、ハマス運営の保健省によると、イスラエルの反撃で27900人以上のパレスチナ人が殺害され、少なくとも67000人が負傷した。

(英語記事 Israel-Gaza war: Netanyahu orders military to plan evacuations from Rafah

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2024年1月23日 (火)

私の世界・知らない世界―『コカイン積んだ半潜水艇・・!?』

 ネットのAFPのニュース記事から、「コカイン積んだ半潜水艇を拿捕・・」という話ですが、「コカイン積んだ半潜水艇」は去年(2023年)の5月に『私の世界・面白い話のネタ―「大麻3トン密輸で拿捕の半潜水艇がグーグル・ビューで見れる・・!?」』で紹介しています。

エクアドル・エスメラルダス近郊で行われた同国警察とコロンビア海軍の共同作戦で拿捕された、コカインを輸送中の半潜水艇。エクアドル軍提供(2024120日撮影、同21日提供)。(c)AFP PHOTO / ECUADOREAN ARMED FORCES

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 コロンビアのバジェデルカウカ(Valle del Cauca)県ブエナベントゥラ(Buenaventura)港と前回のマガラの場所で、いつもこの辺りのようです。

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 前回と今回の半潜水艇を比較するとほとんど同じ、後に船外機が4機?付いていますが前回は3機のようなので、より高速化したようです。

01_20240123080901 コカイン積んだ半潜水艇を拿捕 コロンビア・エクアドル両軍

2024122 15:27 発信地:ボゴタ/コロンビア)

122 AFP】南米コロンビアとエクアドル両軍は週末、コカインを密輸していた半潜水艇2隻を、太平洋の自国領海内でそれぞれ拿捕(だほ)した。

 コロンビア海軍は21日、バジェデルカウカ(Valle del Cauca)県ブエナベントゥラ(Buenaventura)港付近で全長約15メートルの半潜水艇を拿捕。乗組員3人全員を逮捕し、コカイン795キロを押収したと発表した。

 一方、エクアドル軍は20日、コカイン約3トンを積んだ同型の半潜水艇を拿捕し、乗っていたコロンビア3人を逮捕したと明らかにした。

 国連(UN)の昨年の報告書によると、コロンビアの2022年のコカイン生産量は過去最高を更新した。エクアドルはコカインを生産していないが、主にコロンビアから欧米への麻薬密輸ルートの主要経由地の一つとなっている。(c)AFP

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2023年12月29日 (金)

私の世界・知らない世界―『イスラエル軍がガザ地区で大型爆弾多用・・500カ所以上!?』

 ネットのCNNのニュース記事から、「イスラエル軍がガザ地区で大型爆弾を多用・・」という話です。

・イスラエル軍の攻撃で破壊されたガザ北部のジャバリヤ難民キャンプ/Stringer/Anadolu Agency/Getty Images

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 以下は、マップの航空写真で見たジャバリヤ地区の一例ですが、こんな人口密集地域に500カ所以上も2000ポンド(約907キロ)爆弾を落とすのは「狂気の沙汰」としか思えない所業です。

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 イスラエル軍使用の2000ポンド爆弾はアメリカ軍のMK84と思われ、超大型の無誘導爆弾で、ウィキによると湾岸戦争中のイラクやイスラエル空軍の1981年イラク原子炉爆撃などに使用されています。

 もっと威力のある通常(核以外)爆弾には、重量6,803.9kgのBLU-82(デイジーカッター)や約9,800 kgのMOAB(モアブ)があり、イスラエルが使ってしまわないか心配です。

・MK84Mark 84、マーク84

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アメリカ合衆国の無誘導爆弾である。重量2,000ポンド(907.2kg)クラスのこの爆弾は、Mk.80シリーズの兵器の中で最も広く用いられている。

<概要>

ベトナム戦争中に配備されたこの兵器は、Mk.80シリーズで最も多くの高性能爆薬を積んでいることから、一般的に投下されている大型無誘導爆弾の大半は本爆弾である。その後、重量6,803.9kgBLU-82デイジーカッターが配備されると重量では第二となり、さらにBLU-82の後継として現代では重量10,251.2kgGBU-43/B MOABが配備されたため、第三位となった。しかし、これらの爆弾はその巨大さゆえに運用上の制約が大きく、通常の作戦においても広範に用いられる爆弾としては依然としてMk 84が最大級のサイズとなっている。

湾岸戦争中のイラクで飛行したF-117 ナイトホークの搭乗者たちは、本爆弾の相当な破壊力と爆風半径により、この爆弾を「ハンマー」と渾名した。この際には、弾体にGBU-27 ペイブウェイIIIキットが装着され、F-117専用として使われていた。

1981年のイラク原子炉爆撃事件では、イスラエル空軍のF-16戦闘爆撃機が16発のMk.84を投下、うち14発が命中し建設中の原子炉は破壊された。・・・

BLU-82/B(デイジーカッター:Daisy Cutter

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軍事スラングで、地表の構造物を薙払うように吹き飛ばす爆弾、あるいはそのような目的で作られた延長信管を指す。デイジー(Daisy)とはヒナギクの英名のことで、ヒナギクは原産の欧州では芝生の雑草扱いのため、デイジーカッターは「雑草を刈るもの」という意味になる。

代表的なものとして、アメリカ空軍が開発した総重量約6,800 kgの巨大爆弾、制式名称BLU-82/B がある。・・・

・MOAB(モアブ、英: Massive Ordnance Air Blast、大規模爆風爆弾兵器)

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制式名称 GBU-43/B は、アメリカ空軍が開発した爆弾である。20171月現在、通常兵器としては史上最大の破壊力を持つとされる爆弾である。・・・

長さ約9.1 m、重さ約9,800 kgの航空機搭載爆弾で、8,482 kgの炸薬が収められているという。・・・(=ウィキペディアより)

『イスラエル軍、ガザで大型爆弾を多用 ベトナム戦争以来の規模とも

2023.12.28 Thu posted at 20:00 JST

(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区で軍事衝突が始まった今年10月7日以降の最初の1カ月間でイスラエル軍が数百発の大型爆弾を使い、多くは1000フィート(約305メートル)以上離れた住民らも死傷させる破壊力を持っていたことが28日までにわかった。

CNNとAI(人工知能)企業「シンセティック」による衛星画像などの分析で判明した。これら爆撃によって地面に刻まれた穴の直径は12メートル超で、500カ所以上にできていた。

この直径は、2000ポンド(約907キロ)爆弾が着弾した際に生じる規模と一致している。同爆弾は、米軍がイラク・モスルで以前に実行した過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の掃討作戦で用いたものより4倍の重さともなっている。

ISIS壊滅の作戦で米軍が2000ポンド爆弾を使ったのは1度だけともされている。同組織が「国家」樹立を宣言し、「首都」としたシリア北部ラッカに投下していた。

兵器などの専門家は、ガザでの死者数の急増は2000ポンド爆弾のような大型爆弾の広範な利用が原因と非難。ガザは地球上で人口密度が最も高い地域の一つとなっており、大型爆弾の使用は重大な人的損失などを招くと説明した。

・瓦礫と化したジャバリヤ難民キャンプで頭を抱えて座り込む男性/Ali Jadallah/Anadolu/Getty Images

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米首都ワシントンに拠点を置く非営利団体「CIVIC」のメンバーは、ガザのような人口密集地域へ2000ポンド爆弾を落とせば、その後の地域社会の再建に数十年間要することを意味するとも主張した。同団体は、紛争が民間人に及ぼす被害を最小限にする対策などに取り組んでいる。

米国防総省の元諜報(ちょうほう)アナリストは、イスラエル軍が軍事衝突の最初の1カ月間にガザで実行した爆撃の頻度は「ベトナム戦争以来の規模だった」と分析。イラクにおける戦争と過激派掃討作戦でも今回ほどの密度に達していなかったと述べた。

軍事衝突がもたらしたガザの街並みなどが荒廃する大規模被害を受け、イスラエルはその責任を問われる国際的な圧力にさらされてもいる。強固な同盟国である米国のバイデン大統領さえ、ガザに対する「無差別爆撃」でイスラエルに非難を浴びせた。

一方で、イスラエル政府当局者は、大型爆弾の投入はガザを実効支配するイスラム組織「ハマス」を壊滅させるために必要と主張した。イスラエルは民間人の死傷者を最小限にするためあらゆる可能な措置を講じているとも反論した。

ガザでの交戦激化は、ハマスが今年10月7日にイスラエルへ大規模な奇襲を仕掛けたことがきっかけだった。

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